金融×デジタルで新たな価値を、豊かな社会を　野村グループ「デジタル・カンパニー」

対面サービスのノウハウをデジタルへ。

その思いを胸に、野村ホールディングス株式会社は2022年4月に「未来共創カンパニー」を改組し、新たに「デジタル・カンパニー」を設立しました。「『お客様の望む最良のサービス』を提供し、豊かな社会の創造に貢献する」をミッションに掲げ、DX戦略や新ビジネスの創出など、様々なプロジェクトを動かしています。

アプリでシームレスなサービスを

デジタル・カンパニー内のプロジェクトは、主に3つの取り組みに分けられます。

一つ目はデジタル・サービスを通じた提供価値向上によるユーザー数拡大とアクティブ化です。これまで対面で行われていた質の高いサービスをデジタルでも提供し、オンライン・オフラインのタッチポイントを取りそろえることで、お客様の環境を問わないシームレスなサービスを展開していきます。具体的には、すべての財産が一目でわかる「OneStock（ワンストック）」や投資情報を集約した「FINTOS!（フィントス！）」をはじめとしたアプリなどを展開しています。また、LINE証券や異業種プラットフォーマーとの連携を推進しています。

金融業界が取り組んでこなかった新ビジネスにも挑戦

二つ目は新領域の新たなビジネス創出です。ブロックチェーンやAI等のディスラプティブな技術や領域の研究開発をグローバルな各拠点と連携して行っています。従来の証券ビジネスの延長線上にはなかったとしても、対応すべき戦略的な領域を探索し、サービス開発もしていきます。例えば、戦略子会社BOOSTRY（ブーストリー）ではブロックチェーン技術を活用したプラットフォーム「ibet（アイベット）」を開発し、デジタル債やデジタル会員権の発行に関わる業務等も行っています。今まで金融業界が取り扱ってこなかった商品まで幅広く対応をします。

DX人材を積極的に採用

三つ目はDX戦略です。デジタル・カンパニーではキャリア採用者を積極的に採用し、各ビジネス部門と連携した横断機能として、デジタルマーケティング等を中心に野村グループ全体のDX推進を担っています。外部人材はこれまでに金融業界を経験してきた人たちばかりではありません。事業開発やWebディレクター、デジタルマーケティング、エンジニアなど様々なバックグラウンドを持つ人材が入社し、社内の金融人材と融合しながら新たな挑戦を推進しています。