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採用をしたことがなかった会社が、わずか2ヶ月で3人決まった6つの理由

機械翻訳プロダクトのMirai Translator™を自社開発しているみらい翻訳では、これまで0⇒1フェーズでプロダクトを立ち上げてきました。
ようやく軌道に乗り、今後は1⇒10⇒100へとグロースさせていくために、今以上に多くの仲間が必要になります。
そこで、2020年3月に「採用基盤構築プロジェクト」を社内で立ち上げ、採用を本格的に始動しました。

みらい翻訳では、従来型の人事主導型の採用ではなく、現場主導型の採用を行っており、各VPが自チームに必要な人材を定義し、人事と一緒に探しに行き、面接からフォローまで行っています。

今回は、開始わずか2ヶ月で3名の内定承諾(2020年7月末現在は4名)を出した、みらい翻訳のエンジニアリング部のVPであるYuji(みらい翻訳ではニックネームで呼びあっています!)にその秘訣を聞いてみました!

-Yuji-
修士課程卒業後、新卒で株式会社NTTドコモに入社。
R&D部門に配属され検索・レコメンデーション等の自然言語処理技術を生かしたサービスの開発に従事。
その後、みらい翻訳の立ち上げに参画し2015年に出向。
現在は機械翻訳エンジンの開発、チューニングを行うエンジニアリング部の部長を務める。

◆なぜ採用に積極的になれたのか

「こんな人がいたら助かる」というイメージが持てていたのが大きかった

採用に積極的になれたのは、とにかく人が必要だった、というのが正直なところです。
自分自身、VPになったときに元々やっていた仕事の引継ぎがすんなりできず、業務量が膨れ上がってしまった経験がありました。
そういったことをなくし、業務を適正なメンバーでうまく回せるチームにしていきたい、と思っていたのも、採用に前のめりになれた理由です。
あとは、必要な人材像が最初から明確だったので、「こんな人がいたら助かる」というイメージが持てていたのが大きかったと思います。
今の立場になり、より組織全体の成果を意識するようになりました。

◆他の業務がある中で、後回しになってしまうことは?

自分なりのルールを設け、採用の時間を取っていた

他の業務もある中で、必ずしも毎回最優先にしていたわけではありません。
優先度は平等に見ていました。
それでも朝一と業務終了時は採用の時間に充てようと、自分なりのルールはありましたね。
あとは、レジュメは必ず1営業日以内に確認して、人事に戻すように意識していました。

◆選考フェーズごとに気を付けていたこと

とにかくスピード重視!レジュメでは可能性を見極める

レジュメ選考は、とにかくスピードを意識していました。
その上で、ポテンシャル枠を広げて、幅広い層からも応募していただけるようにしました。
実際に会ってみないとわからない部分が多いので、少しでも可能性のありそうな方はとにかく会ってみましたね。
内定を出した第一号は、大学院に通う学生でした。
その時、新卒採用は考えていなかったんですが、研究分野に可能性を感じ、まずはカジュアル面談でお会いしたんです。実際に会ってみると、言語の専門性とITスキルの両方を持っている方で、モデルチューニングチームに入るべき人だなと思いました。
その方は、来春の入社が決まっています。

面接は双方のマッチングを確認する場

面接では、「相互が選ぶ場である」ということを意識していました。
その方自身を見極めるのではなく、会社とその方とのマッチングを確認する、という感じでしょうか。
また、目の前の業務を回すための採用ではなく、中長期的に活躍してもらえる人に来てもらいたかったので、ビジョンに共感していただいているか、ポジションにマッチしているか、泥臭く仕事に向き合えるか、等を意識していました。
こちらからの情報提供も、良いことばかりではなく、会社や事業の課題も正直に伝えるように心がけていましたね。すべてを納得した上で入社していただき、お互いに良い選択となるようにしたかったので。

◆今後どのように成長してもらいたいか

成長イメージを一緒に作っていきたい

今は、採用だけでなくその後のオンボーディングも考えています。
今後も企業フェーズが上がるにつれて採用は増えると思うので、いつ新しいメンバーがjoinしてもお互い安心できるように、仕組化していきたいですね。
ただし成長イメージは人により異なるので、個々人と一緒に作っていきたいと思っています。
既存メンバーに対しても、新しいメンバーのメンタリングを通して成長できる環境を作りたいですし、一緒に仕事する仲間を一緒に採りに行こう!と、どんどん採用にも参加してほしいと思っています。

今回のYujiへのインタビューで、開始2ヶ月で3名(2020年7月末現在は4名)決まったのには6つの理由があるとわかりました。

①採用を当事者で考えていること
②普段から人物像を明確に持つこと
③スピード感を持って対応すること
④とにかく会ってみること
⑤「見極める」という姿勢ではなく、マッチングを確認すること
⑥採用を短期的ではなく、中長期的な視点で見ること

今から3名(2020年7月末現在は4名)のjoinが楽しみです。
ビジョンに向かって同じ方向を向き、その中で個々人が成長していく。
プロダクトと共にメンバー全体で成長していきたいと思います。

(2020年7月末追記)
みらい翻訳では、3月から計9名の入社者が決定し、先日3名がjoinしました!
今後も仲間が増えることを楽しみにしています。

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