なにをやっているのか
私たちE3Mobilityは、ゼロエミEV充電システム「ZEEC(ジーク)」の開発・製造・販売を行っています。ZEECは"Zero Emission EV Charging System"を意味しています。
ZEECは、電力会社が提供する電線と繋がっていないオフグリッド型のEV充電器で、太陽光パネルで発電した電力を直接EVに充電できます。火力由来の電力が一切混ざらない、純度100%の再生可能エネルギーでEVを走らせることができるのが特徴です。
なぜやるのか
私たちのミッションは「生態系(Ecology)と共存する経済圏(Economics)を、エネルギー(Energy)とモビリティ(Mobility)で実現する」ことです。
地球温暖化や気候変動問題は、砂漠化や海面変動など私たちの目に見える形で猛威を振るい、グローバルでは数兆ドル規模の経済損失をもたらしています。さらに、私たち人間だけでなく、大量絶滅や植生の不均衡化など生態系全体に悪影響を及ぼしています。
特に、CO2排出量全体の約2割を占めるモビリティは、これらの問題の槍玉に上がります。同時に、EVへの乗り換えも推奨されます。
「EVのCO2排出はゼロなので環境に優しいです」との謳い文句と共に。
このような固定観念、果たして本当でしょうか?
現状日本の電力の約7割は火力発電で賄われており、電力会社の電気をEVに充電している限り、残念ながらCO2排出に繋がってしまいます。たとえ非化石証書を誇示する「環境意識の高い電力会社」を利用しても、多くの人がEVを充電する夜間に供給される電力は化石燃料由来なのが実態です。
そう、今まで通りEVを充電する限り、CO2排出はついて回るのです。
既存のEV充電が抱えるこのようなジレンマを解決するためには、再エネ(再生可能エネルギー)とEV(電気自動車)の組み合わせた脱炭素化された移動手段の構築が不可欠です。弊社が手掛けるゼロエミEV充電システムZEECは、このような脱炭素移動を実現する革新的な製品です。
「再エネで走る電気自動車をすべての人に」
ZEECを通じて、EVを「表象を飛び越え実体として」脱炭素化されたモビリティへと進化させることで、気候変動問題の解決と経済活動を両立し、快適で豊かな未来を創造します。
どうやっているのか
「異業界の壁を飛び越え、融合を目指す」
システムや電力、EVという複数の業界の間には異なる文化が構築されており、文化の違いに起因する足並みのずれが業界間連携による技術革新のボトルネックになっています。
これを打開するのが、私たちE3Mobilityの強みである「巻き込み力」です。
自動車やIT、電力といった異業種のパートナーを断絶してきた文化的障壁を打ち破り、各業界が持つ強みを惜しみなく融合します。また、フットワークの軽さを生かし、全国に点在するEV、再生エネルギー業界関係者と常時密接に連携します。このように創造した近未来的な付加価値は、法人様や一般ユーザーへと惜しみなく還元していきます。
明日の社会の仕組みを作るために、長らく連携されなかった価値を組み合わせるべく、今日も新たな「巻き込み」に挑んでいます。