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持ち前の突破力で、クリエイティブに閉じないプランナーへ。唯一無二の価値構築を。

高校時代には渡米を経験。決断と行動力は人に勝る点だと思います。時には自分の決断によって苦しめられることもありました。ただ、そこから得た学びもあります。

唯一無二のクリエイティブプランナーとして、自分ができる領域で。
更なる価値を発揮すると意気込みます。

<インタビュアー:常世田拓>

菊池 朝士/統合プランニング本部 クリエイティブ部
専業代理店、メディア営業を経て、「やっぱクリエイティブやろ!!」という考えからクリエイティブプランナーに。バスケとスニーカー集めが好きで、貯金をする方法を随時募集中。新規カフェ開拓が最近のマイブーム。

自分が見たものを信じ、真っすぐバスケに向き合った学生時代。

菊:子供の頃は活発&目立ちたがり屋でしたね。

常:先に言ってくれるタイプ!笑
っぽいですね笑

菊:よく言われます笑
本当は人前に立ったり目立つというのは緊張するんですけど、そんなに嫌いではなくて。
その場に慣れてくるとガンガンいけちゃうタイプです。

常:なるほど!そしたらこのインタビューもガンガン行っちゃいましょう!
早速ですが、幼少期から熱中していた物事はありますか?

菊:バスケットボールでしたね。たまたま入った小学校のチームが強豪だったんですよね。
県でベスト8の常連校だったので練習もめちゃくちゃハードだったんですけど、どっぷりハマって高校で渡米しました。

常:渡米ですか?!

菊:一応高校生からアメリカに約5年いました。

常:結構長いですね笑 でも、高校生から渡米ってなかなかできることではない気がします。
(キングカズみたい。)

菊:僕が割と楽観主義なのとプロも目指していたということもあり、他のリスクを何も考えずに突っ込みましたね。親には最後めちゃくちゃ頼み込んでいかせてもらいました笑
飛び込んでみた結果ですが、自分で体感することが一番正しいんだなという風に思うようになりましたね。

常:僕だったら絶対できないなと思います笑
就活はアメリカでされたんですか?

菊:日本でしました。最初はベンチャー企業でインターンをしていたのですが、途中で軌道修正をして。その時は大学4年の6月だったんですけど就活課に相談した時に、スポーツに関わりたいんだったら広告関係の仕事をすれば関われるんじゃない?」と言われてそのまま広告一直線で就活をしました。

常:初っ端から猪突猛進なエピソードがすごいですけど笑

菊:そうなんですよね笑
なので、マーケティングには就活まではあまり興味がなかったんです。
ただ、ユーザーのインサイトを考えて、サービスを届けるプロセスに対しては難しそうだけど楽しそうだなという印象は持ちましたね。そのまま、広告代理店へ就職を決めました。

天狗になっていた気づきと、クリエイティブを突き詰めるという決断。

常:新卒配属から2か月で大きなクライアントのメイン担当になったと聞きました。

菊:そうですね。ディレクターでの配属だったのですが、人数が少なくて。菊池だったらいけるんじゃない?みたいな形でアサインされました笑
大きなクライアントだったので、様々学ばせていただきましたね。
クライアントからお叱りを受けることもあれば、ディレクターとしての立ち回り方など含めて成長できた期間だったかなと思います。

でも結構大変でした笑
クライアントや先輩からの質問にも何も答えられずで、その時営業の方がなんとかしてくれたんですけど…。僕からは何も対応などは言えず、ゴテゴテでずっとやっていて、結局ずっと案件の効果回復できずみたいな。

常:僕も1年目当時を思い出しました…。(なぜか)
その当時の1番の学びは何でしたか?

菊:クリエイティブに関することをするだけでなく、自分が営業や運用になったつもりで動く大切さを知りましたね。クライアントからの質問も自分で一次回答できるまで案件に入っていくことでその後、効果改善につなげられた経験だったので。

常:めっちゃ大事…。

菊:そこから社内でもある程度できるやつという立ち位置になりつつあって、割と自由にやらせてもらえていたかなと思います。そこで少し物足りなくなり、もっと成長できる環境を求めて転職しました。
一定の自信を持って転職はしたんですけど、思いっきり伸びた鼻をへし折られましたね笑

常:え!笑

菊:次の会社では営業で入ったんですけど、その会社は営業未経験で入る人なんてほとんどいなかったんですよ。
また、結構体育会系の会社で新規開拓が中心でした。クライアントとのリレーション構築含めてどう動かなきゃいけないのかが全く分からなかったんです。
特に研修も受けず、1か月くらい軽いロープレをしてじゃああとはこのリスト全部連絡してみたいな。でも連絡してもほぼ返ってこなくて、ここからどう数字作ればいいの?という状態でそこからかなり詰められましたね笑

常:ハードな環境ですね…。

菊:しかも、営業先の方が圧倒的に自分よりリテラシーが高いんですよ。
聞かれたこともわからない、契約も取れない、引継ぎもされないから数字の作り方がわからない。でも毎週怒られるし、仕事をしたくなくなり始めて、日曜日の夜があんなに憂鬱になったのは初めてでしたね。

常:壮絶…。

菊:そこで、ずっと仲良かった友達に「お前大丈夫?」と連絡をもらいD2C Rの紹介を受け、今の上長と会うことになりました。

間近で感じた、クリエイティブプランナーのレベルの高さ。

常:そういう経緯があったんですね。

菊:2社目の当時を振り返ると、調子に乗ってたなと笑
市場的にまだまだ全然でしたし、上には上がいるし、営業という分野を極めてきた人たちってこんなにすごいんだって実感しました。
と、同時にクリエイティブプランナーとしてユーザーの心を動かせるクリエイティブを作れていたかを考え直せましたね。

そんな中で今の上長と話し、D2C Rのクリエイティブプランナーの考え方を聞いて、まさに僕が作りたい広告ってそういうものだと共感したので選考を受ける流れになりました。

常:どんなことに共感したんですか?

菊:広告って本来ユーザーに気づきを与えたり、知らないものを知ってもらう役割だと思うんですけど、商品によっては求められていないことも多いじゃないですか?「広告 うざい」とかよく目にしますし。
でも、その時に言われたのはユーザーにポジティブな感情を形成させて、良い効果を生むクリエイティブを作ることを常に考えているということ。そこに惹かれたんだと思います。
あとは扱っている媒体の幅ですね。

常:媒体の幅ですか?

菊:TwitterやTikTokを扱ったことがなくてそこがいいなと思いましたし、その2つってユーザーの声が聞けるんですよね。今まではそのような媒体で配信したことがなかった。
クリエイティブの結果が定性的にも定量的にも分析できるので、よく言う人の心を動かせる広告が作れるかもしれないと思いました。

常:ユーザーの声が聞けて広告が作れるのはデジタル広告の醍醐味ですよね。
続いて、入社してみて良い意味でのギャップなどありましたか?

菊:他のクリエイティブプランナーのスキルの高さですかね。
例えば、広告のコピーは感覚の領域だと思うんですけど、部長はその感覚がすごい鋭いなって。あとは、メンバーのストイックさや発想力。丁寧な分析からそれをちゃんとクリエイティブに活かしていく能力を見て、この人たちちゃんとクリエイティブプランニングしてる!すげー!って普通に思いました笑

常:なぜか僕も嬉しくなります笑
チームとしてはどうですか?

菊:各個人に得意なことがある反面、スキルの平準化はできていないなと感じます。
新しい人が増えてきているので、それぞれの得意な領域は伸ばしつつ、チーム全体の平均値は上げていかないといけないなと思っていますね。

常:チーム全体の力を上げるのは重要ですよね。

菊:そうですね。ただ、各自が価値を発揮できるスキル/領域も同時に身に付けないといけないと思っていて。最低限のレベルまで持っていったあとは、各個人が自分で考えてブランディングしていかないといけないと思いますね。

唯一無二のクリエイティブプランナーとして。自分の価値を構築していく。

常:今挑戦していることは何ですか?

菊:絶賛スキル磨き中です。部長からも早くエースになれみたいなことは言われてます笑
僕の中でクリエイティブの考案するスキルとかインサイトを深掘る領域はどちらかといえば苦手なほうで。そこの弱さは指摘されてますね。

ただ僕、良くも悪くも諦めているところはあって、自分としての価値をどうだしていくかはすごく考えてはいます。それが何かはまだわからないですけど、ディレクションには自信がある。まずはそこで価値をだしていければとは思っています。

「菊池だったら仕事やりやすい」「一緒に案件やりたい」と思われるように、ディレクションがしっかりしているプランナーとしての認知を取っていきたいとは思っています。

常:進行管理が滞りなくできるってことですか?

菊:というよりかは、自分が関わることで価値を感じてもらえるような動き方がしたいです。営業や他のメンバーと密にコミュニケーションを取っていくことだったり、全体戦略を考える領域だったり。そういうところにも僕が入れる余地はあるなと。
全体を見た時にクリエイティブプランナーが任されているところ以上の何かで、価値発揮していければいいなとは思っているのですが、それをどうやっていくかはまだ言語化はできていないです。

常:クリエイティブだけに閉じないプランナーを目指すということなんですね。

菊池:そうですね。
あとは、獲得領域を超えた認知領域での提案をもっと行っていきたいと思っています。

D2C Rとして掲げている、「デジタル総合代理店」の地位を築いていくためにも、知見のないところに飛び込んで自分の経験をベースにノウハウなどをチームに還元していきたいですね。

あと将来的にですけど、元々バスケが好きだったのもありスポーツのマーケティングに関わりたいなとは思っています。形はどうであれそれに近づけるような経験は積んでいきたいなと思っています!

話を通じ、「突破力の強さ」を感じました。自分が得意な領域を磨き続け、個として強くなっていかなければならない。そんな意思の強さを感じました。

よりプロフェッショナルなクリエイティブプランナーとして成長することが、結果チームを強くしてくれるんだと思います。

今後の菊池やクリエイティブプランナーチームにも、もっと期待していきたいです。
本日もお読みいただきありがとうございました。

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