なにをやっているのか
上海・シンガポールを含め、国内外に69店舗を構える、ふぐ料理専門店「玄品グループ」
代表取締役社長 山口久美子。創業者の意志を引き継いで「人を大切にする社風」と「リーズナブルな値段で、日本一美味しいふぐ料理を出す」こだわりを大切にしています。
❚ 国内外に69店舗を展開する関門海(玄品グループ)
株式会社関門海は、国内外に69店舗を展開するとらふぐ料理専門店(玄品グループ)です。
独自の熟成技術により旨味の増した「玄品のふぐ」は、今や、日本国内だけでなく、海外の方からも愛される味になりました。
「ふぐってこんなに美味しいんですね!」
「刺身(てっさ)や鍋(てっちり)以外にもこんなに美味しい食べ方があるんですね!」
お客様からこのようなお声を頂くことが、私達の何よりの喜び。
これまでの実績に甘んじること無く、海外出店や他社とのコラボレーションなど、ベンチャーマインドを持って積極的にチャレンジを続ける当社。
これからも「ふぐ料理専門店」のパイオニアとして、その価値と可能性を世界中に広げてまいります。
❚ ふぐ料理の美味しさを、世界中の人に味わって頂きたい
『ふぐ』は、低脂質でタンパク質が豊富、コラーゲンもたっぷり、お肌や美容にも最適な食材です。
また、てっちり(ふぐ鍋)、てっさ(ふぐ刺し)、ふぐの唐揚げ、ふぐ雑炊、ふぐ皮ポン酢、ふぐの白子、ふぐの肝、そしてひれ酒など、
毒や内臓をしっかり取り除けば、身や皮を含め余すこと無く楽しめる「SDGsな食材」でもあります。
とはいえ「特別な日やお祝いの席にのみ味わう高級食材」というイメージを持つ方が多いですよね。
このふぐの美味しさや魅力を、より多くの人に知って頂くために、当社は創業以来、
「安心安全で美味しいふぐ料理を、リーズナブルな価格で提供する」ことにこだわり続けてきました。
❚ とらふぐの美味しさと安定供給へのこだわり
世の中のふぐの種類はなんと100種類。そのうち、日本で食用として認められているふぐは22種類。
中でも、最も美味しく高価だとされているのが『とらふぐ』です。
当社はこの『とらふぐ』を、最高に美味しい状態で、1年中安定的に、リーズナブルな価格でお客様に提供しています。
とはいえ、季節性のある高級食材であるとらふぐを、品質を保ちながらリーズナブルに安定供給するのは至難の業。
そこで約20年前に他社にさきがけて、最新鋭の分析設備を備えた本格的な研究開発室を自社に設置。
徹底管理された生産地で、餌にもこだわり、約1年〜1年半かけて大切に育て、旨味を凝縮させる独自のとらふぐ熟成技術を開発しました。
❚ 玄品グループの強みは「料理への自信」
当社の強みは、ほぼ全社員が「私達は、日本一美味しいふぐ料理を提供している!」と自信を持って言い切れるところ。
当社には、100名以上のふぐ調理師免許取得者と、パート・アルバイトも含めると500名以上のスタッフが在籍していますが、彼らが「玄品のふぐ料理は本当に美味しいから食べに来てよ!」と、友人や家族にオススメしている場面を日頃からよく見かけます。
その背景には、現状に満足せず、より美味しいふぐ料理提供のために、日々努力と工夫を重ねる企業文化があると思っています。
近年では、テレビ番組「情熱大陸」でも取り上げられた、予約が困難なラーメン店『らぁ麺飯田商店』の飯田店主がプロデュースした『ふぐらぁ麺』や、
メキシコ料理とふぐ料理を融合させた、夏季限定の『ふぐメキシカンコース』など、今までに無い新しい発想で、様々なメニューをリリース。
その甲斐もあり、若年層を始めとする幅広い層のお客様に玄品が認知され、足を運んで頂けることに喜びを感じながらも、さらに美味しいふぐ料理の提供に邁進しております。
❚ 飲食=3Kからの脱却を実現する
飲食業は「3K(キツイ、汚い、危険)」と言われ、敬遠されがちな業界。
そんな中当社は「長く働いてもらえる環境づくり」に取り組んできました。
なぜなら、「社員には、この素晴らしい飲食の仕事に誇りを持って働き続けてもらいたい」という想いがあるから。
飲食は人々の生活に欠かせないもの。時代がどれだけ進化しても、決してなくなることはありません。
人と人とのつながりを深め、喜びや幸せを提供できる素晴らしいこの仕事に、誇りを持って働き続ける社員がいるからこそ、私達は成長し続けていくことができる。
これからも社員一丸となってチャレンジしてまいります。
なぜやるのか
2023年夏の新メニュー、夏季限定「ふぐのメキシカンコース」有名なラーメン店「らぁ麺 飯田商店」の飯田店主プロデュースの自信作!
店舗を超えて、商品開発、店舗開発、海外出店など、様々なキャリアアップのチャンスが広がる玄品グループ。
❚ 創業者の意志を受け継いで
「飲食の使命は、美味しいものを出すことだ」
創業以来40年間、大切に守り抜いてきた、私達の使命です。
当社は「美味しいふぐ料理を、リーズナブルな価格でお客様にお召し上がり頂きたい」という想いで、1980年に山口聖二(やまぐちせいじ)が「ふぐ半」を創業したところからスタートした会社。
当時ふぐは高級食材でしたが、独自の流通システムを確立し、他店よりも安い価格でふぐ料理を提供することで、一躍人気店となりました。
常に「飲食の使命は、美味しいものを出すことだ。一切妥協をしてはいけない」と、美味しいふぐ料理を提供することに情熱を注いでいた山口。
社員に対しても愛情深く、その人柄やビジョンに惹かれて入社した仲間達と共に、会社は順調に成長していきました。
2012年には東証マザーズにも上場し「ここからまた新たなスタートだ!」と、皆で心を一つにしてチャレンジしようとしていた矢先…
山口が交通事故により、帰らぬ人となってしまいます。
青天の霹靂、突然の悲報に、社員は深く悲しみながらも、創業者の意志を引き継いで頑張りましたが、大黒柱を失ったことは想像以上に大きなことでした。
様々な事業にチャレンジし、生き残る道を模索し続けたものの、次第に業績は傾き、玄品の味を守る要となっていた研究開発室も廃止となってしまいました。
「このままではいけない!」
その後、創業メンバーを中心に、社員がさらなる覚悟を持って奮起し、経営を立て直すべく、原点回帰。
当時黒字だった「玄品」に集中し、「ふぐ料理の品質に絶対に妥協しない」という想いを胸に改革を進めながら、創業の精神をもう一度社内に浸透させるべく、玄品の成長をずっと見守ってきた創業者の妻である山口久美子が社長に就任しました。
❚ 100年企業をめざして
常々山口は、こんな風に話しています。
「私は、玄品グループを100年続く企業にしたい。創業者の想いや理念を伝え続けていくことが、自分の使命だと思っている。玄品グループとして、お客様に安心安全で美味しいものを提供し続けること。そして、玄品の名に恥じないよう、それらを守り、さらに進化させていくことが、私の役割だ」
と。
1980年の創業から40年以上が経過してもなお、ベンチャー精神を持ち、失敗を恐れず、海外にも積極的に進出していく。
そしていつの日か、玄品を教科書に載るような100年企業にする。
ふぐは、縄文時代から食べられていた、長い歴史を持つ魚。
豊臣秀吉が「河豚(ふぐ)食用禁止令」を発令し、明治時代、当時の内閣総理大臣である伊藤博文がふぐの美味しさに感嘆し、再びふぐ食が解禁された。
そのふぐ料理を、今度は玄品が、日本のみならず、海外にも広く愛される全世界共通の食文化「fugu」へと発展させた。
そんな風に、後世に語り継がれる会社にしたい。
家族のような温かさと愛情に満ちた、居心地の良い職場を作り、誰もが安心して働き、成長できる100年企業をめざして。
Wantedlyを通じて、大きな夢に共に挑む仲間と出会えること、楽しみにしています。
どうやっているのか
家族のような温かさの中で、ときに厳しく、そして楽しく面白く、人の成長にまっすぐな当社です。
他社から転職してきた社員は「本当にこんな労働環境が実現できているんだ!」「こんなに人を大切にする会社なんだ!」と驚くことが多いと言います。
❚ 360度のうち、359度の仕事を網羅できる会社
玄品グループは、69店舗という店舗数を誇る日本最大級のふぐ料理専門のチェーン店でありながらも、少数精鋭の会社。
社員一人ひとりに大きな裁量が与えられています。
社長の山口はよくこんなことを言います。
「社員のみんなが優秀だから、360度のうち、359度を全部任せることができている。私は、たった1度の、理念浸透の部分を担っているだけだ」と(多少の謙遜もあるでしょうか笑)。
現場でふぐの調理技術を習得し、免許を取得し、調理や接客スキルを高められるにとどまらず、店舗開発、ブランド戦略、商品開発、営業も、海外店統括等、ありとあらゆる仕事を経験し、ステップアップすることができる当社。
社長や役員との距離も近く、直接意見を言うことができ、自分の意見も反映されやすい風通しの良い社風も特徴の一つです。
「さらなるスキルアップをめざしたい」という意欲のある人は、男女問わずチャンスを掴むことができるため、飲食の道で独立する人材もこれまでに数多く輩出しています。
❚ 飲食=3Kからの脱却。長く続けられる業界へ
飲食業は、3K(きつい、汚い、危険)や5K(きつい、汚い、危険、給料が安い、結婚できない)などと言われることが多い業界です。
でも社員には、家族との時間やプライベートも大切にしてほしい。
公私ともに充実し、自分の将来をイメージしながらイキイキ働いてほしい。
それが出来て初めて、会社も成長することができる。
そう考え、ご縁があって入社してくれた社員に、力を発揮してやりがいを持って仕事してもらえるよう、職場環境整備に取り組んできました。
①年間休日105日
年間休日105日は、飲食業界でもトップクラスの休日数。社員が仕事とプライベートの両方を充実させられるよう、休暇を取得しやすい環境を整えています。
②キャリアアップ支援
社員一人ひとりが自分の将来を描けるように、社内研修やOJT、免許取得制度を通じた社員のキャリアアップをサポートしています。
③男女問わず働きやすい環境支援
当社には、産休や育休を取得した後、時短勤務で復帰する社員もいます。出産によりキャリアが断絶されるのではなく、プライベートの状況にあわせて働ける環境を、本人と一緒に考えながら構築しています。
④セントラルキッチンの設置
店舗に負担がかからないように、オリジナルのポン酢の調合やふぐの皮の加工などはセントラルキッチンで行うことで、衛生面の向上と作業効率のアップに繋げています。
面接でこのようなお話をすると、皆さん口を揃えて「飲食店でそんな取組みが可能なのですか?」とおっしゃいますが、「嘘ではありません(笑)本当に出来ているんですよ!」と自信を持ってお答えしています。
❚ 当社の社風・風土
当社の社風・風土を3つのポイントでお伝えしましょう。
①温かい人柄とファミリー感
社員の人柄の温かさ、人当たりの良さが、会社やお店の居心地の良さにも現れています。他業種から新しく入社した社員も、すぐに馴染んでいますので、ご安心ください。
②風通しの良い社風
少数精鋭で、社長や役員と距離が近いのが当社の特徴。役員も、現場の社員・アルバイトと定期的に食事やミーティングを行い、現場の意見を聞くことを重要視しています。
「幹部が現場の意見を聞く文化」は、創業の頃から大切にしているもの。この文化は今後も大切にし続けていきたいと考えています。
③ふぐが大好き、ふぐに熱い
当社の社員は、全員『玄品のふぐ』が大好き。ふぐに対する情熱が凄まじい(笑)
とはいえ、当社に来て初めてふぐを食べ、その美味しさに感銘を受け、「ふぐがこんなに美味しいとは知らなかった」と話す社員も多いです。
その感動をより多くのお客様にも味わっていただくため、日々、美味しいふぐ料理を提供できるよう努力と工夫を重ねています。
❚ 当社に興味を持ってくださったあなたへ
「人間の宇宙をも一体化する可能性を確信し、本当のやさしさ・高い理想・信念・行動力を併せ持つ、主体性ある進化する個人を育て愛に満ちた社会を創造する」を企業理念に、
「美味で健康的な本物のおいしさを追求し、真心と安らぎに満ち溢れた空間を提供する」を経営理念に掲げ、
「安心安全で美味しいふぐ料理を、リーズナブルな価格で提供する」ことにこだわり続けてきた当社。
この理念を実現するために、これからもベンチャー精神を発揮し、どんどんチャレンジを続けてまいります。
Wantedlyを通じて、未来の仲間の皆さんとお会いできること、楽しみにしております!