こんにちは、人事の鹿沼です!
今回はアガルートデザイン室シリーズの第2弾です。
前回は、アガルート歴の長い方からお話を頂きましたので、今回は比較的新しく入社された方にお話を聞くことにしました。
前回の記事でもお話ししたように、アガルートのデザイン室はいろいろな変遷を経て、今の状態となりました。
つまり、前回の方と今回の方は、同じ組織に属しながらも、入社の経緯や、求めていたもの(翻ってアガルートの要件と合致したもの)も少しだとしても違いが確実にあります。
そのような機微な違いも楽しみながらご覧いただければと思います。
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【今日はご協力ありがとうございます!まずは自己紹介をお願いします】
九州生まれの千葉育ちです。
営業本部デザイン室リリースチームに所属しております。
アガルートアカデミーのHPの保守運用開発をメインに担当しております。
【アガルート内での現在の役割を教えてください】
リリースチームでは、工程管理や営業チーム・マーケティングチームと連携してHPやパンフレットなどの印刷物の保守運用を行っております。
アガルートの各種HPの更新から改善のスケジュールから実装までを担っており、上流工程から一気通貫での業務に携わることができるのがリリースチームです。
私は主にチームメンバーが円滑に作業を進めるようにテンプレートの作成や業務フローの見直しを行うと共に、必要に応じて画像の作成やHPの作成を行っております。
また、マーケティングチームとも連携し、表現方法の調整を行い数値を持って検証を重ねてより良いデザインの追及を行っております。
【前職から転職をしようと思ったきっかけを教えてください】
前職では新卒からHPの運用を行っておりました。
経験を活かして外の世界を見たいという思いから転職を考えました。
また、前職では技術的なスキルを持つ人間が自分のみだったため、誰にも相談できない状況だったことから、誰かと研鑽できる環境で仕事をしたく、思い切って転職を決意しました。
【転職活動の軸について教えてください】
前提として
・家族がいるので前職の年収を下回らないこと
・前職のWeb関連経験を活かし、レベルアップできること
・所属するチームに複数人数がいること
・家族の時間が持てること
を軸に就職活動を行いました。
家族に迷惑がかからない転職がしたく、また自分のスキルも伸ばしたかったので、インハウスを中心に転職活動を行いました。
【アガルートの存在はどのようにして知ることになったのでしょうか】
前職でも同業でしたので、知っていました。
CMなどの印象もあり、またマーケティングの観点から「すごい新進気鋭のスクールがいる」という印象がありました。
なので求人票を探している時に社名を見たときはすぐに目が止まりました。
【最初に求人票を見たときの印象を教えてください】
ある意味偏見なのかもしれないのですが、教育業界は待遇や働き方にはあまり期待できないという気持ちで見てました(笑)。
ですが、いざ見てみるとフルリモート&フルフレックスが教育業界にあるという衝撃から始まりました。そんな教育系あるの?!と。
マーケティングの実績を近年目の当たりにしていたので、一気に興味が湧きました。
【選考を通じてどのような印象がありましたか?】
人を大切にしている会社という印象がありました。
インハウスではエンジニアやデザイナーの評価があまり適切に行われない印象があったのですが、スキルに対する体系的な評価基準があり、明確な評価をする会社だと思いました。
実技試験では、実際に働くメンバーと顔を合わせコミュニケーションを取った際もフランクでとても話しやすい印象でした。
【他社と迷った部分もあるかと思いますが、最後の決め手はどのような部分になりましたか?】
働き方と給与が大きかったですが、フロント以外の技術にもアプローチでき、それ以外の領域にもチャレンジできることから自分自身のキャリア形成の方向性が多いことも決め手になりました。
【転職してアガったものは何かありますか?】
技術として求められるレベルが上がり、書くだけでなく運用側面と保守性をより意識するようになりました。
また、デザインについては様々な業界出身の方がいるので、デザインや技術について議論できる機会が増えたように思います。
HTMLやCSSだけでなく、JSによるパーツ開発や、Wordpressのテーマ開発、PHPによる処理など対応範囲は広く、これまで拡張できなかった知識も実際の業務を通じて深めることができました。
また、印刷系の業務もありますので、InDesignなどこれまでWebだけでは使わなかったツールも使うことがあり、日々勉強しています。
プライベートでは学校行事や家族の用事に参加できるようになりました。
今年から下の子が小学生に上がり、下校時刻には家にいることができ、話す機会も格段に増えました。
また、習い事のサッカーの送迎や練習の観覧なども行うことができ、充実しています。
ただ、積極的に送迎したことで、サッカーの練習時にゴールキーパーをやらされることになった点だけは完全に誤算でした(笑)。
【働いてみて今はどんな印象ですか?】
滅茶苦茶動きが早く、アジャイルな会社だと改めて思いました。
そしてまた、前職よりも業務における売り上げのインパクトを強く感じるようになりました。
一人で悩むことがなく、疑問があれば誰かが必ず答えてくれますので、手厚くサポートしていただける印象です。
また、入社時に自身が持っているスキルセット以外にもチャレンジすることができますので、自己成長できる会社だと思います。
【チームを率いるリーダーというポジションになりました。リーダーになって何が変わりましたか?】
これまでは自分の成長だけにフォーカスしてました。
だけどもっと視点を俯瞰させて、メンバーの成長やフローの精緻化を本格的に意識するようになりました。
【どんなチームメンバーですか?】
ひたすらに優しく、助け合いができるメンバーだと思っています。
いつも助けられています。
フローの課題などは積極的にアウトプットしてくれるので、自分も積極的にフィードバックできるようにコミュニケーションの質を上げられるように日々努力しています。
【リーダーになって、どんな変化がありましたか?】
とにかく部下が働きやすく、ストレスを貯めていないかを気にするようになりました(笑)。
恐らく私がリーダーになったことで、アウトプットの内容に求める方向性が変わったと思っています。
なのでメンバーには少なからずストレスが掛かっているかもしれないので、日々のコミュニケーションを大切にしています。
【Webデザイナーとしてのスキル、社会人としてのスキルの変化を教えてください】
Web系のスキルとしては、これまでは画面に表示される領域(フロントサイド)を中心にスキルを構築していました。
アガルートに入社してCMSの設計から参加したことで、より使いやすさを追及できるようにアプローチするスキルが変化したように思います。
今後はこの方向性と共に、モダンなフレームワークにも手を出していきたいと考えております。
社会人スキルとしてはマネジメントスキルが向上したように思います。
これまではセルフマネジメントが中心でしたが、チームのマネジメントを行い、メンバーのスキルや技術、タスクの進行などをマネジメントを行う必要があり、日々勉強、日々反省を繰り返しています。
【どうやってハードスキル・ソフトスキルの研鑽をしているのですか?】
ハードスキルは「体験する→分析する→再現する」を徹底しています。
具体的には、あるサイトの機能を見つけたときは、実際に操作してみます。
そこから使われているフレームワークやソースを見て実装方法の検証・分析を行います。
その後、実際に手を動かして同様の機能を実装することで知識として定着させます。
この方法で「何ができるか」を知識としてひたすら蓄えて、業務で必要になったときに取り出せるようにしています。
ソフトスキルはひたすら本を読むことです。
その時に詰まった部分を解消するためにヒントとなる本を週1でかならず探しています。
最近は原点回帰したく、「仕事の哲学」を何周かしています。
【同じ業界からの転身だと思います。転職前はどんなイメージでしたか?実際に入ってみて、業界の中でアガルートはどんな会社だと思いますか?】
転職を考える前は「謎の新進気鋭がすごい勢いで現れた」と思っていた記憶があります。
入社後は前職では「こうだったらいいのに」が体現された会社だと思っています。
慎重なフローだった前職でしたが、アガルートでは「やってみよう!」で走り出し、「走りながら補正しよう!」という体制で、最初は不安でした。
しかし、ふと走り出してみると一人ではなく、全員が一緒に走ってる感覚があり、今は自分もやってみよう!精神で仕事しています。
業界内でアガルートは脅威と捉えています。
古くからある組織では成しえない速度で、様々な方向性に効率よくアプローチする、そんな会社だと思います。
【評価制度や評価についてはどう思いますか?】
透明性があり、納得性が高いです。
できたこと、できなかったことをしっかりと評価いただき、また自分が気が付かなかった「これってあなたの成果なんだよ」という事もあり、モチベーションに繋がります。
【1on1の機会をどのように活用していますか?】
私は業務で困っていることから、プライベートな相談までしています。
チームメンバーには感謝を伝えることを念頭に置いています。
そのうえで改善したいフローや、困っていることをヒアリングしてお互いに次のアクションの方向性などを確認しています。
【どんな人と一緒に働きたいですか?】
表現を追及したい方、できる方と仕事したいです。
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現在体制も含め、急成長を進めているのがアガルートのデザイン室です。
お話にもあったように、デザイナーはなかなか評価基準が難しいポジションではありますが、そこをいろいろ工夫することで、現在の評価基準が作成されています。
これを筆頭に、今あるデザイン室の制度は最初からあったものはほとんどありません。
お客様にとって、メンバーにとって、どうすることがベストだったのかを考えながら、今でも常にブラッシュアップを続けています。
このように、大手ではバチっと決まっているものが、アガルートではまだまだ発展途上中なことも多いですが、その分会社の成長フェーズを体感でき、自信の成長も実感することができます。
ご興味ある方はぜひご応募ください!