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SES株式会社の支柱!統括マネージャーが語る、人や組織の「横の繋がり」とは?

SES株式会社は、様々な技術を持った社員がお客様の元で業務の効率化や生産性の向上に寄与する、SES(システムエンジニアリングサービス)業界の会社です。

実は会社名は「システムエンジニアリング仙台」の略称で「SES株式会社」としています。

本日はSES株式会社取締役統括マネージャーの清野さんにお話を伺いました。


SES株式会社に入社するきっかけと想い

-これまでのキャリアと現在の業務を教えてください

21歳の時に今と同じようなSESの会社へ入り、31歳までエンジニアとして働きました。

32歳で転職した会社では、管理業務を中心にエンジニアとマネージャーとの二足の草鞋で、最終的に仙台の事務所で所長をしていました。

代表の柿沼とはSES株式会社の設立当初からサポート役として関わっており、彼に最初に社員を紹介したのも私です。

設立時すぐに入らなかったのは、当時働いていた会社のメンバーが、自分が抜けた後のことが心配だったからでした。
無事その問題もクリアしたので、設立4年目で柿沼さんの会社に入社することになります。


-今に至るまで様々な経験を積まれてきたんですね
それでは、最終的になぜ柿沼さんの「SES株式会社」を選んだのでしょうか?

柿沼は自分とは真逆の人だと思っています。
柿沼の経営力は守りではなく攻めの姿勢です。そこが自分とは違っていて、なおかつ惹かれる点です。

それぞれの性質や身につけてきたものが絶妙に異なっているため、役員構成は攻めと守りで良いバランスが取れていると思います。
もう1名、千葉という取締役がいますが、彼は開発者としてメンバーから見た技術における手本になっています。

他にも多数の会社に誘われていましたが、最初に自分が紹介したメンバーが在籍していることもあり、SES株式会社の仲間入りを決意しました。

人の為や仲間の為に働きたいという気持ちが強かったことも後押しの一つでした。



社員優先の営業とメンバーへのサポート体制

-日頃はどんな業務をしているのかお聞かせください

まず社員全員の勤怠状況を確認します。
予定より稼働が高くなっている人がいたら、そこのお客様とスケジュールの調整をする必要があるからです。

その後は営業のメール確認や業務委託先であるパートナーさんとの状況確認をします。

客先やパートナー先との交流を常に意識することは、仙台の業界市場を把握することに繋がっています。
方向性や主流から大きくぶれない営業をするためにも、非常に重要です。

社員との面談は1on1で行っています。
柿沼は各社員の様子や各々の評価を、私は営業目線から各自の目標についてを中心に話します。

また、それぞれの客先での直属の上司の方とは3か月に1回打合せをして、相手方の悩みやお互いの要望を伝えあう場にしています。


-お話を伺うと働く社員のことを第一に考えた体制のように感じます
では営業をするうえで気にかけていることや条件はありますか?

現在働いている社員の多くはポリテクセンター出身です。
これはつまり、一度別の業種に就いたうえでこの業界にチャレンジしてきてくれた人がたくさんいるということです。

現時点では、この業界に夢を抱いてやってきた人たちに「やりたいこと」をやってもらえる方向性の案件を採択しています。

もちろんみんな最初から技術力があるわけではないので、客先で業務をしながらも技術を学べるような会社を選んでいます。

損得だけを見て仕事を選べば、自分に合わない仕事をしなくてはいけない社員が出てきてしまいます。
そうしないためにも営業先は極力絞らずに、社員がよりよい環境で仕事ができる案件を獲得することが大切です。



横の繋がりを広げるネットワーク

-業界から見て、SES株式会社の特徴を教えてください

システムエンジニアリングサービスという業界は、何を置いても「人が資本」です。
そして人が足りなくて仕事が回らないという状況はよくある話です。

そんな時に人と人との繋がりや組織としての繋がりを、「縦」ではなく「横」にしていければ、人が足りないという状況を補いながらお客様により良いものを提供出来るのではないか、と考えています。

SES株式会社では、自社だけでなく業務委託先であるパートナーさんのための営業もしています。

会社を経営するうえでは自社の売上を第一に考えたいところですが、技術者目線でもこの業界の営業の大変さを知っています。

多くの情報を拾い、横の関係性を広く構築して、お客様が今求めている条件にあったパートナーさんを紹介すれば、企業同士のネットワークが横に大きく広がっていきます。

お客様が喜んで、パートナーさんが喜んで、かつ弊社にメリットがある。

自社だけではなく、仙台全体としてITの仕事を活発化することに力を入れたうえで、その大きなネットワークの中にSES株式会社がある、というイメージです。



企業として営業として社員に寄せる期待

-企業として中・長期的な目標はありますか?

長期的というと少し難しいのですが、まずはあと2年ほどで50名体制にすることが目標です。
規模を拡大するということは、仕事の仕方が大きな単位になってくると思います。
また、整備しなくてはいけないものも増えてくるでしょう。

現在はそこに向けた社内体制を整えているところです。
具体的にはリーダー層の教育を始めています。

会社が悪い方向へ行かないように法整備をし、社外の専門家にも協力していただいて社員に対して教育を進めていきます。


-「教育」というワードが出ましたが、未経験者への教育はどのようなものがありますか?

実は新人教育のカリキュラムも自社で作ったものを使用しています。

Eラーニングを1週間ほど受けたら、そのカリキュラムを3ヶ月かけて進めます。

研修時の評価や新人さんの面倒は現場の先輩が対応します。
ポリテクセンター出身者が多いことが、未経験者の成長に一役買っていると思っています。

SES株式会社に入社するベネフィットとして言えるのは、ここは社員一人ひとりに対して同じ目線で話を聞いてくれる会社であるということです。

未経験の方でも、やる気があれば充分です。
その人のやる気や夢を聞くことで、いざ壁にぶつかった時に初心にかえって一緒に悩みながら解決していくことができます。

先輩や上司はみな頼れる仲間ですし、諦めない人のことは私も会社も諦めません。


-本日はどうもありがとうございました

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