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【感性AI】サービスのプロトタイプ版開発!

感性AIでは、感性を定量化・可視化する技術を活用しながら、主にものづくり・ウェルネス分野でサービス開発・コンサルティングを行っています。


その中で、課題に対して感性AIの技術でどのように解決できるか、コンセプトの確認や技術検証するためのプロトタイプを作ることがあります。

今回は、2022年度前半に行った「気持ちの可視化・記録システムα版」の開発について、ご紹介したいと思います。


ちなみにこのプロトタイプの企画~開発は、感性AIの技術やシステム、営業からの顧客ニーズのフィードバックをもとに、入社1年目のエンジニアがメインで担当してくれました。興味を持ったことに手を挙げればどんどん挑戦できる環境で、幅広い経験を積むことができます♪


「気持ちの可視化・記録システムα版」の企画

いきいきと自分らしく生きるためには、「身体の健康」と「心の健康」を保つことが重要であり、個人・企業で健康増進に取り組むことが大切です。しかし昨今は、テレワークの普及によって従業員の心身の変調になかなか気づきにくくなっています。

感性AIでは、身体の主観的痛み表現や不調の質・状態を多様な疼痛尺度で定量化・記録する「痛み可視化・記録システム β版」をすでにリリースしていますが、

身体的な痛みだけでなく、微細な感情や心の動きを定量化・記録することで心の健康のケアに役立てることができるのではないか?という思いから、「気持ちの可視化・記録システム(オノマトペAI日記)α版」 がスタート。

身体の痛みや不調など言い表すときには

「ズキズキ」、「ガンガン」、「ギシギシ」、「ズーン」、「ギューン」、「チクチク」など、

微細な感情や心の動きなどを言い表すときには

「すっきり」、「わくわく」、「ゆったり」、「ぐったり」、「いらいら」、「ドキドキ」など、

オノマトペを多用する傾向にあります。

日々の体の不調や心理状態を表現するオノマトペ一言から、当社のオノマトペ表現を数値化・定量化する技術により、簡易になおかつ精緻にデータ化できるシステムです。

それにより、

・いつ、なぜ、どのように、痛みや気持ちの状態が変化したのかが把握しやすくなる

・痛みや気持ちの状態を最適にするための個々人に最適な改善プランをAIが学習・提案できるようになる

・痛みや気持ちの状態の推移から、将来の状態をAIが予測・アラートが出せるようになる

などが可能になり、セルフケアや改善施策、早期発見や予防対策がしやすくなります!


「気持ちの可視化・記録システムα版」の開発

開発の様子は担当エンジニアが書いたこちらのブログをご覧ください。

ブログにも記載がありますが、以下、概要です。

★使用技術

感性AIでは、以下の技術に合わせることで社内の他のエンジニアでも改修や機能追加を担当できるようにしています。

フロントエンド:NuxtJS

バックエンド:Python

※ インフラは AWS 上で構築

担当エンジニア:「様々な新しい技術が出てきているため、新しいサービスを開発する場合に新しい技術を採用したい気持ちになることがありますが、学習にあたってコストが掛かったり、引き継ぎしづらくなったりするなどのデメリットが多いため慎重に技術選定をおこなっています。」

★各画面のレイアウト

担当エンジニア:「パソコンのブラウザだけではなくスマートフォンのブラウザからの利用も想定しています。そのため、比較的画面のサイズが小さい iPhone SE(第 1 世代)の画面サイズ相当で表示した際に、1 画面内に収まるようにレイアウトを調整しつつ、ボタンなどの入力する項目を小さくしすぎないようにしました。(一方、レポートの画面ではグラフが重要なため 1 画面内に収めていないなどの例外があります。)」

★感想

担当エンジニア:「このシステムでは、メンタルの状況を手軽に知ることができます。1 日に複数回評価することができ、1 回あたり数分程度で評価ができます。企業の場合では年に 1 度ほど実施される、質問票や Web サイトで回答されるメンタル状態の検査に加えて、日々の記録をとったり、特定期間内で記録をとったりすることでお手軽にメンタルの状態を把握する使い方が考えられます。また、高齢者のコミュニティでは多くの質問に答えてもらうと負担がかかることも想定されますが、オノマトペで回答することによって、気持ちの評価を少ない負担で行うことができます。今後様々な企業様と協力・連携をし、実際にご利用いただいたお客様の声を反映させつつ、よりニーズに即した機能拡充をスピーディーに実施していきたいと考えています!」




このように、感性の定量化という大学の研究、知財をもとに、

お客様のニーズを肌感覚で読み取りながら、自ら考えどんどん動いて新しいサービスづくりにイチから携わっていただくことができます。

もちろんうまくいくことばかりではないですが、

その苦労を楽しみながら一緒に乗り越えることができる仲間を求めています!


少しでも興味を持たれた方、ぜひ一度お話してみませんか?

お待ちしております!

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