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難民認定を受けてITエンジニアへ挑戦し続けるジョスパンが語る、未来への道筋

こんにちは。株式会社LiNew広報担当です。
実は、LiNewでは元アスリートやスポーツ経験者の社員が多く在籍していることをご存じでしょうか。彼らのこれまでの経歴を伺うと、素晴らしい成果を残している方々も少なくありません。

今回の企画では、スポーツ経験者の社員たちがどのようなキャリアを歩んできたのか、深く掘り下げていきます。
第一回では、コンゴ出身のエンジニア「ムブイ カンベンンバ ジョスパン」さんをご紹介します。
LiNewでは、日本人のみならず、国際的なバックグラウンドを持つメンバーが活躍しています。ジョスパンさんもその一人で、彼が長年続けているスポーツはサッカーと柔道です。どちらも10年以上の経験を持ち、現在もサッカーを継続しているとのこと。彼のスポーツに対する姿勢やその背景をお聞きしました。

■プロフィール
MBUYI KAMBEMBA JOSPIN (ムブイ カンベンンバ ジョスパン)
コンゴ民主共和国出身。22歳で日本へ渡り、様々な経験を経てLiNewへ。
座右の銘は「成功は終点ではなく、失敗は致命的ではない。大切なのは、続ける勇気である」。


ジョスパンさんは、コンゴでサッカーと柔道をしていたんですよね。それぞれのスポーツについて、簡単にどのような経緯で始めたかなど教えていただけますか?

JOSPIN:
私はコンゴ民主共和国で生まれ、22歳までそこで育ちました。物心ついたころからずっとサッカーをしていたので、始めたきっかけはもう覚えていません。
小学校に上がってからは地域のチームと学校のチームそれぞれに所属していました。どちらのチームでもキャプテンを務めており、コーチからは技術と性格、どちらもキャプテンにふさわしいと言ってもらえました。
私は穏やかな性格で、その点が評価されたみたいです。
元々あまり怒らない性格ではありましたし、柔道を始めてからは更に怒らないようにしていました。格闘技をやっている人間が怒ると危ないので……。
今でも怒ること自体はあまり意味がないと考えているので、人に怒った覚えはないですね。

柔道は9歳のころに始めました。母が何か格闘技をやった方がいいと言うので、家の近くにあった柔道教室に毎晩通うことにしました。最初は投げられたこともないため、受け身の練習など大変なこともありましたが、体格も大きく、趣味でやっているものだったのであまり苦ではありませんでした。

サッカーでは、かなり優秀な選手だったと思います。
ある試合の日、体調が悪く、熱もあったので試合を休もうと友達に電話したんです。友達は私の家まで来て、見学するだけでいいからとコートに連れて行きました。試合は同じくらいのレベルだったので前半は点数の変動はありませんでした。
コートに行っても体調が悪く吐きながら観戦していたのですが、後半になりチームメイトと監督にお願いされてコートに出ることになりました。
体調が悪い中でしたが、ほぼ1人で2得点し、チームを勝利に導くことができました。


そうなんですね! 精神的にも、技術的にもチームの中心だったんですね。

JOSPIN:
そうですね。元々体格が良かったことと、幼いころから培った技術があったので、周りの仲間からは頭一つ抜けていたと思います。
実は高校生のころに国から強化選手に選ばれたこともあるくらいなんです。父に反対されて辞退することにはなったのですが、サッカー選手になることを視野に入れていた時期もありますね。
スポーツを通して、色々な場所へチームメイトと行ったり、そこで試合ができたりすることが楽しくて、目的をもってプレイできたのが良かったですね。自分の中で大きな思い出です。

今は趣味でサッカーを続けている程度ですが、アフリカ人のコミュニティがありそこで集まってやっています。エチオピアとか、セネガルとか南アフリカとか、結構いろいろな国の人が集まってきて面白いですよ。

今でもサッカーは続けられてるんですね。では、スポーツをしていて今に生かされているなと感じることはありますか?

JOSPIN:
スポーツをするときは、何か目標を決めてそれに向かってトレーニング内容を組んだり、実行したりします。
仕事でも同じで、ゴールをきちんと決めて、そこにフォーカスすることが大切です。できないことを一つ一つできるようにしていくことが重要なので、自分が間違ったことをして怒られても気にすることはありません。修正すればいいんです。
そこに向かって自律することや、集中力、自信などもスポーツから得ることができたものの一つです。自分を疑うことなく、結果を積み上げることに集中できるというのは今に生かされていますね。


目の前のことにフォーカスして取り組むことが大切なんですね! 本日はありがとうございました!

株式会社LiNewでは様々な経歴の方々が働いています。
スポーツを通して培ったスキルを、次のステージで活かしたい方、ぜひ一度カジュアル面談でお話ししましょう!


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