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毎日開催に感謝!「5分だけ勉強会」を振り返りました

Photo by Austin Distel on Unsplash

株式会社みらい翻訳のChikaこと山口 真親です。
2020年9月に入社し、Mirai Translator™ の開発チームにジョインしてエンジニアリングマネージャーをしております。

先日、チームで毎日行っている社内勉強会「5分だけ勉強会」を振り返る機会があったので、その内容を少しご紹介しようと思います。

5分だけ勉強会とは

以前、【チーム紹介】Mirai Translator の開発チームをざっくり紹介してみる の記事でもご紹介しましたが、Mirai Translator™ の開発チームでは毎朝の朝会後に、「5分だけ勉強会」という名のチーム内勉強会を実施しております。

社内勉強会ってなかなか長続きしませんよね?業務が忙しくて時間が合わずリスケされがち、登壇希望者が少ない、持ち回り制にすると準備してこない、最初の方でお題のハードルを上げすぎて次が続かない...理由は様々ありますが、なかなか継続出来ず数回開催されたがいつの間にか消滅してしまったという経験をしている方はたくさんいらっしゃると思います。

そんな継続が難しい勉強会を、Mirai Translator™開発チームでは1年以上毎日開催して継続しています。(すごくないですか?)

続けられている理由は何だろうと考えてみて、この「5分だけ勉強会」のルールをおさらいしてみると、こんなポイントが挙げられます。

  • 朝会に続けて開催して15分で終わるので基本的に全員参加可能(過疎らない)
  • 5分話せれば良い、話せれば資料がなくてもOK
  • 業務内容の共有・相談や、自分が書いたコード・資料のレビューでもOK
  • 「みんなすでに知ってるだろうなー」という内容でもOK
  • 技術的な内容でなくてもOK(むしろ自分の知らない分野の話題が聞けて新鮮)

こんな感じで、開催や登壇の難易度を可能な限り下げて続けられる仕組みができているというのが大きな要因だと思います。もちろん、メンバー全員がこれを守ってちゃんと登壇しているというのが最大の理由なのは間違いないのですが!

2020年の振り返り「5分だけ勉強会アワード」

さて、そんな「5分だけ勉強会」の2020年最後の回は、登壇者である Jeff の粋な図らいにより「2020年 5分だけ勉強会アワード」というテーマで、この1年の振り返りを行いました。

振り返った内容から特に印象に残ったものを私の独断で一部抜粋・編集してご紹介したいと思います。

参加人数の変化

「5分だけ勉強会」は当初は6,7人程度のメンバーが有志で始めていましたが、チームに新規参画したメンバーが次々参加することで20人を超える規模になりとても賑やかになりました。

最初はかなり登壇順が回ってくるのが早かったと思いますが、よくぞ続けてくれました。

タイトルのトレンド

タイトルとしてよく使われた頻出単語を分析した結果も出されました。それによると、Top5は

  1. aws
  2. miraitranslator
  3. cognito
  4. python
  5. spring

となっており、チームで使われている技術やサービスが勉強会の中でも取り上げられることが多いということが分かりました。

人気の記事・印象に残った記事

作成された記事に対していいね!が多かったり、印象に残ったものをピックアップして振り返りました。どんなテーマが挙がったのかここで少しご紹介してみます。(社内環境にあるため実際の記事を公開してお見せ出来ないのが残念ですが...!)

Mirai Translator™のChrome拡張機能を作ってみた

私達が開発しているSaaSプロダクトである Mirai Translator™ のChrome拡張を作ってみたら?という素晴らしい試み。いつかサービスとして実現させたいとみんなの共感を呼び、たくさんのいいね!が付きました。

ベジータ

負荷試験ツールVegetaの紹介。知っている人は知っているんですが、初めて聞くDB世代の男子の心を鷲掴みにしてくれました。

エイブラハム・ウォールドに学ぶ「選択バイアスとは」

QA担当者が「テストケースの偏りをなくしたい」「テスト観点の漏れをなくしたい」という思いから色々調べる中で気づいた、選択バイアスに関する考察記事。一般教養として大変勉強になりました。
このQA担当者の記事はいつも「引き込まれるものがある」と、取り上げた Jeff もお気に入りです。

MiraiTranslator™開発に入場する時に見る資料

新規メンバーが参画したときに最初に読むための記事で、開発チームのルールやドキュメントの場所、更には事務手続きの流れなどがまとめられた技術的な内容以外の良記事の代表格。チームメンバーがどんどん増えている今、ものすごく活用されている記事です。(マネージャー的にもすごくありがたい!)


ここで触れたもの以外にも、人気のある記事は

  • 勉強会を飛び出して業務でも活用されている記事
  • エンジニア心をくすぐられる記事
  • 普段勉強しないけど教養としてすごく参考になる記事

といった特徴があるようでした。

また、「大した内容じゃないですが」と簡単に紹介されたけど実は詳しい人が何人もいて質問やコメントで盛り上がるということも多々あり、メンバーの引き出しの深さを知ることが出来るのが個人的にはとても楽しみにしているポイントです。

今年もチームが活気づくテーマが生まれてくるのを楽しみにしています!

Mirai Translator™ の開発チームの雰囲気が少しでも伝わったでしょうか?

みらい翻訳では、機械翻訳機能を提供するだけではなく、Webサービスとしてもより良いものを提供できるよう、Web技術が好きな仲間たちと日々成長しながら開発に取り組んでいます。

「5分だけ勉強会」が毎日開催されるMirai Translator™ の開発チームに興味を持った方は、ぜひ一度話を聞きに来てみてください!

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