2022年年頭のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。
2022年の年頭にあたり、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。

昨年は、新型コロナウィルスの影響で一変した社会の様子が、元には戻らないことを知り、新たな生活・ビジネス様式を模索した年でした。わたしたちも、DXサービスを標ぼうし、新たに創造する社会のために、少しでもお役に立つよう努力してまいりました。おかげさまでお客様にご評価いただき、６年連続の増収増益を達成したことをご報告し、御礼申し上げます。

さて、現在、IT業界のステージは、SI（レガシーIT）の時代の末期にさしかかったと言えます。しかしながら、SIの時代からDXの時代への移行期間は、欧米に遅れること5年とわたしたちは想定しています。それは、SIという日本独自のスタイルがユーザー主導・内製化を阻み、DXの移行を遅らせていると言えるでしょう。しかし、今、企業がシステム開発をSlerに丸投げする慣行から脱却し、自前で開発する動きが広がりだしました。

“DXインテグレータ®”をめざすわたしたちは、お客様の内製化・DX化支援のために、最初に２つのオンサイトサービスをご用意いたしました。

1つ目は、BPOコンサルティング・サービスです。“ITセクレタリィ®”による導入ステージのサービスで、業務分析、可視化、マニュアル作成からDX推進のPMOも行っております。
2つ目は、ユーザーの内製化をご支援するサービスである“DXクラーク・サービス”です。「お客様の隣でDX化をサポート」をモットーに、データ活用・データ分析・ツール開発スキルを持つ専門スタッフがご支援いたします。

さらには、お客様のビジネス課題を解決するために、“DXインテグレーションセンター®”をスタートさせており、実績を積んでおります。課題解決のための革新的なビジネスモデル開発からはじまり、データマネジメント、データ分析、API開発、そのためのインフラ構築・運用（クラウド、セキュリティ、IoT）のオールインワン・サービスを展開しております。

DXインテグレ―ションの実績を活かし、数年後に、“業務型SaaS”を本格的に稼働させる予定です。たとえば、建築SaaS、医療SaaSなどの構築ご支援を行います。その際、非常に重要なサービスは、カスタマーサクセスを実現するBPOサービスです。こちらは当サービスを構成する“ITセクレタリィ®”の活躍するフィールドになります。

当社のめざす“DXインテグレーションサービス”によって、だれにもやさしいDXを実現し、社会的課題の解決による社会貢献をめざします。今後も社員一同、お客様の感動のために、一段高い価値の提供をめざしてまいりますので、引き続き変わらぬご指導ご愛顧を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

最後に、皆さまにとって、充実した幸せな一年となることを祈念して、年頭のごあいさつとさせていただきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社エヌ・アンド・アイ・システムズ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表取締役社長　川瀬勉