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【キャリア事例】大きな決断をしたからこそ得られた「やりがい」と「気づき」

人事の渡邊です。今回の記事は、【キャリア事例】第3弾になります。
入社直後に大きな決断をしたからこそ本当にやりたかったことが見つかったと話す、池邊 沙也加さん。
転職を決断した背景や、これから挑戦したいことなど伺ってきました。

それでは、どうぞ!

[Profile] 池邊 沙也加(ストラテジックプランニングチーム)
2014年、スマホゲーム企業のコンテンツディレクターとして新卒入社。新規立ち上げ含む、多くのゲーム運用・企画を経験。
その後、2018年度D2C Rへ中途入社。営業を経てストラテジックプランニングチームの立ち上げメンバーに参画。
数字だけの戦略ではなく、エンタメ業界で培った視点を大切にした、感情に寄り添うマーケティングを目指している。
いわゆるサブカル女子。大学の論文テーマは弥勒菩薩。

モノづくりに興味をいだいていた新卒時代

-現在に至るまでのご経験を教えてください

ゲーム会社のコンテンツディレクターとして社会人キャリアをスタートしました。
具体的には、イラストやシナリオの企画、BGMの選定などゲームの中身に関わる事を広く担当し、5~6案件ほどの既存案件と新規に立ち上げた2つのタイトルの担当をしていました。

-自身で立ち上げたコンテンツが世に出ていくのは面白そうですね。

やりがいに感じていました。もともと「ものづくり」がしたいと強く思っていて、自分が企画したタイトルが世の中に出た時は、嬉しかったです。

-どのくらいの期間在籍されていたのでしょうか?

新卒で入社をして、4年間になります。入社したタイミングで元々主軸としていたゲームジャンルに限らず、様々なジャンルを開拓しているフェーズだったので、幅も広くやりがいを持って当時仕事には取り組めていたと振り返って思います。

物足りなさを感じて、転職を決断。

-充実してそうだなと話しを聞いて思ったのですが、転職のきっかけって何だったのでしょうか?

業務にやりがいを感じていましたし、興味のあったモノづくりには関われているなと実感はしていました。一方でゲーム制作という限られた発信だけではなく、もっと広い世界でコンテンツ発信をしていきたいという思いも持ち続けていました。その結果、もともと憧れのあった広告業界にチャレンジしようと転職を決断したんです。

-転職活動中はどのような企業選定をされていましたか?

広告業界に絞って活動をしました。D2C Rは、人材紹介会社から紹介されたことがきっかけで選考を受けました。ただ、最初はゲーム領域に強みを持っていた会社と認識を持っていたため、正直ゲームからは離れたいなと思っていました(笑)

-そう考えていた中、D2C Rに決めた背景を教えてください。

面接で会った戸倉さんから、「異業界に転職すると覚えることが多い中、ゲームの知見をすでに持っている池邊さんの場合は、一から全てを学ぶ必要がないと思う。他に学ばなければならないことに時間をかけられるので、一定学べたなと思ったらチャレンジしたい領域に挑戦すればいいんじゃないかな」と言われ、確かにその通りだなと思ったんです。

また多くの広告会社のHPに、横文字でかっこいい言葉が並んでいる中、D2C Rは「三方よし」の考え方を大切にしていると書いてあり、会社の方針に共感したことも決め手です。

広告代理店に入社をしてみて

-入社されてから、現在に至るまでの経験を教えてください。

入社後は、ゲーム営業部に配属をされました。日々の運用レポート業務や往訪が中心でしたが、企画することが好きだったこともあり徐々にコンペ提案に関わる仕事に比重を置かせてもらえるようになりました。4ヶ月ほどたったタイミングで、新たにストラテジックプランニング部を立ち上げることが決まり、声をかけてもらったことがきっかけで異動し、現在に至ります。

-入社4ヶ月での異動。悩まれましたか?

かなり悩みました(笑)ストラテジックプランナーは、営業の方に武器を与えることが仕事だと考えていて、広告業界の営業について何も学べていない状況で異動してよいのかと。当時のマネジャーに何度か相談をし、やりたいことなら挑戦した方がいいと背中を押していただきました。

-異動してみていかがでしょうか?

やりがいを持って取り組めています。もともとモノづくりがしたいと就活軸を持っていましたが、当時はモノづくり=イラストや写真など、いわゆるクリエイティブの表現だと思っていました。
ただ、ストプラに異動をしてきて、戦略を描く、インフルエンサーの選定や広告のプランニングをすることもモノづくりに通ずるものがあると思うようになりました。私の中で、モノづくりの定義が変わった瞬間です。

-思い出に残っている案件などありますか?

3つあります。

1つ目が、ゲームクライアントの事例です。
私自身、ゲーム会社出身なのでモチベーション高くコンペに望んだのですが、結果は負けてしまいました。
担当の方が詳細にフィードバックをくださり、まだまだ私自身の思考が広告代理店目線ではなく、ゲーム制作会社目線であることに気づかされました。また何度も提案を繰り返しているうちに、別タイトルの案件をいただくことができ、粘り強く提案し続ける大切さを学んだ案件です。

2つ目が、海外案件に関わった事例です。
関わる方々みなさんがグローバル目線でマーケティング・プロモーションの施策や企画を考えていて圧倒されたことを覚えています。
今までは、「点」で考えていたためもっと「大枠」で考える必要性があると気づかされました。1ヶ月に2本くらいのペースでコンペを実施していたので、かなり鍛えられました(笑)

3つ目が、シリーズもののゲームアプリの事例です。私の戦略に合わせて運用を始めたのですが、思うように数字が伸びない事がありました。よくできたなと思っても結果が付いてこない状況で、肌感覚であったり、まだまだ経験が足りなかったなと実感しました。
クライアントの期待に100%以上で答えられるように、もっと学ばなければならないといい気づきになったことを覚えています。

この先に見据えている、実現したいこと

-この先、挑戦・実現したいことなどありますか?

現在は、今まで積み重ねてきたキャリアを自分の強みに変えていきたいと考えています。エンタメ視点を大切に、ユーザーに「沁みる」「面白い」といった情緒価値を提供できる人になりたいですね。コンペなどの提案資料は、常にそういう軸を意識して取り組んでいます。

-得意領域の確立ができると、より仕事に深みがでてきそうですね。

そうですね。広く色々な業務に関わっていくことが大切だと思います。何も分かってない人と思われたくないんです(笑)
チーム、他部署のメンバーと積極的にコミュニケーションを取り、関係値を広げていくと同時に実践値も積んでいく。その中で、得意領域もおのずと確立されていくのではないかなと思います。

個人的に、現在のD2C Rは過渡期だなと感じています。人が増え、組織が増えどこの部署に所属しているかは関係なくなってきているのではないでしょうか。部署や職種に問わられず、自分で手を挙げてチャレンジできる環境は間違いなくあると思いますし、自分次第で挑戦できる文化はこのままあり続けて欲しいなと思っています。

あとがき

インタビューをさせていただき、2つほど印象的でした。
1つ目は、部署異動です。様々な葛藤があったと思いますが、入社4ヶ月での部署異動の決断は簡単にできるものではないと思います。
2つ目は、印象深い案件を聞いた際に、どれも「気づき」を得た事例を上げていただいた事です。うまくいった提案や戦略事例ではなく、気づきを得られた案件を上げられる所に、池邊さんらしさがあるんだろうなと思ったインタビューでした。

次回、第4弾も楽しみにお待ちください!
最後までお読みいただきありがとうございました!

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