【経歴】
Iさん
新卒で開発ベンダーに入社。プログラマーから始めてS Eも含め14年間その会社で勤め上げる。金融系、製造系、業務系と多様なプロジェクトに参画。36歳の時に、もっと面白みのある仕事をしたいという想いでまだ開発チームが十分組織されていない頃のピットデザインに転職。前職での上流工程での経験から最初から開発チームの部長としてプロジェクトマネジメント及びプレイヤーとして活動。現在も開発部の部長として、精算機チーム・アプリチーム・Webチームの3チームを統括している。
転職のきっかけ:もっと正当に評価され、チャレンジできる環境を求めて。
正直にいうと私は新卒で入社した会社に14年間勤めていたのですが、なかなか最後まで芽が出ず、出世もしていませんでした。
しかし、最後の最後に関わったプロジェクトは、上流工程も含めたE R Pシステムの開発でして、かなり高度な案件だったのですが、うまく対応することができました。
ただあまり評価もされなかったこともあって、年齢的にも36歳だったので、もっと面白みがあり、自分のスキルが活かせるところに行こうと転職を考えました。
転職の際は、給与のアップ・自社サービス・自分の上流工程及びRuby on Railsのスキルが活かせるところを条件に探していました。
8社の中からピットデザインに決めた理由
転職では条件に合う8社の面接を受けさせていただきました。面接する中で先に2社内定をもらったのですが、その時点でピットデザインに入社しようと決めました。
理由は面接したときの熱意がピットデザインだけ圧倒的に違ったからです。
自社プロダクトのスマートパークに対する情熱がとてもあり、また2次面接で経営陣と話した時も感じがよく、かなりの情熱を感じたので、これは面白そうと感じたのを覚えています。
雇用契約書に部長の文字
「情熱」が理由で入社を決意したものの、実際は入社後のイメージは漠然としていました。
自社サービは開発チームがあって開発していくんだろうなと、そのくらいのイメージです。
ただ実際当時のピットデザインは前任者とアシスタント的なメンバーが1人で開発チームというには物足りないものでした。
そんな中、入社承諾して届いてきた雇用契約書を見るとそこには「部長」と書いてありました。結構驚きですよね。
ただ普通だったらここで動揺したりするのかもしれませんが、私は自然と「なんとかなるだろう、やるしかない」と気合が入りました。
ピットデザインのマネジメント層に求められたこと
前職でマネジメント経験はあったものの、しっかり役職について責任を持つことは初めてだったので、苦労したことは多かったです。
最初はとにかく会社の空気を読むことに徹しました。どういう会社で自分にはどういうことが求められているのか、そういうのをすごく意識していました。
ピットデザインのP Mは経営層と距離が近いという特徴があります。
常に経営層と議論しながら進めいていく環境で自分に求められているのは、経営層が適切な判断を下せるように適切な判断材料を用意することでした。
ですので、資料の作り方や報告の仕方ひとつとっても、必要な情報を適切な粒度で提供することが求められ、技術の話も、「どうせわからないから良いや」ではなく、相手が理解しやすいように伝えるように努力しました。
当時はスマートパークのリリース前で、課題が山積みで、かなり忙しかったのですが、自分で引き継いだからには自分のプロダクトなので早急になんとかしないといけないという一心で取り組みました。
ピットデザインのP Mに求められること
現在、WantedlyでP Mの募集を出していますが、ピットデザインのP Mに求められるのは、経験ではなく、ゼロベースから問題を捉えて解決していく力です。
「今まではこうやってきたから」というのは一切通用せず、しっかり経営層と対話しながら求められるものを出すという柔軟な対応力が必要です。
逆を言えば、P Mの経験がなくても、そう言った柔軟な方であれば積極的に採用します。
ピットデザインで働く魅力とは?
魅力としては、まずは自分たちのプロダクトですので愛着が持てるという点です。
決して華やかなプロダクトではないものの、需要は確かにあり、社会の課題を解決するサービスで、継続して堅調な伸びを見せています。
私以外のメンバーもみんなサービスに対する愛着があると感じています。
あとは技術者を尊重する文化です。
エンジニアの意見の通りやすい会社であることは間違い無いと思います。
トップダウンでのみ意思決定がなされるのではなく、現場からの意見が通り、さらに空気感としても積極的に意見を出すような風土が根付いています。
実際に自分の意見が通り、その元に開発が行われエンドユーザーの反響が得られるのって楽しいですよね。
こういう人に来て欲しい
ピットデザインは知恵と工夫が求められる場所です。
仕様を考えるとか、予定通りにプロジェクトを進めるなどの業務そのものを考えるというよりも一歩踏み込んで頭を使うことが求められます。
少し古いキーワードになってきますが、「問題解決型の仕事」がピットデザインでは大切です。
大きな裁量を持ち問題解決していくことが好きな方は非常にやりがいのある環境なのではないかと思います。