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ベネリックが手掛ける飲食事業のパイオニア!執行役員インタビュー&インターン情報

こんにちは!ベネリック株式会社採用担当です。
Wantedlyのストーリーでは、「Heart Calls Heart」をテーマに、ベネリックで働く社員・企業文化・仕事内容の魅力に迫っていきます。新卒入社を考えている方にも転職してキャラクタービジネスに関わりたい方にも有益な記事をお届けしますので、ぜひご一読ください!

今回は【ベネリックが手掛ける飲食事業のパイオニア!執行役員インタビュー&インターン情報】と題して、ベネリックの執行役員、金井康信さんにお話を伺いました。
数々の新規事業に携わり、今や企業の柱の一つである飲食事業を統括する金井さん。豊かな経験を持つ金井さんならではのお言葉をいただきました!

インターンシップに関する情報もございますので、ぜひ最後まで読んでくださいね♪

--ベネリック入社までの道のり--

本日はよろしくお願いいたします。
まずは、自己紹介をお願いします。

よろしくお願いします!
ベネリック株式会社執行役員の金井康信です。食やフラワーサービスを通じて人々のくらしを彩る価値を創造する“ライフクリエイション”という部門を統括し、キャラクターや作品の世界観溢れるカフェやフラワーショップの運営に携わっています。

金井さんは新卒でベネリックにご入社されたんですか?

いえ、新卒では大手玩具メーカーに入社しました。女児玩具の開発を中心に、6年間ほどおもちゃと向き合いましたね。

その後、会社をやめてアメリカに渡りました。ビザも取得して、アメリカの飲食業界で働き始めたんです。アメリカでは少し有名な日本食レストランチェーンに入社して、レストラン運営に関わることは何でもやりました。キッチンやホールはもちろん、食材の仕入れや内装などにも関わりましたね。1年半ほど働いた頃、香港に新店舗を立ち上げるという話が出たんです。ありがたいことに、僕にその店舗を任せてくださることになったので、一人で香港に行くことになりました。

かなり国際色豊かな経歴ですね!
香港でも同じようなお仕事をされたんですか?

そのつもりで香港に行ったのですが、かなり雰囲気が違いましたね。
教えられた住所に行ってみたら、現地スタッフが一人と空っぽの店舗予定地が待っていたんです。開店予定日は決まっているのに、何も準備が進んでいない状態で…。現地スタッフと協力して、オープニングメンバー集めを行ったり、仕入れのルートを確立したりと、ゼロから作り上げることになりました。ただでさえ何も決まっていなかったうえに、アメリカから来るはずだったシェフが来れなくなって、急きょ日本から呼んだというのも覚えています。

そんな状態からでも頑張って、半年で3店舗まで数を増やすことができたんです。この経験は今でも自信につながっています。残念ながらその後すぐ、中国全体で感染症が広がったため店を閉めることになったんですけどね。

その後、帰国してベネリックに入社されたのですか?

そうですね。ベネリックの創業メンバーとは新卒で入社した玩具メーカー時代から付き合いがあって、ことあるごとに「日本に帰って来いよ」と言われていたんです。だから帰国する度に会社に遊びに行っていて、「楽しそうでいい会社だな、いつかここで働くのかな」とは思っていました。

今からちょうど20年前に日本での生活に戻って、ベネリックに入社することになりました。

≪「思い返すと、転機の多い人生だったかもしれませんね」と語る金井さん≫

--新規コンテンツの仕掛人--

ベネリックではどのようなお仕事をされてきたんですか?

入社してしばらくは、商品開発を行っていました。もともと行っていた玩具開発で培ったノウハウも活かせるし、ベネリックの主力事業でしたから。また店頭に立って販促活動を行うこともあり、商品の企画から販売まで、一貫して担当するという感じでしたね。当時はいまほどの規模の会社ではなかったので、「できることは何でもやる」という雰囲気があったように思います。

入社から4年目に、飲食店を運営する事業部に異動することになりました。アメリカや香港で飲食店の立ち上げ、運営経験もあるので、今思えば自然な流れだったようにも感じますね。

アメリカや香港でのお仕事との違いはありましたか?

もちろんありました!
細かい違いは沢山あるんですが、一番違うのは飲食店を運営する目的ですね。僕たちベネリックは「作品の世界観の創造屋さん」であるという考えを前提に動いているので、一般的な飲食店とはやはり違うと思います。
僕たちのゴールは「作品やキャラクターのファンを作る」ことなんです。飲食を楽しんで満足してもらうのはもちろんのこと、作品やキャラクターを好きになってもらうことが目的なんですよ。

それまでベネリックが行っていたものづくりやキャラクターショップの店舗運営は、もともと作品が好きな人が集まる場だったんです。「このキャラクターデザインのハンカチが欲しいから行こう」とか、「新商品がないか見に行こう」とか。
それに対して飲食店は、きっかけになる機会が多いですよね。街を歩いていて、レストランを見かけたら入る可能性があるじゃないですか。ご飯を一人で食べるのは嫌だから、友達を誘ってくる人もいるかもしれない。そんな風に「なんとなく入店した人」が、出るときには作品に興味を持ってくれるような場にしたいと思って飲食店を展開しています。

ここだけの話、ベネリックが最初に立ち上げたキャラクターカフェは採算を取るのが難しい時期がありました。初めての試みだったのでノウハウもなかったですし。それでも、作品やキャラクターのファンづくりにつながるなら何でもやる意味があると思って続けてきました。今でもこの想いは大切にしていますね。

なるほど、確かにそれは一般的な飲食事業とは違いますね。
キャラクターカフェを運営するにあたって、大変だったことはありますか?

どの業界でも新店舗のオープニング期間は忙しいものなので、その大変さはありましたね。オープン直後はなかなか休みも取れなかったですし、「材料が足りない!」と買い物に走ることも少なくありませんでした。

でも一番大変だったのは、「客層が想像できない」ということでしたね。
どんな人がこの作品を好きなのか、どんなメニューがあったら喜ばれるのかを想像するためには、作品のこともファンの人のことも良く知らなければいけません。

作品は見たり読んだりすれば良さそうですが、
ファンのことを知るのは難しそうですね。
どうやってファンのことを知っていったのですか?

既存のキャラクターショップに行って、その作品のグッズを手にとった人を観察していました。どのような服を着ているのか、どなたと一緒に来ているか。時にはキャラクターショップを出た後もどんな店に入るかを確かめて好みの傾向を推測したりもしました。

そんなことを続けていると、自然と自分もファンになっちゃっいますね(笑)
オープンしてからは直接お客様の声を聞く機会が増えるので、どんなサービスが喜ばれるか少しずつ知ることもできますね。

今後はどういった事業・企業にしていきたいですか?

おかげさまでいろいろなコンテンツとの出会いがあるので、いま以上に多くのコンテンツに関わりたいですね。ベネリックを形づくってきた先人の方々は、作品やキャラクターと徹底的に向き合って信頼を勝ち取ってきたんだと思います。その信頼を失わず、さまざまなコンテンツとの相性がいい「飲食事業」をどんどん拡大していきたいです。

そのためにも、新しい世代が企画や事業立案をしてくれるようになるといいですね。つい先日も学生向けのインターンシップを行って、若い世代が考える企画の様子を見てきたんです。エネルギーのある人たちと一緒に、新規事業の立ち上げや事業拡大を行えることを楽しみにしています。

≪「苦労していても、“楽しかったです、また来ます!”というお客様の声で5年頑張れる」と語る金井さん≫

--インターンシップについて--

インターンシップについて、もう少し詳しくお伺いしても?

もちろんです!
11月に2025年卒業予定の学生の方に向けたインターンシップを開催しました。僕が担当したのは“「0→1(ゼロイチ)」セミナー”という回で、「企画立案」や「新規事業への取り組み方」など、発想・企画をカタチにするためのヒントを伝えるというものです。約30名の学生が参加してくださり、最後まで真摯に取り組んでいただき、熱意ある皆さんが理解を深めてくれたと思います。

簡単に内容をご紹介すると、前半部分ではゼロから何かを生み出すことについて講義形式でお話ししました。
台風ができる過程を想像してみてください。何もないところから急に台風が生まれることはありませんよね。元は熱帯低気圧だったものが、成長して台風になる。その熱帯低気圧も、もとは上昇気流でしかなくて…。
つまり、もともとあるものの組み合わせでゼロからイチが生まれるのです。ということは、知識・経験・独自の観点など、自分の中に蓄積が多ければ多いほど新しいものを生み出しやすいということになりますね。ですので、より多くの組み合わせを思いつくために、インプットを増やしていくべきだということをお話ししました。過去の実績として、いくつかのカフェやショップの企画書を見せて実際の業務のイメージも持ってもらうなど、実務に近い形でお伝えしました。

そして後半部分では、学生を5~6人ずつのグループに分け、新しいキャラクターカフェの企画を創るグループワークを行っていただきました。店名・コンセプト・看板メニューなどを決めて、それぞれ発表してもらうものです。
初対面の人同士で取り組む企画会議の様子は興味深かったですね。どのコンテンツのカフェにするかというところから始まるんですが、それぞれの好みがあったりして決めるのが大変そうでした。声が大きい人の意見が通ってしまうグループもあれば、お互いに譲り合ってしまうグループもあって。
でも、実際のお仕事でもこういうことはよくありますね。自分が詳しくないコンテンツでも、誰かが企画を持ってきたら実現に向けて一緒に進めなければいけないわけですから。

それぞれのチームの発表が終わったあとは、実際に新店舗の企画と運営を担当している社員2名によるフィードバックを行いました。学生の純粋な意見が聞けるインターンシップという場は、僕たちにとっても大変価値のあるものでした。

学生たちに期待していることはありますか?

思いをカタチにするのがベネリックの仕事です。
そのために、「思い」の部分を養っておいてほしいですね。先ほどお話しした「インプットを増やすべき」という部分にも共通するのですが、多くの経験を積んで様々な思いをもっていてほしいです。
感染症の影響も少なくなり、海外旅行もしやすくなったので、学生のうちに異文化に触れておくのもいいと思います。思いついたことは何でも実践して、行動の連続で前に進んでいく癖をつけておくと、社会人になってからも成長し続けられるはずです。

≪数多くの新規事業を立ち上げてきた金井さん“ならでは”のお話を伺うことができました≫

--これからのベネリック--

本日はありがとうございました!
最後に、これからの目標について教えてください。

ファーストペンギンの例えを知っていますか?群れで行動するペンギンの中から、天敵がいるかもしれない海へ魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのことです。

ベネリックは「ファーストペンギンを褒める会社」です。
僕は、新しいことを始める第一歩を踏み出した人を褒め、結果も過程もしっかり評価する社風が魅力だと思っているんです。だから、どんどんファーストペンギンを生み出せる企業にしていきたいというのが目標ですね。

事業面では、ものづくり・店舗運営(物販・飲食)に続く新しい柱を立てることが重要だと思っています。新しい事業を立ち上げる時には必ず一歩目を踏み出す人が必要ですし、コンテンツのファンが増える入り口が大きくなるのは素晴らしいことですから。

内部的には、人材強化を図りたいですね。新しい事業計画が立ち上がっても、今の仕事で手一杯になってしまって参画できない、というケースは少なくありません。それぞれの仕事にある程度余裕が生まれれば、新しい事業へ参画する人を募りやすくなる、つまりファーストペンギンが生まれやすくなると思うんです。
長期的なキャリアを築くためにも、ひとりひとりが高い裁量権をもって、自分の役割が何なのかを理解するということが重要です。自分にしかできない仕事を見つけられるよう、普段の業務に少し余白を作れる環境を実現したいなと思っています。

最後までご覧いただき、ありがとうございます!
ベネリックで働く「人」の魅力、存分に伝わったのではないでしょうか。

現在ベネリックでは、一緒に働くメンバーを募集しています。
また2024年2月7日(水)と2月14日(水)にも25年卒の学生向けにインターンシップを開催する予定です。
少しでも気になった方は、お気軽にご応募ください!
もちろん、話を聞くだけでも大歓迎!社内見学なども随時実施しています。
ご連絡、お待ちしております。

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