私のセカンドキャリア【社員インタビューvol.12】

本日は、リクルーターの佐部愛弓（さべあゆみ）をみなさまにご紹介します。様々な業種で顧客対応の経験があった佐部は、当初採用コーディーネーターとしてランスタッドに入社しました。その3か月後、自身の希望でリクルーターへ転向。採用職未経験で入社した者としては、異例の速さでした。コーディネーターとリクルーターの違い、リクルーターからその先の彼女の展望について話を聞きました。ぜひご一読ください。

佐部愛弓（さべあゆみ）プロフィール
・津田塾大学卒業
・塾講師、留学カウンセラー、カスタマーサポート、不動産営業などを経て、2022年10月ランスタッドに入社
・猫6匹、犬2匹と、夫と共に生活中。癒されるご自宅の様子はこちら（Instagram）から。
・夢は、キャンピングカーを買って犬猫連れての家族旅行

これまでのご経歴を教えてください。　

大学卒業後、塾講師2年、留学営業3年、リゾート施設のインサイドセールスとカスタマーサポートで計6年半、その他不動産投資営業などを経験してきました。

人の幸せを考える仕事

塾講師・留学営業に携わった20代では、顧客の人生に関わる経験ができました。人の幸せを考える仕事をし続けてきたので、気がつくと自分の人生が後回しになってしまい、離婚を経験したり、実家に帰ったりして、ターニングポイントを迎えました。

仕事ばかりしていたので、次は少しゆっくりと気軽に始めたいと思い、派遣社員で入社したのが、リゾート施設の販売業での仕事でした。その後、正社員になりましたが、そこで出会って3年くらい一緒に働いていた当時の上司が、後にランスタッドでの仕事を紹介してくれました。

リゾート施設のカスタマーサポートから、営業に戻りたいと思っていたころに、コロナの影響で大打撃を受け、業務が止まり、休みが多くなりました。このままここで我慢する選択肢もあるとは思いましたが、営業に戻りたい気持ちが強く、外を見てみてもいいのかなと考え、転職。不動産業界での営業と、コンサルティング業を経験しました。

未経験から人事採用職へ

ランスタッドに入社したきっかけは？　

なんとなく、ずっと人事領域をセカンドキャリアとして経験したいと思っていました。いい人材を採用することでいい会社になり、いいサービスやいい商品が生まれるというプロセスを漠然と認識していたからです。

未経験から人事採用職に転職ができるとは考えていなかったのですが、以前の勤務先の上司で大変お世話になった方から連絡をいただき、顧客対応経験も営業経験もあるから大丈夫と言われ、選考を受けました。様々なプロジェクトにかかわれると聞き、視野が広がりそうだなと思い入社しました。

入社後の仕事について教えてください。

外資医薬品メーカープロジェクトのコーディネーターとして入社しました。面接日程の調整、オファーレター作成、入社手続きなどの対応をしました。グローバルでの募集も含めて常時20〜30ポジションあり、海外各国の時差を考慮しながらのコミュニケーションには苦労しました。

入社3か月後にはリクルーターとして認められました。初めからリクルーターになりたいという希望があり、会社にも伝えていた中で、クライアントの人事マネージャーからその挑戦を後押ししてもらえたということがとても嬉しかったです。

候補者にクライアント企業の魅力を直接伝えることができるのは、コーディネーターではできなかった、リクルーター職の魅力だと思っています。業務の流れとしては、ポジションが登録されたら、ハイアリングマネージャーと会議、ソーシングの開始、紹介会社への情報共有、カジュアル面談、候補者の書類提出、面接調整、フィードバックをして、入社手続きに進めます。

医薬品業界が初めてでしたので、最初は話についていくのが大変でした。扱っている製品が何なのかも理解に苦しむほどでした。ハイアリングマネージャーに聞いたり、本を読んだり、ネットで調べたりして知識を深めました。打合せをしても、話題が分かっていないと質問ができないので、どんな製品なのか、どんな仕事なのか、イメージを掴むのに苦労しました。

なんでもかんでも質問すれば良いというわけではないと思っています。これは聞くべき、これは聞いてはいけないという判断のさじ加減については、これまでの営業経験や、カスタマーサポートの経験で培った、傾聴力が役に立ったのかもしれません。