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自信を持てない私がインターンで「自分にしかできない仕事」に辿り着くまで|サンディアスちるちる編集部・ツナ吉

はじめまして。株式会社サンディアス ちるちる編集部インターン生のツナ吉と申します。

インターンをはじめて1年も経っていない新参者ですが、これから弊社で働きたいと考えている方にとって、私のほんの短い経験が少しでも参考になりましたら幸いです。カッチリとした文章の方が書きやすい内容なので終始硬めにお送りいたしますが、ぜひこの機会にちるちる内の記事では見せない一面も知っていただけると嬉しいです!

自己紹介

まず簡単に、私の自己紹介をさせてください。


名前:ツナ吉
業務内容:記事執筆、YouTubeライブ出演、動画編集、イベント運営など
インターン歴:約8ヶ月

私、ツナ吉がどのような人間なのか、そのほとんどは弊社運営のYouTubeチャンネル「ちるちるTV」をご視聴されますとお分かりいただけるかと思います。

大変有難いことに、大好きなBL作品を紹介するYouTubeチャンネルという場をいただき、当初はありのままの自分で好き放題にBL語りをしていました。声が大きくて騒がしいオタク、というありふれた人間です。

そんなオタク気質が業務中も抜けない私でしたが、弊社インターンを通じて、「好きなことを好きなようにやる」というよりも「好きなことを仕事にする」ことに意識を向けるようになり、思考パターンが変わっていきました。今回は、そのきっかけ等をインターンでの経験と共にご紹介したいと思います。

この会社で私にできることは?

申し遅れましたが、私ツナ吉は主にYouTube動画の作成、記事執筆、動画や記事用の画像作成等を行っています。改めて色々なことにチャレンジさせていただいているのだな……としみじみ。実のところ、こうして複数の項目を羅列できるようになった現状にいちいち感動してしまうくらい、仕事のスキルに自信を持てないでいます。

指示された業務を完了させるまでにかかる時間が、他インターン生の1.5倍くらいはあるのではと日々焦っています。仕事に慣れてきたらきっと作業スピードも上がるだろうと期待をしていた時期もありました。どうやら違ったようです。同じ「指示されたことをする」業務内容なら、当然作業スピードが速く正確な人が担当すべきです。そういった点では、効率的に物事を進めるのが得意で、丁寧な性格の人はとても向いている仕事なのかもしれません。


ただ、私のような人間も何とか居場所を確保しているわけで…。サンディアスの良いところは、多様な業務内容のおかげで自分の得意を活かせる環境が何かしらある、ということです。私の場合は、執筆スピードは遅いのですが重さ(量と濃さ)には少しだけ自信があったので、長めのまとめ記事などで何とか成果を出そうとしています。時間を頂くからこそミスを少なく、有意義な内容になるよう拘るようになりました。何度かの執筆機会を通じて、この方向性が自分の性に合っていると気付くこともできました。


折角チャンスをもらえるのだから、その環境に甘えて実践的に試すことができるのも有難いです。これから社会人になる準備の時期を過ごす場として、これほど贅沢なことはないと思っています。

自分の性質を活かす/意識の変化

話は少し変わりますが、私は非常に面倒くさい性質です。自分の周りの人や環境から影響を受けやすいのにも関わらず、人と同じことをするのが大嫌いなのです。ミーハーですが知識として少量インプットしたいだけで、アウトプットするときは自己流に改変したい、というような感覚です。

ですからこのインターン業務も、「誰がやってもいい仕事」から生まれる「自分がやっても他人がやっても同じ」結果に加えて、「自分だからこの結果が出せた」と胸を張って言えるような分かりやすい成果を求めてしまう節があります。


しかし、採用されてからしばらくの間、私は指示された仕事のみをノロノロとこなしていました。はじめての経験の連続で、正直余裕がなかったのだと思います。言い訳じみていますがそういうことにさせて下さい……。そんな折、弊社が運営しているYouTubeチャンネルに関わる機会をもらったこと、そして自分の書きたい記事のアイデアを(ほんの少しですが)出すようになったことが転機となり、徐々に能動的に会社に関わろうという意識が芽生えていきました。

自分から動かねばと思った明確なきっかけは、社内で交わされるコミュニケーションからだったと記憶しています。社長や社員さん、他インターン生を知り、交流していく中で、「人と違うこと・自分にしかできないことがしたい」という自身の性格が程良くプラスにはたらいてくれました。実際にできているかは一旦置いておいて……この意識の変化があってから、世に言う「風通しの良い職場」という言葉がよくハマる会社だと実感できるようになってきています。中に入って自分で動いてみないと分からないこともあるのだと、学生のうちに経験できたことはとても大きな財産です。

今だから思うこと

ところで、数か月の勤務経験を持つ現在の私ですが、インターン生として弊社やBL界隈に大きく貢献できているわけではありません。もちろん自分なりに力を尽くしていますが、ただのオタクの私が、突然優れた能力に目覚めるわけもありません。しかし、確実に数か月前よりは「サンディアスでやりたいこと」が増えました。撮りたいものや書きたいものなど、かつては必死に絞り出していたものが、今では逆に溢れすぎて手が回らない…という新たな問題にぶつかっています。

はじめの頃はもっと時間に余裕があったし、あの頃にこの企画ができたかも、なんて考えてしまいます。自分の作業スピードの遅さについては、拘りの強い性格もありほぼ改善を諦めていましたが、やりたいことをやりきるために向き合うべき問題として、只今優先順位が上がってきております。これもまた、意識の変化・成長なのだと思います。自分の価値観を変えることが嫌いな、頑固で面倒くさい私ですが、インターン業務を通して変化と成長を実感し、現状を楽しみつつあります。これは本当に経験したことのない感覚です。


もともと「好きなことを好きなように」やりたい気持ちの先で出会った会社がサンディアスでした。「好きなこと(=BL)」が息をするように摂取できる場だからこそ、そのあま~い環境に飲み込まれず、自分から動いて何かを生み出すことができたなら、それは素直に「仕事」になってくれると思います。「好きなことを仕事にする」とはこういうことかと、肌で感じられるのではないでしょうか。

変化を嫌う人、恐れる人は多いと思っているのですが、そんな人こそ、変化を受け入れむしろ後押ししてくれるような環境に身を置いてみるのはいかがでしょうか。まだ気持ちの準備ができていなくても、周囲に上質な環境が広がっていれば自ずと兆しが見えてくるかもしれません。一方で、自分で「変わりたい」と思うことも尊重されるべきですし、そのような前向きさこそ弊社で大活躍すると思います。結論としては、BLへの大きな愛と、思考することをやめないバイタリティがあればどなたでも活きる環境が、ここにはあります。そしてこの環境でのびのびと好きなことに取り組んだなら、変化や成長は自然についてくることと思います。

おわりに

さて、ここまで私の考えを概念的にお伝えしてきましたが、最後におそらく就職活動中の皆様に向けて、少し個人的なお話もさせて下さい。

私は来春からずっと行きたかった某アニメ会社に就職するのですが、内定をいただけたのはサンディアスでの経験が活きたからだと思っています。

もともとお喋りや人前で話すことが好きなので面接で困ったことはなかったのですが、瞬発力や直感で会話をする癖があったため発言の内容は薄いものでした。そういった自分に欠けている部分を補えたこと、ぽんこつな自分を知って驕りすぎないよう心を入れ替えたことが、私の将来を何とか繋げてくれました。

前項に分かりづらい概念をつらつらと書いてしまいましたが、私は基本的にこのような話を多くのエンタメ会社の面接でしてきました。よく考える若者は、今確実に必要とされています。そして、サンディアスにはユニークな思考の持ち主がたくさんいます。もしエンタメに関わる仕事に興味があるならば、将来に役立つかけがえのない出会いになると断言できます。それでは、弊社インターンに興味を持って下さった方を全力で歓迎するとともに、活力ある皆様に負けないよう今後も精進してまいります。お待ちしております!


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