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東京ゲームショウ2022!【CEO井上の 訪問レポート】

こんにちは。D-bas採用担当です。今日は9月に開催された東京ゲームショウ2022に参加したCEO井上の訪問レポートを紹介します!

3年ぶりとなるリアル開催!

リアル会場としての開催は、実に3年ぶりとなる東京ゲームショウ2022。
「ゲームは、絶対、止まらない」をテーマに、37の国と地域から605社の企業及び団体が出展していました。
最後に開催された東京ゲームショウ2019と比べると会場規模は7割程度の縮小となっており、業界として活気を取り戻しつつあるけれども、まだ本調子ではないことが見て取れます。
この数年間、ゲームに関わるあらゆる人々が三者三様の悩みや痛みを抱え、後退を余儀なくされたことは間違いありません。けれど、我々にとって本イベントはアフターコロナにおけるゲームの展望、それは後ろ向きな話題しかなかったゲーム業界の希望と言っても良いでしょう。

夏を未だ感じる9月15日、ビジネスデイ1日目。
幕張メッセまでの道のりで体力の7割弱を奪われたものの、無事会場までたどり着きました。
入場券を見せ足早に会場内に入ると、3年前のあの頃とは違うけれど確かに変わらない情景が目に映りました。ここ数年味わえなかった感情を噛み締めつつ、パンフレット片手に会場を回遊します。

とは言いつつ、TGSはもちろん遊びの場ではありません。アミューズメントではなく、情報発信や交流の場、いわば夢を叶える場所でなく、夢を語らう場所と言ったらわかりやすいでしょうか。
出展していない者は各方々への挨拶回りと情報収集、出展者は来訪者に対応し先の展望について説明するのが基本になっています。

まず足を運んだのは一般展示、いわゆる花形です。スクエニ、セガ、カプコン、バンナムなど、例年通り錚々たるゲーム会社たちが軒を連ねていました。
それぞれが準備している新作ゲームはどれも魅力的なものであり、人が比較的少なめのビジネスデイですら、試遊に1〜2時間程度の待機を必要とする行列ができていました。
社を代表するIPキャラの巨大オブジェを置き、派手な演出はさながら某有名テーマパークを彷彿とさせる迫力がありました。

次に足を進めたのはインディーゲームコーナー
活気にあふれ、すぐそこにいる開発者と熱いゲーム談義ができます。
大企業では実行できない創意工夫で勝負していこうとする彼らがいる限り、ゲーム業界が先細りしていくことはないのだろうという実感が湧いてきます。
ただ、このコーナーでは日本語が一切聞こえてきません。出展しているゲームスタジオのほとんどが海外のスタジオであり、わざわざ日本まで来て出展してきてくれているのです。年々その傾向は強まっているのは知っていましたが、今年で全く日本語がなくなるまでに進化していました。

今回、会場内を歩き回っている中で、ふと気づいたことがあります。
NFT関連の出展がかなり多いことです。
NFTに聞き馴染みのない方に簡単に説明すると、NFTとは複製が容易なデジタルファイルに対し一意なアイテムとして関連付けさせる技術のことです。
基本的にはどこもゲームデータをNFTと関連付け、事実上ゲームをしながらお金を稼ぐという枠組みを展示していました。NFTゲームというのは、ゲームよりも投資に限りなく近いように感じます。
ゲームとしての面白さを追求する我々にとって、まだ慣れない単語であることは間違いないですが、NFTに関連した多数の出展があることを考慮すると、我々ゲーム業界もいつまでも無視できるものではないな、と痛感しました。

最後に行ったのはゲームスクールコーナー
ここにいるのは、この先ゲームクリエイターとしてゲーム業界を背負う卵たちです。
自分たちの作品を外に見てもらうという経験というのは良くも悪くも良い経験となります。プロと比べると見劣りするものの、その中で自分のできる限りを捻り出した彼らからは成長の兆しを感じました。
ゲーム業界の関係者たちも彼らを学生という色眼鏡で見ることはなく、その眼差しは一人のクリエイターとして使えるかどうかで見極めているように見えました。


ここ数年、進歩もあれば後退もあったゲーム業界。コロナの経済的逆風はゲーム業界とて例外ではありません。それでも、私たちはその歩みを止めることはありませんでした。
「ゲームは、絶対、止まらない」
このスローガンは、コロナウイルスにも我々のゲームに対する情熱を阻むことはできないことを表しているように思います。

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