なにをやっているのか
「フィッシャーマンズ・リーグ」立ち上げ会見のようす
代表プロデュース商品「サヴァ缶」
・「東の食のブランド・ランキング/アワード」の開催
東北の食産業の盛り上げのため、東北の食ブランドの「ブランド力」のランキング化と、優れたブランドをアカデミー賞のように表彰する企画を4月21日に発表しました。https://www.higashi-no-shoku-no-kai.jp/activity/4289.php
・フィッシャーマンズ・リーグの運営
岩手・宮城の水産業のトップリーダーが集結し、「三陸/SANRIKU」の国内外でのブランド化を目指す任意団体「フィッシャーマンズ・リーグ」を運営しています。
海外への広域連携輸出や、ワカメ・牡蠣の商品開発、親子向け食育イベントの開催などを通じて、新しい水産業のあり方と、三陸ブランドを日本中、世界中に発信していきます。
http://fml.or.jp/
・チームふくしまプライド。の運営
福島の食を愛するファンと、県内各地の「ヒーロー農家」が交流するコミュニティ「チームふくしまプライド。」を運営しています。浜通り・中通り・会津といった地域の枠を超えて、生産者同士のスキルアップとネットワーキングを行う合宿や、ECサイトの運営協力をしています。https://shopping.geocities.jp/hajimeppe/
・プロデュース商品の開発
東北からヒット商品を生み出すことを目標に、高付加価値商品のプロデュースを行っています。オシャレなラベルと、これまでになかった洋風アレンジで大ヒットした「サヴァ缶」シリーズや、岩手と宮城の生産者が地域を越えて共同ブランドでの販売を行う、高機能性海藻「アカモク」などがこれまでに世に出ているほか、現在も数々のプロデュース案件が進行中です。
・日本を代表する収穫祭の開催
「東京から、ラブレターを。」を合言葉に、日本全国の生産者さんに感謝を伝えるイベント「東京ハーヴェスト」を毎年11月にオイシックス㈱とカフェカンパニー㈱と共同で開催しています。他にも、日本のビジネスリーダーと東北の地域リーダーが一同に会し、東北のためのアクションを生み出す会議なども開催しています。
なぜやるのか
苦難を乗り越え、新しい価値を世の中に生み出そうとしている生産者の方々のために、我々はいます。
5年が経った現在、福島にも、多くの仲間が集まってきています。
なぜやっているのか
■「東の食に、日本の力を、東の食を、日本の力に。」
当初、震災によって傷ついた商流を復活させ、新たなビジネスモデルを作るべく、マッチングや商品プロデュースなどを通じて、2011年6月の設立から5年間で約150億円の流通総額を生み出しました。そして、2016年3月には、各県の生産者と日本のビジネスリーダーと共同で、「2020年までに、東北が新しい食のブランドを生む地域となる」という、東北の食産業のビジョンを掲げ、その実現を現在の東の食の会のミッションとして捉えています。
■東北が変われば、日本が変わる
日本の一次産業が衰退の渦中にある中、東日本大震災が発生し、東北地域での一次産業における課題は急加速を遂げ、東北は「課題先進地域」となりました。
東日本大震災を経験した東北地方だからこそ、巨大な一次産業の課題を解決できれば
東北が日本のモデルとなって、一次産業の課題解決への大きな一歩を築くことができます。
活動するメンバー全員の、東北の食にかける思いは非常に強いです。
生産者とともに、誰も見たことのない、あたらしい食産業のあり方を創っています。
どうやっているのか
東北の食のリーダーと、日本のビジネスリーダーが集った「東の食の実行会議」
■多様な才能と多様な関わり方
ミッション達成のために、関わり方は問いません。正職員はもちろんのこと、契約社員として東北にベースを置きながらプロデュースを担当する人、学生でありつつもプロジェクトリーダーとして事業を進めるインターン、プロボノでの事業をサポートする人など、活動に共感を持って、実行を共にしてくれる方であれば、誰でも、どんな形でも歓迎しています。
■日本のリソースを結集し、世の中を変える
東の食の会のコミュニティには、地域のリーダーはもちろんのこと、日本を代表するビジネスリーダーが集まっていて、その巨大なリソースを東北の食産業に向けることができます。食産業界気鋭の経営者や日本のNPO界の長などが理事として参画していて、人数は少なくても、大きな資源を、リスクを恐れずに貪欲に活用することで、社会にインパクトを与えています。