こんにちは!合同会社暗号屋 広報部です。
暗号屋は「ブロックチェーンが拓く、新しい経済活動を産み出し社会実装をする」をミッションに掲げ、Web3の最前線で活動する技術組織です。暗号屋には現在、住む場所もこれまでのキャリアも十人十色なメンバーが約60名ほど在籍しています。
今回は今年の5月からインターンとして入社したbibittoさんに、入社のきっかけやインターンから見た暗号屋の面白さについて答えて頂きました!
想定していたインタビュー時間を大幅に上回る白熱っぷりで、Web3の可能性に対する思いや暗号屋でインターンをすることの魅力について熱く語ってくれています。
bibitto
- まず簡単に自己紹介をお願いします。
こんにちは、今年の5月から暗号屋でインターンをしているbibittoです。年齢は22歳です。
九州大学という少し田舎の大学に通っていて、在籍している研究室ではスーパーコンピュータを用いたマルチエージェントシミュレーションなど、ゲーム理論に関する研究が行われています。
ただ実は僕自身、今年の後期から1年間休学をしていて、インタビューを受けている今も絶賛休学中です。ちなみに単位は全て取り切っている学部4年生です(笑)
-暗号屋にジョインした経緯と理由を教えてください。
暗号屋にジョインする前は、約4ヶ月間国内の仮想通貨メディア「CoinPost」でインターンをしていました。
そこでは主にリサーチや執筆といった業務をメインにこなしていて、業界の最新トレンドを追ったり、仮想通貨系プロジェクトについてリサーチしたりしていました。
CoinPostでのインターンを通じて、ブロックチェーン業界に関する知識やトレンドを知れたり、一次情報にアクセスする方法やその大切さを学んだりと、とても貴重な経験を積ませていただきました。
ただ、僕自身が元々大学3年生の冬ごろまで機械学習系の学生エンジニアをやっていたということもあり、ブロックチェーンに関する知識よりもその裏側を知りたくなって、開発できる環境を探していたところ、福岡にある暗号屋と言う怪しい名前の会社を発見しました(笑)
実は暗号屋と言う名前自体は、2021年の冬頃にVWBLのプレスリリースが出されたタイミングで認識していて、当時は「福岡にこんな面白いことをやっている企業あるんだ」程度に思っていました。
ただ、インターン先候補として実際に事業を掘り下げてみると、トラストレスなデータ販売プロトコルの「PTPF」であったり、DEXにおける流動性提供の概念をCEXに逆輸入した取引所向けのAMM(オートマーケットメーカー)の「Choja」だったりと、VWBL以外にも面白い自社事業を展開していて、「面白い!」ってなったのがジョインする決め手だったかなと思います。
-なぜ大学4年生で休学という選択をしたのですか?
ブロックチェーンっていうものすごく面白いものに出会ってしまったのがキッカケですね。(笑)
元々自分は大学院に進学する計画でした。ただ、この業界のスピード感がものすごく速かったり、お金払って修士に行ってまでやりたい研究かと言われるとそうではなく。
最終的に、修士課程で2年間かけてアカデミックな実績を積むことよりも、1年間休学することでやりたいことにフルコミットできる環境を用意し、学部卒で社会に出て行く方が自分の将来にとって良い影響があるなと考えました。
幸い、親もこの考えを受け入れてくれていて、全く反対することなく、むしろ応援してくれています。
僕みたいに、研究内容と将来のやりたいことがミスマッチしている場合は、かなり合理的な手段かなと思ってます。読者の大学生の方もぜひ一度検討してみてください。(笑)
- 今暗号屋内でのポジションや携わっているプロジェクトについて教えてください。
最近はメインでVWBLに携わっています。コントラクト周りからDapps開発、オンチェーンデータ分析といった感じで、かなり幅広い分野で裁量を持たせてもらっています。
VWBLに携わる前は、Chojaのフロントエンド開発をしたり、勤怠ボットの開発やバックオフィスのDX化的な部分にも携わってきました。
また、暗号屋の業務外での活動にはなりますが、直近の東京Web3ハッカソンにも暗号屋のインターン生を誘ってチームを組み、VWBLを活用した名刺アプリを作ったりもしました。入賞はできませんでしたが、アイデアを考えて短期間でプロダクトを仕上げるハッカソンならではの体験ができてよかったです。
暗号屋のslackって結構ラフに業界の面白い話やシェアしたいニュース・技術を投稿できるので、今回のハッカソン参加の提案も気軽にできました。
-VWBL,Chojaに携わる中で、bibittoさん的にどんな面白さがありますか?
面白さという観点で言うと、どちらのプロジェクトも解決したい課題やそれに対する仕組みが面白いと思います。
全体を通して暗号屋のプロダクトは、単に新しいものを生み出すのではなく、既存の産業から課題を抽出して、そこに対してブロックチェーンを応用して解決していくというアプローチが多いので、そこが事業の面白さを演出している要素なのかなと。
また、VWBLとChojaの2つに限らずPTPFも同様なのですが、暗号屋の自社事業は根底に「ブロックチェーン技術を社会実装する」っていう思想があって、こういったプロジェクトの開発を通してブロックチェーン技術を社会実装できるエンジニアになれることは魅力的だと思います。
-暗号屋の組織としての面白さと強みを教えてください。
インターンで入る前、暗号屋で働いている人って怖いのかなと何となく思っていたのですが、実際全然そんなこと無く、寧ろ皆さん根っから優しい人ばかりで、ポジション関係なく自然体で接してくれるのでとても働きやすい環境です。
自分は知的好奇心が結構あって、人生を通して自分が「面白い」と思ったことをやりたいと常に思っているので、ハッカソンの件など業務外での挑戦も応援してもらえるっていうのも魅力の一つだと思います。
また、業務委託で携わっている人にも色々な業界の人脈があったり、大学生時代にCeler Networkで働いていたり初期からブロックチェーンの開発を行っていたようなハイレベルなエンジニアが居るのも面白いです。
-暗号屋のカルチャー面での魅力を教えてください。
会社のバリューに「素直で、いいやつ」「新しいインターネットの時代に熱狂せよ」という項目が入っているのですが、実際、働いている人も能動的に動けていたり会社全体がブロックチェーンに熱狂していたりと組織にきちんとバリューが浸透していることは組織としての強みだと思っています。
-暗号屋でインターンをしてみて、どんなスキルや経験が身に付きましたか?
元々自分は機械学習ばかりやっていたので、Webアプリの開発すら経験がほとんどなかったのですが、暗号屋での開発経験を通してスマートコントラクトやDapppsの開発にコミットできるようになりました。
個人的に一番良かったと思うのは、エンジニアとして大切なキャッチアップ能力が身についたことだと思っていて、初めてやるような内容のタスクが降ってきたとしても、こなしていける自信が付きました。
Web3の業界自体まだまだ案件が少ないのもあって、全体的に勉強できる環境が限られているのですが、暗号屋は「web3で何かを学んで自分のものにしたい」という思いに対して、きちんと機会や経験を提供してくれる場所だと感じています。
-bibittoさんの今後のキャリア展望を教えてください。
自分が面白いなと思うことをやり続けたいです。
ここでいう「面白いもの」は完全に主観で、時代が移り変わる中で変わってくるものだと思っています。現時点では特に具体的な今後のキャリア展望は考えていないのですが、この先も周りの目は気にせず、自由に自分にとって面白いことを追求していきたいなと思っています。
いつかは自分が思いついたプロダクトを世に出してみたいなってひっそりと思っています。(笑)
-最後に、暗号屋へのジョインを考えている方にメッセージをお願いします。
暗号屋は、日本国内で今からWeb3をやりたいと思う人にとってはとても良い環境だと思っています。「ブロックチェーン技術の社会実装」ということを掲げて、しっかりプロトコルから創り上げている企業は中々ありません。
60名という規模で自社事業を3つ持っているのは凄いと思いますし、Web3に熱意がある方は是非来てください!
以上、社内インタビュー #03 インターン編でした!
暗号屋は共に働く仲間を募集しています。
Web3の最前線で活躍したい若手のエンジニアの皆様、是非募集ページからご応募ください。