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組織作りには"自らが体現して伝えること"が必要!GenAi CEO三浦が考える、令和の企業に必要な要素とは【前編】

みなさん、こんにちは!
株式会社GenAiの広報担当です。

この記事では、新規事業の支援を得意とする当社において「組織つくり」で取り組んでいること、代表の三浦自身が大切にしている考えや軸についてお話しています。一参考としてご覧いただけると嬉しいです!


ーーまず、三浦さんの経歴について教えてください

上智大学を卒業後、新卒でFuture株式会社に入社。エンジニアを経て、ITコンサルタントとしてキャリアを構築。基幹システム刷新等の大規模プロジェクト推進を経験したのち、ライズコンサルティンググループへ移籍。移籍後は、各種プロジェクトのデリバリーから案件獲得・顧客開拓を担い、同社のIPO実現へ寄与。2021年に現在のGenAiを共同創業。2023年3月に組織変更を行い代表取締役に就任。


ーー三浦さんの個人ミッションについて教えてください

個人ミッションとして「チーム全員で勝つ」ということを掲げています。

ーーこのようなミッションを策定された経緯を教えてください

これまでの経験から、1人ひとりの個が強い人たちで構成されたチームは全体で見たときに強いチームではあるのですが、一方で、それぞれの得意・不得意を補いない合っているメンバーで構成されているチームは、能力として隙がなく結果的に前者よりも強くなるという経験をして参りました。

そして、自分の長所を遺憾なく発揮した上で、協力し合い、一つのゴールに向かっているチームでは、それぞれが楽しくいきいきとしている印象があり、私が組織を作るときはそのようなチームを作りたいと考えていたので、チーム単位で結果を出すことに拘る会社にしたい、という思いがあったことからミッションとして掲げました。


ーー具体的に、三浦さんのつくりたい組織について教えてください

1つは、メンバーそれぞれの長所がしっかりと活きて、同じ目標に向かってプロジェクトを推進できる組織を作っていきたいなと思っています。これは創業当初から大切にしていることであり、アプリ開発が得意なメンバーと、セキュリティ周りが得意なメンバー、顧客対面力が高いメンバー、全体マネジメントが得意なメンバー、のように、それぞれ違った長所があるメンバーが集まったチームが、一つのゴールに向かってプロジェクトを進められて、お互いの弱点を補い合う組織は今後もGenAiとしても大切にしていきたいと思っています。

また何か問題が起きた時でも自責として捉えるカルチャーも大切にしていきたいと考えています。自分のスキルが足らなかった、補いきれなかったという考え方を意識することで、個々の成長やチームとしても失敗から学べることも多いなど結果として成長に繋がってくると思っています。逆に、何か良い結果が出た時は、”自分が頑張ったから”ではなく、”みんなで頑張ったから”とチーム全体の成果として捉えられる組織にしていきたいなと思っています。

現在は、会社の行動責任としても掲げているなど明確な言語化や、見本として私自身がメンバーにその背中を見せることで少しずつカルチャーとして浸透させています。

2つ目は、メンバー一人ひとりがプロフェッショナルであるという自覚を強く持っている組織も目指しています。現在弊社にプロジェクトの依頼をいただくのは、私たちがその分野のプロフェッショナルであると同時に、品質高く業務を遂行することにプライドを持った組織であり続けているからだと感じています。


ーーメンバーが持つ長所でそれぞれの短所を補う組織作りをされているとのことですが、どのようにそれぞれの適正を見極められているのでしょうか?

参画当初は面接時の情報をベースにチーム構成をすることはあるのですが、期間を重ねることで1on1などでも本人の意向を聞いて特色に合った業務やチームに配置いただくことで適正を見極めています。


ーーもう少しパーソナリティに踏み込んでお聞きします。創業当初からメンバーも増えつつある今、なにか組織課題を感じていたことはありましたか?

創業当初は3人だったので、経営や事業判断をしていく際に、共同経営者であるCOOの菅原とCTOの平賀と共に話し合いを重ねてたどり着いた結論を”会社の判断”として下していました。それは、納得した判断の下で働くということは私自身これまでもずっと大切にしてきて、それはメンバー全員にも、腑に落ちた判断の下で動いて欲しいなと思っていました。

現在は有難いことに仲間も増えてきて、会社としても成長速度が加速しつつあるのですが、一方でメンバーが増えた分社内での話し合いでは様々な意見が出るようになり、判断する内容次第では、トップダウンで決めないといけないと感じるようになりました。それまでは、どのような判断内容であったとしても、今までと意思決定のプロセスは変えず話し合いの手法のみ採択してきていたので、判断を下すまでに時間を要してしまうこともありました。

現在はトップダウンでの意思決定が必要な内容であるのか、話し合いを重ねた上で意思決定をするべき内容であるのかを考えた上で、意思決定のプロセスも切り分けて考えるようになり、徐々に判断を下すスピード感などは改善しつつあると思います。

ーー組織づくりで悩んでいる会社は多いと思います。三浦さんはどのような組織やチームづくりをしていくと成功すると思いますか?今後GenAiとして、組織作りでどんなことに注力していきたいですか?

組織作りについては、”この行動理念を持って動いていこう”というこをきちんと言語化してメンバー一人ひとりがそれにそって行動していくということは目指していく組織作りに近づいていくことだと考えています。
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  • CO-SHIFT
    • Challenge:未知のことに挑戦しよう。
    • Open:オープンでいよう。
    • Success:成功にコミットしよう。
    • Objective:他者の視点から考えよう。
    • Family:家族と仲間を大切にしよう。
    • Team:チームとして戦い、チームとして成果を出そう。
  • Be-Professional
    • 全員がプロフェッショナルを自覚して動く。俺らはプロだから、依頼される。
    • 自分たちより「1→10」に詳しいやつはいない、という自覚を持って立ち振る舞う。
  • 完全感覚自責思考
    • 上手くいかないときは絶対に己が悪いと思う。常に自責思考で動く。
  • 夢を大事に。
    • 一度しかない人生、自己成長に貪欲に、実現したい夢を叶えられる人に。
    • 仲間の夢の実現を全力で応援し合う人に。

上記はGenAiで掲げているものになるのですが、1つ1つ意識していくことで目指している組織像に近づけるような価値基準であると考えています。個々がしっかりと自分事として捉えていただくために、経営者はきちんと言語化することが大切になってくると思います。

どういう組織にしていきたいのか、その組織を作り上げるためには一人ひとりどういう行動をすれば良いのか、最後はメンバーに大事にして欲しい価値基準・行動基準をまずは自らが体現して伝える必要があると考えています。


三浦さん、本日は貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。
CEO視点での組織作りやGenAiでの取り組みなどについてお話いただきました。

後編も続きますので、ぜひご覧ください!


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