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ヒトの気分を温める
七福タオルの創業は1959年。今治市の中でも有数のタオル職人だった創業者河北明により設立されました。以来60年以上、今治タオルの中でも特に手間ひまのかかる、細部までこだわった商品を小ロットでも作り、届けているのが特色です。 七福タオルのミッションは、「ヒトの気分を温める」。 「生活の中でタオルが使われる一瞬の時間を」、「プレゼントとしてタオルを選ぶときの相手を想う気持ちを」、「仕事でのコミュニケーションを通して相手の気分を」、1℃でも温められるよう日々タオルをつくり、ヒトに届けています。
価値観
七福タオルのお客さまの多くは、他のお客さまからの紹介などのヒトとヒトとのつながりで関係がはじまっています。これは「つながり」を大切にするカルチャーが根付いていることでなし得たことだと考えています。
また、行動指針の一つに「Moodmake:雰囲気をよくする」をあげています。関わるひとみんなが気持ちよく、そして楽しくいられるために、仕事の効率のみじゃなく関係性やムードを大切にするカルチャーがあります。
タオルづくりには多くの工程があります。企画〜デザイン〜糸の仕入れ〜糸染め〜整経〜製織〜縫製〜梱包〜発送。さらに場合によっては刺繍などの加工も入ります。これらを円滑に行うためには、部門同士の連携が必須です。
たくさんの商品を同時に製作する中で時には納期に追われることもありますが、各部門がお互いにフォローし合い、踏ん張りどころでパワーを発揮することでチームで乗り切っています。
タオルメーカーの本業はタオルをつくること。しかしながら、ただ「いいタオル」を作るだけでは、ミッションである「ヒトの気分を温める」を達成することはできません。元々顧客体験の専門家であった取締役のもと、「興味を持つ」「知る」「選ぶ」「贈る」「受け取る」「棚に置く」「使う」「洗う」など、人とタオルが交わる瞬間を「体験」としてデザインをしていくことを考えています。それにより、タオルという既存の枠組みを超えた創造的で革新的な提案ができるようになると信じています。
数あるタオルメーカーの中での七福タオルの特徴は、手間ひまのかかる、細部までこだわり抜いたタオルを積極的に製造するところです。規模の経済の論理が働く業界なので、これは生産性の観点では弱みにもなりえます。しかしながらその分制作するひとつひとつの商品に対する愛着は、社員にとっても、お客様にとっても大きなものになっていると実感しています。
行動指針のひとつに、「Baton:未来の仲間に繋ぐ」があります。兄貴肌の工場長の口癖は「若いもんのために〜」です笑 工場長は今治のタオル職人同士のつながりが強いので、若手はタオル職人の勉強会などに参加しやすい環境です。
逆に、東京拠点は現在ゼロからの立ち上げのフェーズです。会社としてもチャレンジであるこの取り組みにジョインするメンバーには、主体的にチームのことを考え、行動することが求められます。「仕事をこなす」のみならず「仕事をつくる」業務も行っていただく中で、サバイバルな成長ができる環境です。
創業65年目の七福タオルですが、まだまだ発展途上の中小企業なので、職種を超えて支え合いながら仕事をしています。「Teamwork: 自分の責任 + α」を行動指針のひとつにあり、積極性と主体性があれば提案が通りやすい環境です。
例えば、異なる職種の若手社員数名により実行委員会が結成され、年に一度来場者1000人ほどの自社イベントを実施していたり。若手デザイナーの提案で遠方での展示会への出展をしたこともあります。