なにをやっているのか
シードラウンドで約3.1億円の資金調達が完了した際のプレスリリースOGP画像。ただでさえ意味不明といわれる事業内容に加えて、この写真。業界内外の多くの方が首を傾げたはずだ。
shiftbaseのアドバイザー3名。写真左から、アーティストのスプツニ子！、ソフトウェアウォレット「MetaMask」創業者のkumavis、五常・アンド・カンパニー株式会社創業者の慎泰俊氏。3名のアドバイザーには、足を向けて眠れないほどお世話になっている。多謝だ。
＜会社概要＞
shiftbase, inc. は、web3 領域に特化した技術主導型のビジネス開発チームです。現在は創業メンバー4名と業務委託15名で構成されています。アドバイザーには、アーティストのスプツニ子！、ソフトウェアウェレット「MetaMask」創業者のkumavis、五常・アンド・カンパニー株式会社創業者の慎泰俊氏が参画しています。
＜事業ハイライト＞
2022年
2月 2日 株式会社shiftbase創業
2月21日 株式会社shiftbase創業のお知らせ（伊藤穰一氏主催「Henkaku」の開発リード発表）
3月28日 「UNCHAIN」正式リリース
4月25日 スプツニ子！、kumavis、慎泰俊氏アドバイザー就任を発表
5月30日 Fracton Venturesとの事業提携を発表
7月 1日 Polygon Tokyo HackerHouseオフィシャルパートナー就任
7月19日 シードラウンドで約3.1億円調達
8月25日 HashHubと事業提携を発表
9月 5日 UNCHAIN、幻冬舎「あたらしい経済」のweb3プロダクトリリース
＜事業概要＞
shiftbaseの主な事業は、web3コミュニティ開発です。
🤔 web3コミュニティ開発とは
web3関連技術を活用したコミュニティ開発になります。現在、shiftbaseは、「UNCHAIN（アンチェーン）」というweb3のエンジニアコミュニティを運営しています。
🤔 UNCHAIN（https://app.shiftbase.xyz/）とは
shiftbaseが運営するweb3エンジニアコミュニティです。コミュニティへの参加は完全審査制で、2022年9月時点で1,300名以上のエンジニアがエントリーしています。Ethereum、Polygon、Solana、NEARなどのパブリックチェーン上で実践的なdApp開発を学習できるコンテンツを提供している他、web3の技術を習得したエンジニアが、企業、アーティストなどのクライアントと共同でプロダクト開発できる機会を提供しています。
もっとUNCHAINのことを知りたい！という方は以下をご覧ください。
https://www.notion.so/unchain-shiftbase/UNCHAIN-Onboarding-Document-9b814162407f493097d21da4f479ac51
＜取材記事＞
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- web3で「学び」を変える、shiftbase「UNCHAIN」とは？
https://www.neweconomy.jp/posts/207160
- DAO的コミュニティで「個人の選択肢」を追求する。web3の学び場「UNCHAIN」の想い
https://seleck.cc/1533
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なぜやるのか
shiftbase創業メンバーの4名は都内某所で共同生活を送っている。人間と犬と猫が平等に暮らす穏やかな共同体だ。
shiftbase創業メンバーの日常風景。散らかっているようにみえるが絶妙な清潔感を保っている。
昨今、数多くのweb3に関心を持つ大手企業、スタートアップ、コミュニティが誕生しています。また、日本政府も経済成長の柱としてweb3に注力することを公表するなど、業界の注目度は日に日に高まっています。アイデアがある人、具体的なサービス・プロダクトを作りたい人、web3領域に投資したい人が大勢うまれていく一方で、それらを具現化できるエンジニアが世界規模で圧倒的に不足していることが大きな課題となっており、日本ではさらに深刻な状況となっています。
🔥 日本における「web3エンジニア不足」の原因は、大きく3つあります。
1. 日本語のブロックチェーン開発学習コンテンツが不足していること
2. 実践的なweb3開発に参加することが困難であること
3. 日本のweb3エンジニアのコミュニティが少ない
わたしたちは、UNCHAINというエンジニアコミュニティを通して課題解決しようと邁進しています。
どうやっているのか
UNCHAINメンバーがつくってくれたshiftbase共同創業者Yukiのミーム画像。創業したばかりでWantedlyに掲載できるような写真が不足しているため、やむなく選ばれた一枚だ。
せんべろ居酒屋にて共同創業者Yukiの誕生日会を開催。この日はエビ天（231円）がケーキの代打を務めてくれた。「晩杯屋（バンパイヤ）」は貧しいスタートアップ経営者の味方だ。
web3エンジニアコミュニティ「UNCHAIN」では、以下の3つの価値を提供しています。
1. LEARN - web3開発における学習コンテンツを提供
2. GUILD - 共同開発プロジェクトに参加機会を提供
3. INCUBATE - コミュニティメンバー自らがプロジェクトを発足する機会の提供
この3つの価値はDiscord※ を通して提供しています。
🤔 Discordとは
アメリカ発のチャットサービスです。大人数のコミュニティ運営にも適した「コミュニケーションツール」としてweb3のコミュニティで幅広く利用されています。
現在、この3つの価値をWEBサービス上で行えるように、調達した資金を元にWEBサービスの開発に注力しています。
🤔 UNCHAINで提供される3つの価値とは
1. LEARN - web3開発における学習コンテンツを提供
- アプリケーション作成を通じて実践的なweb3開発が学べるプロジェクト型の学習コンテンツを完全無料 + オープンソースで提供しています。
- コミュニティメンバー主導のワークショップに参加し、ブロックチェーンへの理解を深めることができます。
- 学習履歴のNFTを発行することで、コミュニティのメンバーは自分の技術力を証明することができます。
💡 UNCHAINのDiscordサーバーでは毎日学び合い（ピア・ラーニング）が発生しています🎉 web3に関する問いや疑問、質問をコミュニティにDiscord上でなげかけると、コミュニティメンバーが答えてくれます😊
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2. GUILD - 共同開発プロジェクトに参加機会を提供
- UNCHAINコミュニティメンバーに対して、外部企業のweb3技術案件への参加機会を提供しています。
- 実務を通して、コミュニティメンバーは、web3開発の実践的な経験を積むことができます。
- プロジェクトに参加していなくても、案件の進捗を見学して仕事の進め方を学ぶことができます。
💡 アーティストやクリエイターなど、個人との共同開発プロジェクトに参加する機会も提供しています🎨 😊 プロジェクトを完成させたコミュニティメンバーには、報酬(¥)が支払われます✨
「UNCHAIN」開発実績
- 記事をブロックチェーンに保存、「あたらしい経済」がUNCHAIN とアプリ開発、アスター（ASTR）採用
https://www.neweconomy.jp/features/neco/256949
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3. INCUBATE - コミュニティメンバー自らがプロジェクトを発足する機会の提供
- コミュニティメンバーが自らのアイデアをもとに、web3プロジェクトを立ち上げることができる環境を提供しています。
- プロジェクト発案者は、他のコミュニティメンバーとプロジェクトをブラッシュアップする機会や、UNCHAIN運営によるPR効果を利用することができます。
💡 学習と共同開発で力をつけた開発者自身が、オリジナルプロジェクトをピッチし、開発することができます✨Discordでのコミュニケーションを通じて生まれたアイデアを形にするため、お互いにリソースを共有しながらプロジェクト開発を進めます❤️🔥
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