なにをやっているのか
グリーンに囲まれた事務所の風景です。
時折、事務所で勉強会を主体としたデザイナーの集まりなどを企画しています。この写真は、各デザイナーがベニヤ板1枚で作れるプロダクトをデザインし、成果物の講評〜表彰をするイベントの風景です。
1、商業空間・店舗の設計および工事監理
2、古建築の活用コンサルティング・リノベーション業務
3、業態開発補佐(コンセプト策定、新規業態リサーチ、収支計画補佐)
ワサビでは「つづくをつくる」をミッションに古民家再生や城泊プロジェクトなど“建物を大切に使い続けることが、人々の生活を豊かにし、環境負荷を下げる”という信念で活動を展開しています。
また、ホテルや旅館、結婚式場、コワーキングスペース、カフェなどの商業施設に加え学校や病院などの設計・監理も行っています。
事業企画から設計、工事監理、プロジェクトマネジメントまで、多岐にわたる業務を一貫して手がけています。事業全体の見通しを立てるのは難しい場面もありますが、その分、大きなやりがいを感じることができます。
もちろん、入社してすぐに全てができるようになるわけではありませんので、先輩とプロジェクトを共にしながら、時間をかけて学んでいただきます。
しっかりと技術と経験が身につくようにサポートします。
なぜやるのか
増え続ける空き家、残したい日本建築がまだまだたくさんあります。このような空間をリノベーションしています。
廃墟になってしまっていた建物も、手を入れるとここまで復元できます。
私たちは持続可能な空間を提供し、環境への配慮と資源活用に意識的に取り組んでいます。飽きの来ないデザインで、長く愛される空間づくりを目指します。また、日本の伝統や文化を受け継ぐ価値ある建物の保存・活用を推進し、古き良き文化を未来へつなげます。さらに、顧客の事業継続性を支えるため、独自の技術や集客を助ける提案を行い、空間の利用価値を最大化します。私たちは、常に成長し続ける姿勢で、価値ある「つづく」空間と人を創出します。
どうやっているのか
時にはスタッフやパートナー、時にクライアントも一緒に海辺にある設計に関わった施設で、プールやBBQやサウナを楽しむイベントをしています。
イベントの夜の風景
「つづく」をつくる
1_
私たちは、空間の持続可能性を考え、環境にかかる負荷を減らします。私たちが提供するサービスによってつくられる空間は、環境に直接的に影響を与えます。したがって、新しいものをつくる=資源を使う、と言うことに自覚的であります。そして長く使いつづけられる空間をデザインします。それは、単に物理的な強度を持つということではなく、飽きがこない魅力的なものであるということです。
私たちは「つづく」空間をつくります。
2_
私たちは、古くから受け継がれてきた価値ある空間を利活用し、後世に残します。
現代に残る古い建物は、連綿と受け継がれてきた日本の伝統・文化の一部を担っており、大事にされるべきです。しかしながら、老朽化や継承者の不在を理由に安易に解体され、失われてしまうことがあります。こういった状況を改善するために、保存技術を磨くこと、利用価値の啓蒙をすることを実践します。私たちは「つづく」伝統・文化をつくります。
3_
私たちは、顧客の事業の継続性に寄与します。
事業がつづくということは、その舞台である空間もつづくということです。そのため、設計監理業務以外でも顧客の役に立つことはないかと常に考えます。集客に役立つコンセプトやストーリーをつくること、空間の利用方法を顧客の立場から考え提案すること、メンテナンスを迅速に行うことなど、独自の技術を磨き顧客に提供します。私たちは「つづく」事業をつくります。
4_
私たちは、問いを立て続けます。何かをつくるということは、1+1=2のように決まった答えを提示することではなく、何と何を足せば10になるか、といった無限の可能性を模索することです。正解の無いものに向きあい、考える指針となるのが「問い」です。良い問いを立てられるようになれば、デザインの仕事以外の様々な場面でも役に立つでしょう。
私たちは、人に必要とされ、根源的に仕事を楽しんで続けられるスキルを身につけた人材になります。私たちは「つづく」人をつくります。