「つづく」をつくる
私たちは、流行に左右されないデザインと居心地の良い空間を両立させ、長く愛される空間をつくります。その結果として、短命になる空間を減らし、環境負荷の低減に貢献しようとしています。 また、伝統的な価値ある建築の保存・活用を支援し、文化を未来へつなぐために、多くの取り組みに参画しています。 さらに、顧客事業が継続するための戦略的な空間づくりを提案します。 そして、どこへ行っても通用する力を持つ「仕事を続けられる人」を育てるために、正しい問いを立てる力を養います。
価値観
文化財をはじめとする伝統建築をリノベーションをする際に、単に修繕するのではなく「文化的価値を現代にどう翻訳するか?」を考えます。また、空間の使い方は単なる機能性だけでなく、空間体験をデザインすることを重視しています。
「美しい空間づくり」は当然の技術として身につけていきますが、それよりも「デザインを起点に価値を生み出す」ことに重きをおく会社です。
二つの理由があります。ひとつは、ワークフローやタスクリスト、実務に則した記事など、入社時から参照できる、仕事に必要な情報が整理・整備されていることです。
もう一つは、担当者はプロジェクトにおいて、調査・企画からデザイン〜許認可関連業務と工事監理までと、一気通貫全ての業務に関わることです。つまり分業制ではないということです。覚えることは多岐に渡りますが、その分、仕事の全容が早い段階で理解でき、事業主の考えることを深く理解できるようになります。
「設計事務所は家に帰る暇なんてない」という話は今は昔、現代ではこんな会社はほとんど無いと思いますが、締め切りに追われて徹夜をした、という話は今でも耳にします。ワサビでは、基本的に残業はありません。土日祝は休みです。
とても重要なプレゼンテーションの前日には残業をすることもありますが、その場合は超過時間分を別日で解消する調整をしています。このような環境なので、資格学校に通い一級建築士の資格を取る人もいます。仕事以外の学びや趣味は、長い人生で自身の価値を保ち続け、楽しむために不可欠です。
依頼で訪れたクライアントが「この会社にお願いしたらこんな居心地が良い空間ができるんだ!」と感じてもらえるように、こだわってデザインしています。
ナチュラルな木の造作と観葉植物たち。広々としていて、自然光が気持ちよく、気負いのない、ほっこりとした空間です。
引越し前後の空間のビフォーアフターについて、ブログで詳しく書いています。
https://note.com/shuheisasaoka/n/nffca84769a8e
各担当が経験した問題への対応方法や、仕事を離れて体験したアクティビティの感想など、様々なナレッジを共有する仕組みがあります。
また、年に2回行われる1on1面談を通じて課題の洗い出しをし、成長のための戦略を一緒に考える時間があります。人は自分が興味を感じる範囲内でなんらかの目標がなければ、なかなかモチベーションを上げることができません。
自分は一体今何に興味があって、どう成長したいのか、振り返る機会を有効に使って欲しいです。
私たちは、空間をただつくるのではなく、物語を受け継ぎ、紡ぐ仕事をしています。建物が持つ時間の積み重なり、人の営みの気配の温もり。そんな目に見えない要素までも設計に織り込み、訪れる人の記憶に残る空間を生み出したいと思っています。
日本全国を飛び回り、土地ごとの文化や食に触れる。そんな経験が空間デザインの糧になります。(何より楽しい!)歴史と旅が好きな人にはうってつけの仕事です。
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