「においセンサー」と聞くと、皆さんは何を想像されるでしょうか?
私たちが定義している「においセンサー」と、ものは大きかわります。例えば、CO2やアンモニアをとるようなセンサーはガスセンサーと言われます。また空気清浄機についてる「においセンサー」はVOCをとっているものが多いためこちらも、ガスセンサーだと思われます。いわゆる単一の種類、もしくはある幅のニオイをとるものはほとんどは何かしらのガスセンサーに分類されます。
我々が作っている「においセンサー」は人間の鼻を模倣したものになります。さらにこの「においセンサー」はまだ実用化された例はほとんどありません。いわゆる研究段階のものが非常に多いのです。これには人間の鼻の受容体はGタンパク質であり、2004年にアクセル・バックマンの2名がノーベル賞をとったほど最近のことであることも関係してます。
さらに、ニオイには光や音のようにまだ3原色は何であるかなどは明確になっていません。
レボーンではこの3原色に近いものをお客様にとって必要であるものをご提供しています。そこが単にセンサーだけではなせない技に関連します。ニオイセンサーは人間にとって鼻にあたり、匂いの定義や判別はまさにiiniio cloudのAIが人間でいうところの脳みそに当たります。
この脳みその構造がかなり複雑で今でも人間が現場で匂いを嗅いで仕事をしているポイントにもなります。
我々はこのハード(鼻)とソフト(脳みそ)、そして「においの定義」これを全て再定義することにより本質的に「においセンサー」を再現しています。つまり実は我々の製品や商品は「においセンサー」ではなく、「人間がニオイを嗅ぐ時を再現するサービス」を提供しているのです。そのため、我々は「ニオイセンサー」は販売しておらず、あくまで道具として使用し、「匂いをきちんと判別できること」に対して対価をいただけるように注意をしています。
ぜひ、このような本質的なサービスを一緒に提供しましょう。