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Lobby Socializing-社交場になる温泉旅館-

天童温泉開湯当初からこの地に残る、築100年の蔵『月駒』(※詳しくは、先述のストーリー『一度、アメリカになった宿』をご覧ください。)は、この度、全面リノベーションを実施

2022年8月2日に、『TSUKIKOMA』としてリニューアルOPENいたしました。

コンセプトは”ロビーソーシャライジング”=”ロビーを社交場に変える”ことです。

コロナ禍では、ソーシャルディスタンスや3密回避を合言葉に、様々なものがパーテーションやアクリル板等で遮られ、実家への帰省、職場への出勤、直接顔を合わせてのコミュニケーションまで、自粛という形で遮られてきました。

実際、ホテル・旅館のトレンドもプライベート感がある空間、つまり『個室会食場』や『露天風呂付客室』であり、これらの施設を増やしていくことが業界全体の流れでもあります。勿論、当館にもこれらの用意はございます。

今はそれだけで良いかもしれません。しかし、未来はグレートでなくてはなりません!

そこで、私たちは考えました!密を回避しながらも、これまで以上にお客様に楽しんでいただくためには、何をすればよいか。そこで始めたのが、ロビーソーシャライジングです。

これまでロビーラウンジのみであった共用スペースを、築100年の蔵を改装したTSUKIKOMAに広げ、そこで楽しめるコンテンツを増やしていくことで、密を避けながらも、今まで以上に楽しめるアフターコロナの新たな温泉旅館の形を摸索しています。

これまでの温泉旅館とは、『非日常』や『贅沢』を味わうための場所でした。

私たちが目指す温泉旅館は、肩ひじ張らずに、自分らしく自然体で楽しめる『理想的な日常を体験する場所』です。

という訳で、新施設のご紹介!


◇ツキコマSTAND

 館内醸造施設直結の樽生クラフトビールが楽しめる天童市初のBEER STAND!夜は、ガラッと雰囲気が変わって、バーテンダーお手製の”大人のクリームソーダ”や果物王国・天童のフレッシュフルーツカクテルが味わえます!湯坊いちらくのご滞在は、オールインクルーシブ。好きなものを好きなだけ自由に楽しめる”エモい”空間です。


◇ライブラリー

 湯上りに、ちょこっとひと休み。ツキコマSTANDのドリンク片手に、お風呂カフェとしてもお楽しみいただけます。

◇TSUKIKOA-蔵-

 コワーキングスペースや多目的スペースとして。また、夜はイベント「くらがりでclassic」。夜な夜な、カクテル片手にレコード鑑賞会が開かれます。


◇ワーケーション客室(書斎付)

 テレワークの普及で急増中、旅と仕事を両立するワーケーション。趣ある空間の中で、ひっそり籠もって集中できる書斎のついた客室。旅館で執筆、気分は文豪です!


◇朝ヨガ教室

 朝は自分と向き合う時間。温泉とヨガで身も心も整います。

◇ミーティングルーム

 高速Wi-Fi完備で、会議やテレワークに使えるお部屋。お客様のみでなく、私たち働くスタッフにとっても快適なオフィスです。

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以上が、第一期リニューアルの様子です。

山形県の鳥海山麓の土で作られた、庄内瓦の廃材を漆喰に混ぜて再利用したり、蔵の廃材でバーカウンターをつくったり。木材のワックスには蜜蝋を使用する等、自然由来の建築資材で再生したSDGs建築でもあります。

今後、来春にかけては、第二期リニューアルとして、中庭一帯を緑化して”森の中のビアガーデン”として開放します。その様子はまた続報でお伝えいたします。

ソーシャライジングは、ハード面の充実のみでは実現には至りません。真の目的は、ここから新たなコミュニティが生まれること。スタッフ一人ひとりが、自分の特技を伸ばして、”〇〇のコンシェルジュ”になること。それらをサービスを通して表現することで、お客様に、山形の新しい魅力を知ってもらう。新しい価値を体験してもらう。そのような空間(=コミュニティ)を作り出すことを目指しています。

いちらくで働くことは、長所を伸ばすこと。自分の特技が活かせる職場です。

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