合同会社 暗号屋 - ango-ya.org | ブロックチェーン技術に特化した技術組織
暗号屋はブロックチェーン技術が拓く、新しい経済活動を産み出し社会実装する為に創られた技術組織です。福岡と東京をベースに、さまざまなプロジェクトに取り組んでいます。
https://www.ango-ya.org/
暗号屋のコーポレートスタッフの荒木です!
この度、暗号屋はサイトとコーポレートアイデンティティを一新いたしました。
それらを少し深掘りしたお話を、代表の紫竹が弊社のMediumに投稿したのでご紹介します。
以下、紫竹が書いたMediumの記事の転載です。
暗号屋は最近Chojaという暗号資産領域の自社サービス開発していることを発表しましたが、それに伴い仕事量が爆増し、ついに表向きに採用を始めることにしました。
それに伴って、僕が30分くらいでさくっと作った会社サイトのVisionやら何やらが適当なままだったのと、どんな会社なのかもう少しわかりやすくするためにサイトリニューアルと一緒に会社のコーポレートアイデンティティを整理してみました。
コーポレートアイデンティティとは、簡単に言うといわゆる企業理念とそれに伴う行動指針のことです。分割すると、ビジョン、ミッション、バリューという3つに分けられます。
ビジョンは会社が成し遂げたいと掲げている目標、世界観。
ミッションはビジョンを達成するための具体的な活動。
バリューはミッション達成のために会社としてお客様に提供できる価値、行動指針(プリンシプルとも言う)。
元々暗号屋のビジョン自体は以前から変わらず、ちょっと文章を整理して
「ブロックチェーン技術が拓く新しい経済活動を生み出し、社会実装する。」
というものです。
これに対して、既存の文章をミッションとして分割しています。
我々はブロックチェーン技術が普及する事による
「あたらしいインターネット時代」の到来に熱狂し、
様々な問題解決を行うことに注力していきます。
ブロックチェーンは注目こそされていますが、
実際にそのメリットを最大限活用したプロダクトを創るには
その思想の理解と幅広い技術選定の知識が必要不可欠です。
暗号屋はその課題に対して仮説を立て、
実験を行いながら新しい価値の創造に取り組んでいきます。
そのままなんですが、いつも話しているインターネットで出来ることが増えたこのブロックチェーン時代に、人類にとって便利なものを創るために正しく技術選定して最適なプロダクトを社会に届けることを暗号屋のミッションとして定めています。
またミッション達成するために会社としての行動指針、バリューは
・カスタマーファースト
・技術に中立であれ
・ちゃんと稼ぐ
の3つです。
この3つは密接に関係しあっていて、まず頂点に「カスタマーファースト」があります。
カスタマーファーストは言い換えると「ユーザー目線」と言っていて、プロダクトを創る際にそれをつかうユーザー目線でものづくりが出来ているかをとても大事にしています。これは前職のサイバーエージェントで社長の部署に居たときやプロデューサー育成の場で叩き込まれた話でもあります。
使う人の気持ちになって、出来る限りわかりやすく、それでいて使って嬉しいものでなければサービスは使われません。独りよがりになって、自分の考えた最強のサービスを世に出したところでうまくいくわけがなく、しっかりとニーズに対して最適化していく考えが重要です。
次に「技術に中立であれ」というのは、特定の技術に固執しないという理由で掲げたバリューです。すでにブロックチェーンという技術に固執しているかと思われがちですが、クライアントとのお話の中でブロックチェーンが必要ないと判断したときはブロックチェーンを使わない方法を提案しています。ここでもユーザー目線は重要で、暗号屋として今使える技術の中でユーザーの体験を実現するのに最適な技術を、旬の食材を握って出す寿司職人の様に技術提供していきたいと思っています。
最後の「ちゃんと稼ぐ」ですが、これはDMMのCI資料にあったものを参考にしています。合同会社でもあるDMMの経営スタイルを暗号屋としても尊敬しているのと、「ブロックチェーンでビジネスをしたい!」となったときに技術に固執してしまったが故にユーザー目線をなくしてしまい、稼げないパターンが散見されます。逆に言えばユーザー目線をしっかりと作って、ユーザーのメリットを第一に考えたシステムを作ればこの「ちゃんと稼ぐ」は達成出来るはずです。目の前の技術に気を取られ、ユーザー目線を失うことなくちゃんと稼ぐ。これも大事なバリューにしたいと思っています。
ブロックチェーン企業という言い方も立ち位置も色んな意味で難しいものになってしまっており、ブロックチェーンを使うべきか使わないべきかでたくさんの物議を醸しています。ですがブロックチェーンが拓く新しい経済活動自体はビットコインをはじめとし、急速なスピードで拡大しているのは事実です。ブロックチェーンをビジネス活用することで、その新たに生まれたチャンスを掴むために「よくわからないけどブロックチェーンを使ってなにかしたい」というニーズ自体はよく頂いています。我々としてもこの矛盾を理解した上で、新たなチャンスを掴むためのお手伝いをするために、一緒にアイデアを考えるところからサポートさせて頂いております。
そんなこんなで新しくなった暗号屋のサイトと企業理念です。良いなと思ってお仕事のご相談がいただける方は紫竹の各種SNSに直接DM頂くか、せっかくインターンに作ってもらった新生会社ウェブサイトのお問い合わせフォームからどうぞ!