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「会社沿革」で分かるムスびVol.2

Vol.2 貿易業の基礎が出来上がるまで(2015年8月~2016年4月)

皆さんこんにちは、このシリーズでは、ムスびが今までどの様な沿革を経て今に至るのかを、代表の水口に質問形式で当時の事を振り返って頂き、なぜその答えで進んだのか。なぜそう考えたのか。等々思いや考え方について余す事なく皆さんにお伝えしていければと考えています。

コンセプトは「どうせ働くならもっと有意義に、楽しく、充実感を持って働きたい。」です!

このシリーズを通して、少しでも弊社を気になったり、質問したいなと思って頂ければ嬉しく思います。という事で、本日はVol.2貿易業の基礎が出来上がるまでについて質問していきたいと思います。


この頃から本格的に貿易業BtoBのHPを作成されたようですが、なぜ神前挙式からほぼ撤退し180度方向を変えたのでしょうか?

神前挙式の外国人への仲介、必ずどこかで需要はあると思い進めておりました。
が、当時の私には各種広告を打つ資金はなく、海外へ認知してもらうための、広げる手段を持ち合わせておりませんでした。結果、当社のウェブサイトはほとんど露出もなく、当然問い合わせも一切入りません。

そこで、手が空いてるならこれもやりたい、あれもやりたい、の中から取っ掛かりやすかった
「越境ECサイト」を作りました。予算が限られる中で作成したECサイトなので当然作りもチープです。そんなチープな小売りサイトにBtoBでの問い合わせが一件、問い合わせフォームから入りました。

え?こんな小さな無名の小売りサイトになぜ海外の小売店から卸の問い合わせが??

と思い、もしかして海外のショップは色々と手に入らない、もしくは代理店を挟みすぎて高額になりすぎ困っているのではないかと考え、思い立ったら動かずにはいられない性格が故、作ったばかりのECサイトを卸売りサイトにすぐに作り替えました。


お客様の開拓と共に取引先メーカー様の開拓も当初は苦労したと聞いております。具体的に教えてください。

創業当時は年間売上500万円、従業員は私と弟の2名の会社です。
どこのメーカー様も不信感しか抱かず、当然口座を開いて頂けるに至りません。
現金取引(商品前払い)でOKです。と言ってもダメ。

少し話が進み、事務所に伺います、と言われると、前回のストーリーに上げたような事務所です。
自分で言うのもなんですが、来社頂くと逆効果です。外の喫茶店等で営業の方とお会いしても、貿易です!でも貿易の事はわかりません。これから勉強します。では怪しさしかありません。

でも当時の私はそのまま、ありのままメーカー様に話し、玉砕に玉砕を重ねておりました。


この頃に繋がったお客様とは今も取引を継続されておりますが、前職も含めて社長自身に貿易の知識はなかったかと思います。当時お客様とのやり取りで一番大事にしていた事はなんですか?

やり取りの際大切にしたことは大きく二つございます。

1)
その国の人たちは何が好きなのか。
どういう商品が好みなのか。
どういう商品があればより購入頂けるのか。

に常にアンテナを張っておりました。

当社の経営理念は、他社も輸出している流行り物を安く大量に、ではなく、これから流行りを作ろう!です。購入数量はすごく少ない。でも日本で当社しか輸出していない。そういう商材はなんのか、を常に探しておりました。

我々は日本におり、現地の状況がリアルタイムに知れる状況ではありません。
お客様の一言一言、どこかにヒントはないかと常に気を張っていました。

2)
痒い所に手が届く、大手商社様にはできない細かな気配りを心がけておりました。

こうすれば喜んでもらえるかな。
これはお客様の役に立つ行動かな。
この商品が手に入ったら喜ぶかな。

を常に考えて行動しておりました。
我々の取り扱い商材、サービスはこれです。この中から選択してください!

ではなく、

何が欲しいですか?何をやればあなたのショップは助かりますか?
をヒアリングし、お客様と一緒に成長していく、をモットーとして運営しておりました。


●最後に●

長い文章をお読みいただきありがとうございました。

次回は大口顧客との出会いをお伝えしていきます。

では次回も楽しみにお待ち頂ければと思います!

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※おまけ 当時の越境サイトの画像を頂き再現してみました。 いや、ほんまにチープ!!!!

機動力をアピール。
社長のアソビゴコロは今も変わっていません。

株式会社ムスびでは一緒に働く仲間を募集しています

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