今回は、Glossworks株式会社営業部マネージャーの大場について、創業ストーリーに触れながら今の想いをご紹介させていただきます。
目次
社会に期待が持てた瞬間
インターンシップで事業立ち上げ
大学卒業と共にインターンシップ卒業、再びGlossworksへ
社会に期待が持てた瞬間
私がGlossworksと出会ったのは、大学3年生の2月頃です。
就職活動を進める中で、「自分は何がしたいのか」「ベンチャー企業に進むべきなのか、それとも大手に行くべきなのか」と悩んでいた時、たまたまこのwantedlyで出会ったのがGlossworksでした。
当時はまだ社名も決まっていないような、少し怪しさを感じる会社でしたが、それでも門を叩いて話を聞きに行ったことは、今でも本当に良かったと思っています。
当時の私は、社会に対して期待が持てず、「本音を言うのはダメ」「自分の意見は正しくても意味がない」と考えていました。
しかし、Glossworksはまったく違う姿勢で向き合ってくれました。
むしろ「意見を言わない人に価値はない」とでも言うかのように、社会経験のない大学生の私にまで積極的に意見を求めてくれたのです。
現代社会に生きる皆さんの中にも、「どうせ言っても何も変わらない」「言うだけ無駄だ」と思い、次第に自分の意見を伝えることを諦めてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も初めは戸惑い、期待に応えられるか不安を感じました。
それでも、それ以上に心から嬉しく、この会社のために全力で頑張りたいと思えた瞬間でした。
Glossworksで働けば、きっと社会に対してまだまだ期待が持てる。私はそう感じています。
インターンシップで事業立ち上げ
社長のご厚意で、就職活動が完全に終わった6月からGlossworksでインターンシップを始めました。
既に髪質改善トリートメント「UPTOGLOSS」はありましたが、それ以外の製品も資料も、取引先も倉庫も何もない、まさにゼロからのスタートでした。
この状況を聞いたら、多くの人が不安に感じるかもしれません。
ただ、当時の私は不安よりも「楽しい」という気持ちが勝っていました。
できないことばかり、分からないことばかりで、毎日が悔しさと成長痛の連続。
それでも、敷かれたレールの上をただ走っていた今までとは違い、自分で考えて動く日々は何によりも楽しかったです。
インターンでは本当にさまざまな経験をさせていただきました。
リストを作成し、チラシを配り、手作りのサンプルを送付し、美容室に飛び込んで営業を行い、電話をかけては断られ……とにかくできることを全部試しました。
そして、いろんなことを試行錯誤して初めて注文が来た時は本当に嬉しくて、渋谷駅で社長とハイタッチしたのを今でも鮮明に覚えています。
大学卒業と共にインターンシップ卒業、再びGlossworksへ
インターンシップを始める際、社長は私のキャリアを考え「新卒カードは特別だから」と、新卒では大手企業への就職を勧めてくれました。
私もその言葉に従い、内定をいただいていた企業に新卒として入社することにしました。
正直なところ、ゼロから一緒に歩んできたGlossworksを離れることにはとても悩み、未練もありました。ただ、就職先が同じ美容業界だったこともあり、「大手メーカーでの経験がいつかGlossworksの事業拡大に役立つかもしれない」と考え、インターンを卒業する決断をしました。
そして約1年間、大手美容メーカーで営業マンとして経験を積みました。
社会人としての基本的なマナーから、美容室とメーカーとの関わり方、営業スキル、臨店講習の方法まで、多くのことを学びました。
しかし、心のどこかでGlossworksのことが頭から離れず、仕事に身が入らない瞬間もありました。
大手特有の「若手に意見させない、考えさせない」という文化や、いわゆる「出る杭は打たれる」ような日本社会の現実に対して、無力感を感じることも少なくありませんでした。
そんな時、社長から「Glossworksをさらに拡大するから、もう一度戻ってきてほしい」と声をかけていただき、二つ返事で戻る決意をしました。
もちろん、親や周りからは「大手を辞めて何をするのか」「1年で辞めるなんて」と多くの反対の声もありました。
でも、この記事を読んでくださっている方なら、私の気持ちを分かっていただけるかもしれません。そういうことじゃないんですよね。
確かに、大手に残るのが「正しい」選択だったのかもしれません。
ですが、これは私の人生です。どちらの道が自分にとって楽しい人生かを考えた時、迷いは一切ありませんでした。
こんな話があります。
困難も苦労もなく、何事もうまくいく順風満帆な人生。
そして、困難や苦労もある、全てがうまくいくとは限らない人生。
こう聞くと、多くの方が順風満帆な人生を選びたくなるかもしれません。
でも、こういう質問ではどうでしょう?
「困難がない“無難”な人生」と「困難がある“有難”い人生」。
もちろん、答えは人それぞれだと思います。ただ、少なくとも私は後者を選びます。一度きりの人生を「無難な人生」で終わらせたくないと心から思うのです。
最後に、社会や世間の目に縛られ、幸せだと自分に言い聞かせて、諦めようとしている方にこの記事が届き、一人でも多くの方に興味を持っていただけたら嬉しいです。
興味を持っていただけた方、ぜひ一度お話ししましょう!