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データアナリストが仕掛けた「データドリブンな意思決定を行える組織にすること」事業成長の加速を目指して

こんにちは! ブックリスタの採用担当です。

本日は、データアナリストの小田さんにインタビューをしてまいりました。

  • ブックリスタ 分析チームの目標
  • データアナリストとして課題解決のために行ったこと
  • これから力を入れていきたいこと

についてお伺いしましたので、「データドリブンな組織に興味がある方」「データ分析で事業成長を加速させたい方」はぜひ最後までご覧ください。

──ブックリスタに転職された理由は何ですか?

ブックリスタ以前の会社では、製造業のR&Dで、データサイエンス領域の要素技術の研究に従事していました。ただ、研究内容としては製品からかなり遠く、自分が事業貢献できているのかが分かりにくい環境でした。さらに、扱うデータの件数も少なく、人が手で入力したデータがほとんどでした。データの質も悪いため、まともに考察ができる状態ではなかったんです。

転職を考えたのは、もっと事業やお金が動くところに近い環境で働きたいと思ったことがきっかけでした。自分の行ったことに対して、フィードバックがある環境で働きたい。手動入力などがなく、システム的に収集されたデータを使いたい。そう思って、ブックリスタに転職しました。

また、エンタメや本が好きだったことも、ブックリスタを選んだ決め手のひとつです。会社のビジョンとして「エンタメ×テック(知的好奇心×感動体験)」を掲げていて、さまざまなエンタメ事業を展開していることや、提携している電子書籍ストアは、マンガだけではなく、ビジネス書なども取り扱う総合書店であることも魅力に感じました。


──実際にブックリスタに入社してみて、環境はいかがですか?

実施した結果が数字として見えること、良し悪しに関わらずフィードバックがあることなど、自分でしっかり振り返りができる環境で良いですね。メインで担当しているのが電子書籍ストアのデータ集計・分析などで、サービスと近い距離で仕事ができています。


──小田さんは、デジタルマーケティング部の分析チームに所属されていますが、チームとしての目標は何ですか?

分析チームが実現したい目標は「データドリブンな意思決定を行える組織にすること」です。具体的には、価値が高い分析や提案を高速に提供すること。また、全メンバーがデータを見て考え、意思決定ができる環境を提供すること。この2つを軸としています。

私が入社する前の分析チームは、依頼が来た順や納期順にこなしていただけで、"価値が高いけれど時間がかかるもの" の提供ができていませんでした。依頼の目的が分からないままデータ集計を行ったり、ダッシュボードを言われた通りに作るのみで、しっかりとした分析になっていなかったんです。依頼が来たらすべてやるというスタイルだったため、自発的に分析をするリソースもなく、集計して終わってしまうという状況でした。


──その状況の解決のために行ったことはありますか?

一番は「依頼のフォーマット化」です。背景・目的、ドメイン知識がある施策担当者視点での仮説、次のアクションなど、依頼内容をしっかり書いていただくことにしました。

分析チームとしては、記載内容から優先度を判断し、納期ではなく価値が高い順に着手したいという目的がありました。背景・目的を最初に言語化してもらうことで、ヒアリングの効率化をはかりました。また、会社全体、メンバー全体に対して、依頼時に仮説や次のアクションを考える癖をつけて、数字を見るだけではなく意思決定に繋げる組織にしたいとも思っていました。もっと私たち分析チームを有効活用してください、という感じですね。


──なるほど。フォーマットを導入してから変化はありましたか?

フォーマットによって目的が共有された状態でヒアリングができるので、短時間で要点をついた質問ができるようになりました。

また、集計だけではなく、分析や提案ができるようになったことも大きいです。数字を見たいだけ、という依頼が減って、自発的な分析をする時間ができたからだと思います。


──分析チームでは、他にどんなことを行っていますか?

先程のお話した目標であるデータドリブンな意思決定を行える組織にするために、「データ利活用の推進」も行っています。

メンバーの中でもデータリテラシーの高い方は、集計を依頼するよりも、自分でやったほうが速い場合があります。そのため分析チームでは、簡単な集計やデータの可視化ができる環境を提供しています。


──最後に、小田さんやデータ分析チームがこれから力を入れていきたいことを教えてください。

施策担当者が自分で数字を確認できる環境を提供しつつ、細かく深堀りしたい内容については、私たち分析チームのリソースを使った分析ができるようにしていきたいと思っています。価値ベースでプロダクトやビジネス側の部署と並走し、事業成長に繋がるプラスの提案を生み出していきたいですね。


──小田さん、ありがとうございました!


データアナリスト 小田 Profile

製造業のR&Dでデータサイエンス領域の要素研究に従事していたが、スピード感と事業に貢献している実感が欲しいと思い転職を決意。データサイエンス領域の知識を活かしつつ事業と近い距離で働けるデータアナリストに転向し、ブックリスタに入社。

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