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【インターン生インタビュー】「現場や大学以外の世界から教育を見たい」ー未来を担う子供たちに求められる本質的な力を

はじめに

「探究のデパート」株式会社BYDです。

今回も、株式会社BYDで働く「人」についてご紹介していきます。

インタビューしたのは、学生インターンとしてInstagramの運用や営業、授業講師や教材作成にも関わっている坂尻晴輝。

教育学部生でもある坂尻が、なぜBYDメンバーとして教育に関わっているのか。


教育学部で学ぶ学生の方を中心に、長期インターンに興味をお持ちの方にも読んでいただきたい内容となっております。

是非最後までご覧ください。

(取材・執筆=新井悠斗)


▲坂尻晴輝

21歳、大学3年生(休学中)


「授業者」としてBYDに関わる坂尻晴輝

ーー普段関わっている仕事について教えてください。

主に授業者として関わっていて、自分で作った授業をはじめ、他のメンバーが作った教材でも授業をしております。教科の枠に囚われず、未来を担う子供たちに求められる本質的な力を身につけられることを大切にしています。


ーーこれまでに、どんな授業を作ってきたのでしょうか?

通年でやらせていただく授業ですと、最初は自己紹介を通して改めて自分と向き合うワークショップを展開していますね。自分は自己内省を大切にしているので、そういったワークショップは多めにやっています。


▲授業の講師を務める坂尻


ーー授業者として生徒と関わる時に意識していることなどはありますか?

自分が先導するように授業をするより、自分が生徒を「支える」ということを意識してます。

「これをやってみようか」と指示するのではなく、生徒が求めていることや必要としている力を診断ツールなどで引き出して、その上で生徒たちが課題に感じているところを改善するためのワークをする。そうすることで、生徒の必要としている力が少しでも身につくようにしています。


ーー授業者として関わっていると学校への出張も多くなると思うのですが、どのような働き方をしているのでしょうか?

勤務回数としては週4回なのですが、そのうち週2が事務所に出社する日で、学校出張へはこの出社日に行っています。残りの週2は、午前中、リモートで働いています。固定の勤務時間はあれど、授業実施日の出勤以外は自分で決められるので、そんなに縛られてない感じがあります。


▲事務所で仕事をする坂尻


坂尻晴輝がBYDにかける想い

ーーBYDにジョインしたきっかけを教えてください。

自分はもともと、熱い気持ちを持って教育に関わっている方ではありませんでした。

大学進学するときにたまたま教育学部を選んで、学んでいく中で徐々に教育にのめり込んで「教育って本当に大切だな」と感じるようになっていったんですね。

大学では首席にもなったのですが、その時は自分の実力に絶望していました。主席だったとしても、教育者としての実力は全然ついてきてなくて、「これじゃ教育に関わるのは厳しいな」と思ってしまって。

学校現場と密接な場であれど、ここにいるだけでは人にものを教えることなんてできないと考え「現場や大学以外の世界から教育を見たい」と思っていたところに、ちょうどBYDの採用ページが出てきて「ここでなら大学では学べないことを自分で学べそうだな」と思い気合いで入りました。


▲ジョイン当時の坂尻


ーージョインする前と後で、ギャップは感じましたか?

会社の中枢業務に関わることも多く「こんなところ(会社の中枢)まで任せてもらえるんだ」といつも思っています。

例えば、授業制作や授業の講師というBYDの事業の根幹にあたる部分を任せてもらっていたり、商談に同席させてもらえたり。他ではあまり見ないような、会社の核とも言える業務を任せてもらえてますし、仕事の種類も多いので、学べることが多いなと感じます。


ーー確かに、学生の裁量権が多いですよね。それらの仕事をする上で大切にしていることはありますか?

学生でまだ分からないことだらけなので、とにかく聞く、調べる。自分の力を過信しないで、上手に頼ることを大切にしています。


ーー授業者として、生徒たちに関わる上で大切にしていることもぜひ伺いたいです。

ある通信制高校で授業をした時、自分の良いところ、自分の苦手なところを書き出すワークをやったのですが、それらを40個ぐらい書き出すすごい生徒がいて。

その子はコミュニケーションも得意だし、英検も頑張っていて、優秀だなと感じていました。その生徒は、自分の良くないところに「不登校だった」とか、「9年間失った」などと書いていて。それを見て、自分はすごく悔しいと感じてしまいました。今高校で楽しそうにしているけど、もしかしたらそれも無理してのことなのかなと思っちゃったり。

そういう子達が、自分の教育で少しでも報われたらいいなと強く思います。

ーー自分こんなことできるんだなとか、これ面白いなとか。そういう可能性に満ち溢れた自分たくさん出会っていってほしいですよね。そんな出会いを作ることが、私たちのミッションなんだと思います。


▲通信制高校での授業実施の様子


坂尻晴輝からみたBYDメンバーの「魅力」

ーー今のBYDメンバーは、坂尻くんから見てどういう人たちですか?

みんなマジで自分よりすごいんですよ。

教育の学生団体立ち上げを自分でやっているインターン生だったり、商談から授業からファシリから何でもできちゃう社長だったり、話しやすい雰囲気がありつつ、めっちゃ仕事が早いデザイナーさんだったり。

みんなそれぞれに尊敬できるところがあるので、メンバーにはすごく恵まれてるなと思います。わからないことがあったら専門の人にすぐ聞けるような、すごく近い距離感でもあるので。


ーーそういったメンバーと働いていて、学べたことや助けられたことはありますか?

ジョインしたばかりの頃は、社長の隣の席でずっと仕事をしていたんです。

社長が商談をしていたり、ZOOMで授業やっているのを隣で見ていて、本当に間近からトップの振る舞いやスキルを学ぶことができたなと思います。

あとは、インターン生同士で仕事のことをすごく気軽に話せるのが良さかなと。

事務所に出社するメンバーは、半数がインターン生になるくらいなので、普段の業務内容から、ちょっとした相談まですぐ話せますね。

共有しやすい人がいて、その上で自分が真似るべき人も近くにいるので、いい環境だなと思います。


▲インターン生みんなで撮った写真


ーー確かに、事務所にいるといろんなことを気軽に話せるのでいいですよね。

メンバー全員が事務所の鍵を持っているくらいなので、すごくオープンで話しやすいですね。文字のコミュニケーションだけでは感じられない人柄の良さがBYDメンバーにはありますし、事務所にいるときは全員でご飯を食べる文化が自然とあるのもすごくいいところだなと思います。


ーー最後に、BYDメンバーとしての今後の展望をお聞かせください。

2つありまして。1つが通信制高校での授業です。授業実施に際して、本当に心の底から「健やかに育ってほしいな」という願いや、生徒に対する想いが溢れ出てきていて。

だからこそ、シラバスの計画に則って作るだけでなく、彼らが何を必要としてるのかを考えた上で、授業を作っていきたいと考えています。

その先に彼らが「自分生きてていいんだな」とか「こんな生き方があるんだ、生きてて楽しいな」と自分たちなりの生き方を見つけて、生きやすくなっていったら嬉しいなと思います。


もう1つが、行政で行うLOTTEの新商品開発授業ですね。

これは自分の地元近辺で行うもので、今も住んでいてお世話になっているので、今ここで恩返しをしたいのもありますし、地域密着型で実施するので、様々な世代の方が来るんです。

なので、どんな世代の方でも楽しめるような新商品開発授業を作りたい。そのために、ファシリテーター能力をもっと高めたいですし、ロッテの商品に対する理解ももっと深めていきたいです。


ーー坂尻くんが関わる2大プロジェクトの今後の展開が楽しみです。インタビュー、ありがとうございました。


終わりに

「外の世界から教育を見たい」を思ったことをきっかけにBYDヘジョインシ、授業者として熱い想いを持って仕事に取り組んでいる坂尻。

この記事を通じて、坂尻の想いや学生として教育に関わる魅力が伝わっていれば幸いです。

この記事を読んで、BYDでお仕事したい!と思ってくださった方がもしいれば、是非下記ページよりご連絡ください。お会いできることを、楽しみにしております!


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