こんにちは。スダチ採用チームです!
今回は、スダチで活躍する社員さんを紹介する「社員インタビュー」企画第八弾です!今回は、前職が公務員だった、「30代の子育て奮闘中のママさんサポーター」にお話を伺いました!
Q. スダチ入社前までの経歴について教えてください!
約10年間、自治体の心理専門職として行政機関、公的施設に勤めてきました。特に、発達障がいのあるお子さんとそのご家族の支援に従事し、お子さんの個性を理解し、療育を通して生活に根差した力を養うことを心がけてきました。また、ペアレントトレーニングなど親御さんを対象とした研修会を開催し、子育てに悩む親御さんと向き合う時間を多く持てたことは今でも私の財産です!
初めて担当した親御さんからいただいた手紙に書いてあった、
「私たちを、辛く暗いトンネルから救い出してくれた。」
「子どもの本当のやさしさを知り、子どものことを心から愛せるようになったのは先生に出会ったから。」という言葉は今でも私の活動の原動力となっています。
私が元々心理職を志していた理由は、子どもに関わる仕事に就きたいとの思いがあったためです。教員、保育士など様々な職がある中で、身近な場所にスクールカウンセラーがいたこと、また、クラス全体の運営ではなく、一人一人とじっくり向き合える職に就きたいとの思いがあり心理職を志しました。
私が在籍していた学校では、特別何か相談事がなくても、ふらっと遊びに行ける場所に相談室があり、スクールカウンセラーと他愛もない話をするために友達とよく遊びに行っていました。先生でもない、友達でもない不思議な存在が印象的で、おもしろい仕事だなと思ったのがきっかけです。
ただ、修了後スクールカウンセラーを目指さなかったのは、学校内で心理士が機能するには相当の知識と経験、コミュニケーション能力を必要とすると知ったからです。週に数回、月に数回しか勤務しないことも影響してか、心理士が機能していない現場も実習中に多く見てきました。まずは、選択肢の幅を狭めず子どもに関する基本的な知識、経験を養うことができる現場へ出ようと、自治体で働く心理士になることを決意しました。
しかし、大学院で学んだこと、公認心理師、臨床心理士の資格取得のために学んだことは現場ではほとんど役に立たないと感じました。これは心理士だったら誰もが一度は感じたことがあるのではないでしょうか笑
もちろん相手と対峙する上での心構えや、自分の内側を見つめ自己理解を深めた経験はどの現場でも活かされています。ただ、どの現場にいっても必要とされる知識やスキルは全く異なりますし、その度に必要な研修を受け自己研鑽をして業務に当たってきました。また、現場の中でしか学べないことも多く、子供たちや親御さんから学ばせていただいたことの方が多いほどです。スダチでの業務においても、心理士の資格を生かして働いているというより、これまでの業務で培ってきた経験をベースに、試行錯誤しながら業務にあたっております。
Q. スダチへの入社を決めたきっかけは?
一番の理由は、「もっと身近な存在となって子育てに悩む親御さんを支えたい」と思ったためです。
これまで勤めてきた機関は、公的サービスだからこそ、広く大勢の人に支援がいきわたることを目指しており、ひとりに割ける時間に限りがあるのが実情でした。親御さんと個別に話ができるのは月に1,2回程度、多い方で週1回時間がとれれば良いほうでした。
そのため、刻々と変わるお子さんの変化に、タイムリーにアドバイスできないもどかしさや、親御さんの日々の悩みや不安に寄り添うことができず、私自身、量をこなすことに精一杯で、ひとりひとりと深く向き合うことができなくなっていくことに疑問を感じていました。
そんなとき、スダチの事業を知り、「子育てに悩む親御さんへ向けた支援」「毎日のサポート」という手厚さに惹かれ、転職を決意しました。
スダチのサポート終了後に、「〇〇さんはもう家族の一員です!」と、親御さんに仰っていただいたときは本当に嬉しかったです。ご家族とワンチームになって支援できる今の仕事を誇りに思っています!
Q. スダチと今まで勤めた企業との違いは?
前職との違いは、仕事におけるスピード感と無駄な動きがないことです。一社員が提案したことが、ものの数日から数週間で実装化されるスピード感にはいつも驚かされます!それほど、マネージャーの方々が社員ひとりひとりの意見に耳を傾け、いいと思った案は迷わず採用する、だからこそ会社の進化のスピードも早いのだと感じております。
また、業務に無駄がないことにも驚きました。前職では様々な事務仕事や、職場の状況によっては本来の相談業務とは全く異なる仕事をすることも多々あったので、サポート業務に関係のない作業が一切ないことに感動しています。 お子さんと親御さんのことだけを集中して考えられる環境に日々感謝しております!
また、充実した研修制度のもと、基本的な知識やスキルを学んでから臨めたので安心感がありました。これまでは同職種と働く経験が多かったので、知識の広がりに限界があったのですが、異なるバックグラウンドを持ったメンバーが揃っているからこそ、多種多様な知見に触れることができ、知識の幅が非常に広がったことは非常に嬉しいです。
子育てと家事、仕事の両立に苦労した部分はありました。夫との協力体制、会社側の配慮、この2点で仕事と家庭の両立が叶っています。両実家が遠方のため、私が仕事をする上では夫の協力が欠かせません(紆余曲折はありましたが笑)
今は互いの仕事を尊重しあい、家庭内の役割を分担することで、生活がまわっています。また、入社するときに「ママさんたちが働きやすい会社が、社会全体で見てもいい会社だと思うから、気になることがあったら言ってほしい」という社長からのメッセージは今でも忘れません!
子供の体調不良など急な休みに対応してもらえる体制が整っていることや、日々、仕事に無理がないようライフワークバランスを気にかけてくださる会社側の配慮に助けられています。スダチには働くママさんたちがたくさんいるので、私と同じような境遇で悩みながらもいきいきと働く方がたくさんいるので心の支えとなりました。
Q. スダチではどのような心持ちで働いていますか?
「絶対あきらめない!」その一言に尽きます。サポート中は、お子さんも親御さんも、前進が見られない状況に落ち込んだり、焦りを感じる方が多くいます。
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「もうこの子はずっとこのままなのだと思います。何を言っても、動き出しててくれません。」
「私自身が変わらないので、この子も変わらないと思います。」など、 ーーーーーーーーーー
諦めの心境を語られる方も多くいらっしゃいます。
仮に、親御さんやお子さんが現状を諦めたとしても、
私だけは何があっても、そのご家庭を諦めないと決めています。
それは、単に再登校を諦めないのではなく、
「お子さんが前向きな気持ちで自分の人生を歩んでいくこと」、
「親御さんが自信をもって子育てをしていくこと」
この2点を絶対諦めないと決めています!
サポーター全員にこのような高い士気があることも、働きやすい環境に繋がっていると思います。
Q. 最後に求職者の皆様へ一言よろしくお願いします!
弊社求人に興味をもっていただきありがとうございます!
お子さんや親御さんが変化していく様子、ご家族全体が前進していく様子を目の当たりにする機会が多く、もちろん大変な場面もありますが、喜びややりがいが勝ることのほうが多いです。特に親御さんから「本当に出会えてよかった」「思っていた何倍もの価値があった」と仰っていただいた際の嬉しさは格別です。
「誰か人の役に立ちたい」「やりがいのある仕事に就きたい」と思っている方は、ぜひ自分の目と耳で弊社事業の魅力を知っていただけると嬉しいです!
また、私は子育てしながらイキイキと働いているので、結婚・出産・育児などのライフイベントが訪れても、仕事と家庭を両立していきたいと考えている女性の方もぜひ、ご検討ください。
素晴らしい仲間をお待ちしております!
担当編集の感想
親御さんが諦めていたとしても、絶対に諦めずに信じ続ける姿勢が本当に素敵な方でした...!!
公務員という安定した職業から意を決してスダチに参画してくださり、そしてその中で試行錯誤を繰り返しながらも仕事と家庭を両立している姿に尊敬の念を抱きました!
このような教育や不登校に対する想いが溢れている方が多い、そして親御さんの事を第一に考える方が多いことがサポーターの大きな魅力です!
少しでもスダチに興味が出た方は以下の投稿、募集をチェック!!
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