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なにをやっているのか

建機Webコントローラーを搭載した油圧ショベル。ダンプトラックへの土砂積み込み動作も可能
小型のスケールモデルを用いて、遠隔地の建機の操作を検証する
建設現場が抱える課題を解決するためのソリューション=現場のアップデートが、ARAVが目指す方向性です。現場の安全性の確保、リスクの軽減を、1日でも早く世界中に広めようと、日々活動しています。 【インタビュー】白久レイエス樹「建設現場の“3K”をロボット工学で解決したい」 https://www.wantedly.com/companies/company_4628513/post_articles/297529 弊社は建設現場のDX・自動化を目指す東京大学発のスタートアップで、2020年4月に設立したばかりの会社です。ロボット技術の中でも、認識系から制御系まで一貫してARAVで開発しています。 2020年6月に油圧ショベルをインターネット経由でリアルタイムに遠隔操作する実証実験に成功、本システムの事業化を開始しました。新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした建設現場のテレワーク化にも応用できるシステムとなっています。 https://youtu.be/sl4X2NBHVHs 2020年11月には国土交通省「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための 革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」におきまして、弊社は共同事業体の1社として選ばれました。 https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000748.html https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001370683.pdf 2021年2月には10km以上離れた場所からスマートフォンを活用して不整地運搬車を自動操縦する実験に成功。 また油圧ショベルによる掘削からダンプトラックへの積み込み動作までを自律的に行う実証実験に成功と、立て続けに社会実装を成功させています。 本実証事業は内閣府及び準天頂衛星システムサービス株式会社の「2020年度みちびきを利用した実証事業」に採択されています。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000058931.html https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000058931.html また2021年3月には本体の改造無しで、汎用性の高いクローラーダンプ用の遠隔操作システムの実証実験に成功しました。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000058931.html そして同月弊社はシードラウンドにおいて、第三者割当増資による63百万円の資金調達を行いました。 今後は、取引先企業様と実証実験した成果を踏まえた量産化準備に向け、β版の生産体制を構築するための人材採用を強化、ベンチャー企業として更なるDXソリューションを提供できるよう取り組んで参ります。 【建機Webコントローラーの特長】 ・本遠隔操作装置(建機Webコントローラー)は、メーカー、機種を問わずに既存の建設機械に後付けで搭載可能。 ・本体に通信用SIMを内蔵しているため、インターネットに接続したノートパソコン、スマートフォンであればどこからでも遠隔操作できる。 ・バケット先を水平に動かすような複雑かつ繊細な動きも可能に。

なぜやるのか

定例MTGでは現場感を共有し、サービスアップデートに繋げる
時にMVVに立ち戻り事業推進を行う
向こう30年、建設業界に必要となってくるのはロボット工学を用いた遠隔化や自動操縦だと認識しています。 重機・建機の自動運転・遠隔操作を可能にするプラットフォームを通じて、建築業界が抱える以下の課題を解決することを弊社の目的としています。 【建築業界が抱える課題】 ・日本は深刻な少子高齢化であり、特に建設業では高齢化が著しい(55歳以上が約35%、29歳以下が約11%) ・90年代から建設業における労働生産性は横ばい ・他産業に比べて労働時間が多く、賃金が少ない。 ・若年層の定着率が低く、負の循環となっている。 出典:国土交通省 建設業界の現状とこれまでの取組 より https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001314888.pdf 当社のミッションを代表の白久が語ります。 【代表インタビュー】危険を伴う建設現場。ロボット工学の力で果たすべく使命を語る。 https://www.wantedly.com/companies/company_4628513/post_articles/304669

どうやっているのか

実際の建設現場でのデモンストレーションのシュミレーションを研究室で実施した上で本番に臨む。和気藹々としつつも様々なシチュエーションを想定して余念はない
建機・重機に取り付けるマシーンを調整する
【ARAVが目指すチーム】 ・Roboticsを駆使し「今」必要な道具を素早く社会に届ける。 ・目的はユーザーの課題解決。Roboticsは手段の一つ。 ・投資家期待(時価、調達総額)ではなく、顧客課題の解決実績(顧客数、売上)を重視する。 多くの現場に足を運ぶ機会を頂戴しており、様々な課題と向き合うことで解決のためのノウハウも日々蓄積されています。これらを更に研究・開発に活かすことで、また新たなソリューションを生み出しています。 ロボット工学は横断した知識の集合体であり、あらゆる分野の社会課題を解決する力があります。いわば最後の切り札とも言えるかもしれません。 卒業して社会人として定年まで働けるのは長くてもたった40数年。日々学んだ知識を社会実装する時間は限られています。「今」困っている人々に、「今」自らの知識を駆使して必要な道具を作り届ける。ARAVはそうした思いをもとに、ロボット技術者らにより設立された組織です。 ロボットの実証実験で終わるのではなく、本当に市場に出してユーザーに使ってもらってるところに課題を絞って取り組んでいます。5年後にはいろんな建設現場でARAVの製品が実際に使われているというのを目指したい。そこに賛同してくれるメンバーが集まっています。 また、ロボット技術だけでなく、さらにそこからインターネットを介した遠隔操作も扱っているため、ウェブ系のインフラエンジニアと呼ばれる方々にも関わってもらっています。幅広い人材が力を合わせて社会実装に取り組めているところが強みです。 【インタビュー】田中良道「大学院に在籍しながらジョイン。道具として役に立つロボットをつくりたい」 https://www.wantedly.com/companies/company_4628513/post_articles/297536