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茅場町で働く社長の日常#10 反撃

就活の名人はかなり虐げられてきたメディアでした。ふっざけんなよ!!!みたいな感じでずっと鬱憤がたまっていたわけですが、それが爆発して会社になっているのが今です。

というのも就活の名人は個人ブログでしたが、たまたま書き続けたことによってアクセスが伸びて広告主がたくさんついたメディアです。うえーい!と言う感じでそこまではよかったものの大きな問題点が2つあり、そこに悩まされ続けました。

この悩みによって僕は遂に反撃を開始するわけですが、この2つの長年の悩みについてまずは書かせてください。

1つは広告主が僕に対して下請けいじめ同様のことをし続けたことです。

僕は大手の就活サービスに対して月間かなりの数の学生さんを送り込んでいました(これを送客という)。この数は正直業界の中でも異常なくらいの数字でして、それだけでも就活サービスはかなり助かっていたはずです。

当然僕も広告収益をもらえるので嬉しいわけですが、問題は毎回いじめのように過酷な要求にさらされていたことです。

単価をいきなり半分にされたり、全ての記事を書き換えないといけないようなレギュレーションが発生したり、先方がデータを管理しているので詳細なデータを見せてくれとお願いしてもハネられたり。交渉したくてウェブ会議しても、広告サイドは大勢の人を会議によこして乱暴な言葉を浴びせ、言いくるめられてしまうことも度々ありました。

悔しかったですがそれでも僕は黙って言うことを聞きながら全ての要求を呑み、淡々と記事を書き続けました。しかし、そんな僕にも我慢の限界がやってくるのです。個人メディアだとここまで雑な扱いをされるのかと。そこで決意をします。こんな横暴な就活サービスに人を送り込んでいるぐらいなら、「就活の名人」が就活サービスになってしまって新卒向けの人材紹介をやってしまえばいいやと思ったのです。

2つ目に困ったのはコンテンツの盗作でした。

僕が睡眠時間を削って書いた記事は実はインスタやTwitterでスクショされて、勝手に自分のものであるかのように発信する大手就活アカウントが後を絶ちませんでした。僕はDMを送って「削除してください」とお願いしても削除しない奴とかもいました。この時、僕のTwitterのフォロワーは100人とかだったわけで全く発言権がありませんでした。

SEOではそこそこの認知があったものの、SNSでの発信力がなく、そのためにブログの内容が平気で使われている事に悩む事になりました。そこで僕はSNSのアカウントのフォロワーを増やすことを画策し、名人マガジンにもXのアカウントをちょこちょこ登場させました。

毎日投稿なども自主的にすることでフォロワーは1万人に達成。インスタも始めて結果的にかなり物事が進みました。今では特にコンテンツをパクる人も出てこなくなりました。怒りで始めたSNSでしたが結果的にかなり成功していますし、名人マガジンの検索結果にも間接的に良い影響を与えてくれると信じています。

反撃開始

今年は下請けいじめな広告主をばっさりを切りました。その分、人材紹介業進出の元年にして営業チームも人材紹介チームも一気に立ち上げて新卒人材紹介へトップスピードで駆け抜けています。

記事も爆速で作って行って、実はそのいじめられていた会社のアクセス数に肉薄しています。今年中に抜かしてやるぞ!と思っています。

人生もビジネスもやられっぱなしじゃつまらない!ですよね。



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