善光会では、毎年、過疎化や高齢化の進む地域でのボランティアを実施しております。
高齢化率が60%を超え日本一とされる群馬県甘楽群南牧村をはじめ、毎年複数の地域で2~3日間のボランティア活動をしております。
現在、日本はいろいろな社会問題を抱えています。日本の総人口に占める65歳以上の割合が20%に達し、超高齢社会に突入しているという問題があります。また地方では若者が都市部に流出することによる過疎化が広がっています。
以下は、昨年度に行った栃木県芳賀郡茂木町でのボランティア研修での様子です。
栃木県芳賀郡茂木町の社会福祉協議会の皆様と、ボランティアの内容について事前打ち合わせをしている様子です。地域全体や個々のご家庭のニーズについて、ご教示をいただいております。
ご家庭の草刈りの様子です。ご高齢により身体が自由に動かなくなってしまい庭の手入れに困っている方も多くいらっしゃいます。
こちらは室内の清掃のお手伝いの様子です。手が届きにくい高いところにあるキッチンの換気扇を清掃させていただいております。
一日が終わった後は、BBQの楽しいひと時。施設間を超えたメンバー同士で交流を深めます。
ボランティア研修の最終日は、活動を通して学んだ経験や、この経験を日常の職務に活かして行く方法についてディスカッションを行い、グループごとに発表を行います。
もし仮に、私たちが行っているボランティアに賛同していただき、約2万ある多くの社会福祉法人に普及した場合、それはとても大きな力になるはずです。
私たち善光会では日本の社会問題や福祉のあり方について考え、自らが先導者となり諸問題の解決につなげていきたいと考えております。