皆さんこんにちは!
金沢QOL支援センター株式会社の塩浦です。
本日はTwitterスペースにて不定期で開催している「QOL社員インタビュー」の様子をご紹介します!
ゲストは前回の三塚さんからバトンを受けた細川さんと里出さんでした。
記事では細川さん、里出さんそれぞれで1本の記事にしてお届けします!
今回は細川さんです!
細川 遼大(ほそかわ りょうた)
新卒5年目、理学療法士、入社時から在宅医療介護事業部にて訪問リハビリに従事する
現在はメインで訪問リハビリの業務を行いながらリファラル採用プロジェクト等にも参加する
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ー細川さん、本日はよろしくお願いします!
細)楽しみにしてました!本日はよろしくお願いします!
訪問リハビリに興味を持った3つの理由
ーそもそもどうして当社に入社されたんですか?
細)入社理由は大きく3つ、
①大学の実習の経験
②家からの近さ
③社員の人柄や向上心の高さ
です。
①大学の実習の経験に関して、
医療職の場合、多くの学生は病院に就職します。病院へ実習に行った際に、入退院を繰り返している患者さんがいました。それを「しょうがない」と捉えている患者さんと職員のやり取りを見て違和感を覚えました。別の実習で今度は在宅医療の現場に行きました。その際、実習先の方が
「僕らが最後の砦。病院を出てからがスタートで、外に出てからの時間のほうが長い。そこを変えなきゃ変わらない」
と話しているのを聞き、訪問リハビリに興味を持ち始めました。
②家の近さに関して、
「訪問リハビリの仕事ができる家から近い会社はどこだろう」と探したときに金沢QOL支援センター株式会社がありました。
③社員の人柄や向上心の高さに関して、
興味ある訪問リハビリを行っていて、なおかつ家から近いということで金沢QOL支援センターに見学に行きました。その時に自分の人生を考えながら働かれている方や、向上心高い方が多いなという印象を受けました。その人柄や想い、向上心の高さに惹かれ、「自分もここで働きたい!」と思いました。
ー「自分の人生を考えながら働かれているスタッフさんが多い」の部分、もう少し詳しく伺ってもいいですか?
細)見学に行った際、スタッフの方に聞かれたんです。
「3年後、5年後どうなっていたいか、という目標ありますか?」
その時、私は何も答えられませんでした。全然考えたことなかったな、と。
でもそのスタッフの方は活き活きとした表情でその方の描くビジョンをお話してくれました。その姿がカッコよくて憧れたのを今でも覚えています。
ー入社してから4年ほど経過しましたが、変化は感じますか?
細)将来的なビジョンはまだ探し中です。ただ試行錯誤する機会は増えた印象があります。自分の将来のことについて気にかけるようになったのは、この会社に入ってからな気がします。
ー冒頭で同期の多くは病院へ就職する子が多かった、というお話でしたが当社に入社を決めた時の周りの反応はいかがでした?
細)同期には珍しがられましたがみんな応援してくれていました。
むしろ先生に、「病院に行ったほうが経験になるよ」と言われました。ただ先生方も、皆さん病院からスタートしていて。訪問業界からスタートしてるわけでないのに単純にどちらが良いかは単純に比較できないなぁと思い、だから私はブレずに、「この業界・会社で頑張ろう!」と決めました。
支援の肝はコミュニケーション
ー実際今はどんなお仕事されているんですか?
細)基本的に自宅で生活が困っている方のところへリハビリをしにいきます。件数的には1日6件ほどですね。リハビリに要する時間が40分くらい、移動で20分くらい。基本1人でまわっています。
ー支援で特に何を意識されていることはありますか?
細)コミュニケーションですね。特に自分のものさしで物事を捉えないようにしています。主観で物事を捉えようとすると意図が伝わらなかった時に腹が立ってしまうこともあると思うんです。でも人間、性格が合う、合わないがあるのは当たり前です。いろんな考え方の人がいるから、どれも正解。「なんで理解できないのか」よりも「なんでその考えになったんだろう」と理由を考えた方が納得できるんですよね。
ご利用者様ーセラピストの関係性である以前に、人と人の関係性ですからね。
頑張りが成果として見えることへのやりがい
ー年数がたつにつれて仕事の責任は増えてきましたか?
細)1年目は訪問リハビリの業務を必死にやっていました。そこから少しずつ会社の仕事が増えてきました。委員会やリファラルでの活動、マニュアル作成、新人教育など目の前の業務+αされていったのですが、ちょっと増えて慣れて、を繰り返しているので苦ではなく、むしろ充実しています!
ー最後に細川さんが働く事業所の魅力を教えてください。
細)「働いている人がいい」というのは自信を持って言えます。ビジョンや理念に共感している人が大前提、ご利用者様に寄り添う社員が多い印象です。頼りがいがあって優しい人ばかりです。
またうちの会社には「グレード」(昇給制)があるのですが、前々回、前回と連続して上がったんです。もちろん支援の想いの部分を大事にして働くのは大前提なのですが、頑張った対価として目に見えてわかる報酬があるのは嬉しいなと思います。
頑張りを見ているんだよ、というのがかたちとして見える実感があるのは最高ですね。
ー確かに成果がかたちとして見えるのはいいですよね!細川さん、本日はありがとうございました!
細)こちらこそありがとうございました!
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いかがでしたでしょうか。
医療職の仕事というと「専門性が高い」というイメージが強く、行っていることも難しそうな印象があります。たしかにそこに難しさはありますが、言ってしまえばどのような仕事にも難しさはあって。
そのような中で「一番大切にしているのは『コミュニケーション』」というお話を聞き、どのような仕事においても、仕事に限らずすべての人とのかかわりにおいて改めてコミュニケーションの重要性も再認識させられました。
次回は里出さんのインタビュー記事をお届けします!
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