1
/
5

GCカレッジへの想い/Anna Kojima

今日は、グッド・クルーが取り組んでいる「GCカレッジ」という社内の研修制度についてまとめようと思います!
先日、一期生のプレゼン報告会を実施したのでnoteを書こうと決めました^^

目次

  1. GCカレッジとは?
  2. GCカレッジが立ち上がった背景
  3. 4回の研修を通して感じたこと

GCカレッジとは?

外発的な動機づけではなく、自分の内側から湧き上がる動機づけによって働きがいを創出してほしい。
また、今後人工知能やAIがどんどん発展していく中で「人だからこその価値」を高めて行けるような人財を育成したい。
こういった想いからこのGCカレッジは立ち上がりました。

現場特化型の知識やスキルを高められる研修だけではなく、ブレない自分軸・育成・マネジメント・キャリア構築など幅広い内容を学べる講座を用意しています。
この講座を大学の授業のように好きな授業を選んで参加をしてもらうようなイメージです!


GCカレッジが立ち上がった背景

私は2017年2月にグッド・クルーに中途で入社をし
入社してからはずっと新卒中途の採用担当として働いていました。

入社当初は、採用という仕事が楽しくて楽しくて仕方がなくて
素敵なメンバーに仲間になってもらえることが何よりやりがいでした。
会社のことが大好きでしたし、「もっともっとこの会社のことを知ってほしい!」そう思っていました。

ただ、入社して1年半程経ったとき自分が採用に携わっていた大好きなメンバーの中から、グッド・クルーを退職するという決断をする子達が出てきました。
もちろん退職は悪いことではないです。
本人にとってプラスになる決断であれば本気で応援したいと思っています。その気持ちは当時も今も変わりません。
ただ、「グッド・クルーに入って成長出来た!」と思えないまま去っていくメンバーもいました。
この事実が私にとってはとてもとてももどかしく感じていました。

しかし当時の私は「自分に何が出来るのか?」と考えて行動することは出来ずに、ただ目の前の仕事をこなすことに必死になっていたんです。

そんな風に悔しさに蓋をして仕事をしていると徐々に会社に対して私も不満を持つようになります。
「入ってきたメンバーを幸せにできないなんて会社がダメなんだ」
「他の部署のみんなが悪いんだ」
他責にして逃げて、どうにか自分を保っていたんですね。

ただ、モヤモヤ苦しい時期が続いていく中で、
「もっとこんな会社だったらいいのに」
「こんな制度があったらいいのに」
そんな思いが徐々に湧き上がってきました。
初めのうちは”誰かがやってよ”と思っていたのですが、段々と問題を自分事に捉えられるようになっていきました。
「会社に文句があるなら自分が動けばいいんじゃん!」
「制度がないなら自分で作ればいいんじゃん!」
そんな風に考えて、自分が源となって動くことを決めました。

まず一番初めに湧き上がってきた想いは
『グッド・クルーに入ってくれたみんなの成長機会が創りたい』
でした。

同じ想いを持っている育成担当者の菅野さんに相談をしたところ
「絶対にやりましょう!」と言ってもらい、このGCカレッジが立ち上がったのです。

発明はすべて、苦しまぎれの智恵だ。
アイデアは、苦しんでいる人のみに与えられている特典である。

上記は本田宗一郎さんの言葉です。
もやもや、葛藤、悔しさがあったからこそ、GCカレッジ立ち上げというアイディアを実行することが出来たと思っています。

4回の研修を通して感じたこと

今回のGCカレッジには13名の有志メンバーが参加をしてくれました。
◆1回目:市場の変化、リーダーシップ論、自分に矢印を向け自分らしさを確立させる
◆2回目:育成に大切な”対話”を軸に、人と関わる上でのあり方を1on1のロープレを通して理解する
◆3回目:自分が所属しているチームや組織の問題を自分事に捉えてなぜなぜ分析を行い、アクション設定
◆4回目:3回の研修を通しての気づきや行動の変化・成果についてプレゼン

このGCカレッジは、じっくり構築してから動き始めたものではなく「まずやってみる!」と半ば勢いで始めたので、研修内容のストーリーも完璧ではなかったですし、運営側も試行錯誤でした。
運営側がみんなに「教える」というスタンスではなく、「一緒に作る」というスタンスで巻き込みながら進めていきました。

そんな風に完璧に作りこまれた内容ではなかったので、
成果報告会のプレゼンも実は私ドキドキしていました。
「みんなはどんなことを発表してくれるだろう」
と、不安な気持ちもあったと思います。

ただ、私が心配していたことをよそにそれぞれ素晴らしい気づきを得て行動に移してくれていました。
プレゼンの中で発信してくれた内容をいくつか抜粋します!
(どれも素敵すぎて抜粋と言いつつ長くなってしまったw)

・自分のことしか考えていなかったところから視点を相手に向ける大切さに気が付いた。そして今は人にプラスの影響を与えるのであれば自分が成長していかなければいけないと良い意味で自分に矢印を向けて頑張れるようになった!
・自分とはタイプの違う子のマネジメントに悩んでいたが、その子の特徴を理解して相手に合わせた関わり方を行った。チームの中で反対意見が出ても受け止めてさらに良くするためにはどうするのか?という視点で話し合いが出来るようになった!
・共感が苦手だったが相手に矢印を向けると出来るようになり、相手から話してくれるような関係値が創れた!
・自己分析の大切さを痛感し自分がやりたいことをなぜなぜ分析した。やりたいと思っていたことの本質はまた別にあることに気が付いた。人と関わる上では自分との向き合いが大切だと知った。人に対して答えを与えるのではなく一緒に伴走することが大事!
・自分も含めて個の強みを活かして、チームの成果に繋げる意識。自分のことも否定しなくなり相手のことも認められるようになった!
・目先のことしか考えていなかったが、チームの問題を自責で捉えて考えるようになったら自分の少し先の未来も考えられるようになった!目的を達成するための行動や考えをするようになった。自分が変われたという実感がある!
・人に期待してそれをしてもらわないとイライラしていたが自分の特徴を理解することで人との関わり方が変わった。自分の個性を活かしてチームを巻き込む動きが出来るようになった。

プレゼンを聞きながらもう心が揺さぶられすぎて、ワクワクが止まりませんでした。
学んだことを自分事に落とし込んでチームのため、自分のために行動することが出来るメンバー。
本当に心強く感じましたし、こんなメンバーと一緒に働けていることに感謝の気持ちも溢れてきました!

そして運営側の私たちもプレゼンをしました。
GCカレッジを立ち上げようと思ったきっかけであるモヤモヤ・葛藤・悩みなど・・・
かっこつけずに全部みんなに自己開示しました。
恐らく普段の私とはギャップがある内容だったと思います。
でもどうしてもみんなに伝えたくて伝えたくてありのままの自分で話しました。
話をしていて感極まって、、もう涙が零れ落ちそうでした(笑)
(実はプレゼン資料を作っている段階から想いが溢れすぎて泣いていましたw)
そして聞いてくれていたメンバー数人が「自分も泣きそうになりました」と報告してくれました(笑)
グッド・クルーには私含め感受性が豊かなメンバーが多いですw


GCカレッジのコンセプトにもある「支縁者というスタンス」「共創こそらしさ」
一方的に教えたり伝えるのではなく、お互いに支え合いながら縁を繋ぎ参加者全員で共に創り出す。
このスタンスはこれからもずっと大切にして行きます!

今後は「自立と自律」をメインにした研修を行い、それぞれが自分で自分の人生をコントロールできるように突き進んでもらいます!

GCカレッジはまだまだここから。
みんなと共にさらに良いものにしていく予定!今後がさらに楽しみです!

株式会社グッド・クルー 小島 杏奈

株式会社グッド・クルーでは一緒に働く仲間を募集しています

同じタグの記事

今週のランキング

小島 杏奈さんにいいねを伝えよう
小島 杏奈さんや会社があなたに興味を持つかも