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「Otonami(国内向けハイエンド体験予約サイト)」や「Wabunka(インバウンド向けハイエンド体験予約サイト)」を介し、日本の魅力を国内外に発信するJ-CAT。その事業の推進を担うのは若手メンバーの皆さんです。代表取締役CEO/Founderの飯倉さんに、若手メンバーのご活躍や、彼らを主力とした経営戦略を立てる背景、またJ-CATへの入社を検討する若手人材へ求める条件を伺いました。※ J-CATの会社概要はこちらのインタビューをご覧ください。
「部下が全員年上」のチームを牽引する若手リーダー
― 現在(2024年3月)、J-CATにはどのような方が集まっていますか?
LINEヤフーや一休.com、楽天、グッドパッチのようなITメガベンチャーに勤務し、そこで上場を経験したり実績を上げてきたりしてきた経営陣やマネージャー、若手リーダーが集まっています。特に若手リーダーやメンバーは「お客様にとって価値のあるサービスを作りたい」「チームを引っ張っていきたい」「業界を盛り上げながら社会貢献をしたい」と心に火を灯し、将来は起業したい、マネージャーや経営陣になりたい、自分で新規事業を立ち上げたいと「自分でやってやるぞ!」という主体性を持って取り組んでいます。
― J-CATで活躍する若手リーダーの方々について、詳しくお聞かせください。
国内事業部門の春田は、東京大学を卒業した後、新卒で広告会社に入社してディレクターを務めていましたが、J-CATが体験予約サービスの新境地に挑戦していることに共感してジョインしました。当初はオペレーションやクライアント営業から始め、率先してチームを引っ張っていく姿勢や、困難に負けたくないという気概、上司の期待に応えたいというマインドを持って成果を上げ、現在は経営陣直下のマネージャーに昇格。「部下が全員年上」というチームで、さらに仕事のやりがいやスタートアップの醍醐味を実感してくれていますね。
インバウンド事業部門の松田は、大学時代に留学先のアメリカで事業を立ち上げ、日本でもネイルサロンを運営。英語が堪能でチャレンジ精神が旺盛な実力派のメンバーです。新卒で入社したリクルートでは、中古車の購入や買い替えなどの情報を発信する「カーセンサー」でマーケティングを担当。高校時代から東京で通訳案内士のボランティアをし、大学時代にもインバウンド向けの会社でインターンをした経験から、日本の文化を世界に発信し継承していくJ-CATのビジョンに共感して入社しました。現在は「Wabunka」でプレーヤーとして頑張ってもらっていますが、次のリーダー候補として見守っています。
プロダクト開発部門のデザイナーの松村やエンジニアの山田は、それぞれの専門領域を超えて活躍してくれています。2人とも20代後半ですが「いかにプロダクトをグロースさせるか」というお題を渡してすべて任せています。彼らはプロダクトをどのように設計するのか、チームをどうしていきたいのか、また自分に何ができるのかを考えながらアクションしています。若手メンバーからは、いつも私や経営陣からは浮かんでこないユニークな発想や課題解決策が出てきます。若い彼らのアイデアやクリエイティビティはまさにJ-CATの宝ですね。
― 若手の方々は、どのようなきっかけでJ-CATにたどり着きましたか?
人によってさまざまですが、大企業に所属していたメンバーは社内の意思決定のスピードが遅いことや、年功序列で若い自分が裁量権を持てないことに悩んでいました。また、私のような30代以降は「大企業に勤めて、結婚して、子どもを育てることが幸せだ」と単一的な価値観を刷り込まれてきたように思いますが、Z世代の皆さんはいろんな幸せの定義を見てきています。若手にも裁量があるか、ビジネスに社会的意義があるか、仕事にスピード感があるか、いい組織・チームだったらいいな・・・と、さまざまな観点からジャッジして「J-CATなら大丈夫だ」と選んでくれています。
原動力は「事業のためにやりたい」という意思
― 若手の方々が活躍する背景には、どのような仕組みがありますか?
J-CATでは、メンバー一人ひとりがどんな行動を大切にするのか、何を目指していかに動いていくのか、また組織として何をやっていくのかという共通認識を握り合い、大きく3つの行動指針「Professional:プロとしての誇りと責任を持ち、社会・事業をリードする」「Challenge:自身の夢を抱き、人生をかけて成し遂げる」「Respect:事業・仲間に誠実に向き合い、共に前に進む」を掲げています。これがあれば行動やマインドがブレることもないし、チームが分断することもなく活性化していきます。また、J-CATには社内教育制度がなく、各自がOJTで学びながら経験を積み、半期ごとに目標を設定して成果を上げてもらっています。
当然、J-CATにはスキル・経験や能力の高いシニアメンバーも揃っています。ただ、短期的ではなく、中長期的に事業を拡大して収益性を高めていくために「年功“逆”序列」を設け、若手メンバーが主体となって事業を推進しています。50年後にも残るプロダクトを作り、J-CATのカルチャーを次世代に受け継いでいく。これが私たちの合言葉です。
― 働き方では、J-CATと大企業でどのような違いがありますか?
大企業では提案する時、社内で上司やキーパーソンを説得したり説明資料を時間をかけて作ったりしますよね。私自身も前職では社内調整や根回しをしていました。J-CATでは、若手メンバーが「やりたい」と相談してきたら、経営陣やマネージャーは失敗するかもしれないと思っても「やりたいならどんどんやっていいよ」と背中を押しています。
失敗しても責めず、次にどう活かすのかを前向きに考えてもらい、次のパフォーマンスに繋げる。スタートアップではやってみなければ分からないことが多く「上手くいかなさそう・・・」と予想していたことが大当たりする場合もあるので、その「やりたい!」という意思を持っていることが重要です。私たちはプロダクトファースト、サービスファースト、会社ファーストで行動しているため、入社1日目のメンバーでも挑戦やリスクの大小に関わらず、会社が目指す方向を踏まえて「こんなことをやりたい」「こうした方がいい」という提案は大歓迎ですね。
― 普段、J-CATの皆さんはどのような環境で働いていらっしゃいますか?
J-CATでは自由な働き方を推進しています。フレックスタイム制でいつ始業、終業してもいいし、フルリモートワークでも出社でもいい。マイクロマネジメントをせず、すべて本人たちに任せています。これは新たな働き方を取り入れて多くの皆さんに入社していただきたいためではなく、単に事業やサービスの成長に有効な手段だと判断しているためです。今後、事業フェーズや状況に応じてフル出社に変更する可能性はあります。
― 場所や時間にとらわれずに働ける分、個々のメンバーへ求める成果は厳しいですよね。
そうですね。J-CATでは働き方が自由な分、他社よりも一人ひとりに成果や責任を求めています。どんなプロセスでどんなアクションをするのかは、毎週みんなでスプリント(短期間で仕様の設計や開発、リリースを反復しながら開発すること)で確認しています。決して楽ではありませんが、各自がパフォーマンスを最大限に発揮するための環境づくりを徹底しています。
社長のポジションに挑戦したい方も、大歓迎
― 若手ポジションでは、どのような方にJ-CATへご応募いただきたいとお考えですか。
スキルは特に気にしませんが、今まで何を成し遂げたくてどのように行動してきたのか、その熱量や根源は見ています。「自分はこれをしたい」「スキルアップを目指したい」というマインドはもちろん大事ですし、それが仕事に繋がるようにある程度は考慮しますが、プロジェクトや事業、ミッションに共感し「事業を推進したい」と率先して考えられる方にご応募いただきたいです。
会社はよく船に例えられることがありますが、同じ船に乗る中、必ずしも全員が船長になって世界を統一したい、王様になりたいと考えなくてもいい。人気漫画「ONE PIECE」でも、海賊王になりたい人がいれば、世界中の海の食材がある「伝説の海」を見つけたい人もいますよね。行き先が同じ船に乗り、みんなが「いかにチームに貢献できるのか」を考えて動く。実際にJ-CATでは全員がそんな思いを持って日々挑戦しています。
― J-CATの組織をどのように拡大していきたいですか?
人数を増やすことにはこだわっていなくて、少数精鋭で事業を拡大したいと考えています。ただ、事業の推進に伴って新たな仕事が増えたり組織を牽引する人が必要になったりすることはあるので、若手リーダーやメンバーが成長してマネージャーに昇進し、新たな若手メンバーをチームに迎えて育成していく循環を築きたいです。
― 今後、J-CATはどのような領域に挑戦していきますか?
観光の体験領域だけではなく、宿泊や飲食、交通、物販も手がけ、それらを相互に循環させていきます。J-CATが日本各地に散らばる観光資源や文化資源の魅力を発掘してゼロから企画し、IT・デザインの力でコンテンツの魅力を発信し、予約しやすいプロダクトを作ることで、国内外の皆さんが今まで知らなかった、出会えなかった体験ができるようにしていきたいですね。
衰退の一途をたどる日本経済を復活させるのは観光分野で「私たちがやるしかない」と使命感を持っています。J-CATがリーディングカンパニーになれば、海外からの観光需要を増やして日本の経済力を取り戻せる。少子高齢化が進展する中、国内外の観光客が交流したり消費を増加させたりすることで地域の活性化に貢献できる。さらに、観光客に日本の文化に触れてもらうことで、その価値を再認識する機会を創出できると確信しています。
― J-CATにご興味を持つ若手の方々に、メッセージをお願いします。
「Otonami」や「Wabunka」のサービスサイトやJ-CATのホームページを見て「なんか合いそう」と感触を持った方や「現職でモヤモヤしている」と悩んでいる方、「いいプロダクトを作りたい」とパッションを抱いている方にぜひチャレンジしていただきたいです。私もメンバーもみんな同じ思いを持っているので、緊張せずカジュアルに来てくだされば嬉しいですね。
J-CATでは若手メンバーの裁量が大きく、彼らの活躍を支える経験豊富な経営陣がいて、しかも新規サービスを作る環境も整っています。今後、若手メンバーには経営陣に食い込んでもらったり、事業や経営を引っ張ってもらったり、究極な話「社長のポジションをやりたい!」という方がいれば喜んで引き渡そうとも考えています。
― 入社までは想像していなくても、J-CATの雰囲気やメンバーの皆さんに触れたい方でもオフィスにお邪魔できますか?
もちろんです。カジュアル面談をしたいというご希望があればオンラインでもオフラインでも応じます。「こんな人に会ってみたい」「こんな理由でJ-CATに興味を持った」と具体的にメッセージを頂いたり、Wantedlyにプロフィールやご経歴をご記入いただいていたりすると、より適切な面談をアサインできます。「社会を良くしたい」「事業に全力で貢献したい!」という若さあふれる皆さんからのご応募をお待ちしています。