みなさんこんにちは!株式会社LiNewのメガネ先生です👓
普段はカリキュラムの改善や、生徒との交流をメインに活動しています!
今日は、人生の全てが詰まっている漫画『BLUE GIANT(ブルージャイアント)』の心に刺さる名言を紹介したいと思います。この作品、すでに読んだことがある方も、これから読み始める方も、どんな人の心にも響く力強いメッセージが込められているんです!
『BLUE GIANT』とは?
『BLUE GIANT』は石塚真一さんが描くジャズをテーマにした漫画で、何の変哲もない仙台の高校生である主人公・宮本大(みやもと だい)が、ジャズの世界に飛び込み、世界一のジャズプレイヤーを目指して挑戦していく物語です。世界一を目指す大の情熱と覚悟、仲間との関わり合い、人生の葛藤や夢に向かう姿勢がリアルに描かれており、読者全員の背中を押してくれる、読んでいるだけで音が聞こえてくるような感覚になる、そんな素敵な作品です。少し前に映画化もされて、話題になりましたね。
心に刺さる名言の数々
とにかく主人公の情熱が熱すぎるこの物語は、名言の宝庫でもあるんです。
ジャズの世界にかかわらず、何かを目指して日々奮闘する皆さんにも刺さると思います。
「生まれた時からジャズプレーヤーなんてのは一人もいねってこと。だったらオレだってさあ、なれるべ。」
宮本大(『BLUE GIANT』2巻)
周りの人間がJazzに対して冷めた意見を持っている中、大は常に前だけを見続け毎日練習を続けました。流されず自分の信念を貫いている大らしい言葉だと思います。
「ジャズプレーヤーに、なる。世界一のジャズプレーヤーになる。世界一のジャズプレーヤーになる。世界一のジャズプレーヤーになる。世界一の、ジャズプレーヤーになる。世界一のジャズプレーヤーになる。世界一の、ジャズプレーヤーになる。世界一の、ジャズプレーヤーになる。世界一の、ジャズプレーヤーになる。……オレは、世界一のジャズプレーヤーになる。」
宮本大(『BLUE GIANT』2巻)
親友である玉田に、「何を根拠に音楽の世界で勝てると思うんだ」と聞かれ、「そういうのは、毎日自分で作るんだ」と答える宮本大。「どうやって?」と聞かれて、それを実践したのがこの言葉です。まさに暗示、まさに呪文。宮本大の一途な思いが象徴的に表現された名シーンです。
音大じゃなくていい。アメリカじゃなくて構わん。
勝負はそもそもそんなとこにはない。
「世界のプレーヤー」になる奴は、
どこから始めても「世界のプレーヤー」になる。
由井(大のサックスの師匠)(『BLUE GIANT』10巻)
アメリカ以外の海外に行きたいという宮本大に、師匠である由井が言った言葉です。山頂はひとつでも、そこに至る道は無数にある、といったところですかね。由井は早くから大の才能に気付き、サックスの基本を叩き込みました。やはり何をするにも「師匠」の存在は大きいですね。由井に出会っていなかったら、大のここまでの活躍はあり得なかったでしょう。
「お前の本番は、いつでも今日じゃなくて明日なのか?」
宮本大(『BLUE GIANT SUPREME』8巻)
大と同じテナー奏者でライバルの、アーネスト・ハーグリーブス。自分のキャリアを計算して、ステージを選ぶアーネストに対して、大は「毎日ステージに立つべきだ」と言い、この言葉を放ちました。読みながら我が身を振り返り、ギクリとした人もいるかもですね。「その瞬間の“フル”」を出すことにこだわる大と、計算されたエンターテインメントを志向するアーネスト。互いを認め合う二人の、意地と意地とがぶつかり合う名シーンです。
きっと本人が負けたと思わなかったら勝つんだね。
「オレなんて」そう思った瞬間に終わるんだ。全てがね。
かつてジャズをあきらめたおじいさん(『BLUE GIANT EXPLORER』4巻)
夢を叶えられなかった自分を顧みるように語るオジイさんの言葉。「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ」という言葉を思い起こさせるような言葉ですね。夢はいつか終わるかもしれない反面、いつだって始まるのだと、考えさせられる名言だと思います。
「やる」を選ぶ
著者:石塚真一(ラジオ)
これは、著者である石塚真一さんがラジオ番組の中で、『BLUE GIANT』のテーマとして語っていた言葉です。人生にはいろんな選択があります。右か、左か。やるか、やらないか。その時に、「やる」を選ぶ。『BLUE GIANT』は、「やる」を選んだ人間の生き様を描いた作品とも言えると思います。
私は音楽が好きで、Jazzもやっていたことがあります。この本を読んだきっかけもJazzに関するマンガだったからです。ですが、いざ読んでみたら「何かを成し遂げる人間の生き様」が詰まっており、数々の熱い名言に心打たれました。
仕事をする上でも共感できる考え方も多く、Jazzがわからなくてもオススメできるマンガです。
まだまだ紹介したい名言、名シーンがありますが、続きは皆さんの目で確かめてください!