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マノア・リノ × サンバードのコラボレーションで実現する、クリエイターとの新しい働き方

「巣ごもり需要」が後押しになり拡大を続けるゲーム市場。システム開発を担うエンジニアの需要が益々高まっています。人気ゲーム・アプリの開発案件を手がけるマノア・リノは、取引先の7割以上がゲーム会社で、常駐型のシステム開発を推進。営業力を強みに、業界内での顧客層をさらに拡充することを目指しています。

ゲーム業界における今後の躍進を後押しするのが、ゲームグラフィック制作に定評のあるサンバード社。マノア・リノの成長ビジョンに共感し、2021年7月末にグループ会社としてジョインしました。両社の営業力×グラフィック制作のシナジーで新たな競合優位性を確立していきます。

サンバード社が加わることで、同社の1,700人にも及ぶクリエイター登録者のリソースを活かすことも可能に。フリーランスの選択肢も用意しながら、業務拡大に必要なメンバーを正社員に登用するなど、多様な働き方を実現します。

今回は、サンバード社がグループ会社としてジョインすることになった背景や、実現したいビジョンについて、両社の代表に詳しく聞いていきます。


クリエイターと一緒に成長していくビジョンに共感

————まず最初に、サンバード社がグループ会社としてジョインした背景について教えてください。

武井:M&Aのエージェントに依頼して本格的に動き出したのは、昨年のコロナ禍です。最初は同業のSES企業と組むことも考えたのですが、それなら自社に投資した方がいいという意見もありまして。業界を問わず色々な企業を見ていくなかで、弊社にはサンバード社が最も相性が良いのではないかと感じました。

その理由としてあげられるのは、クリエイターの方々を大切にしながら取り組んでいる姿勢ですね。弊社のSES事業でも、フリーランスのエンジニアの方々と一緒に取り組んでいるので、業態や価値観という部分で似ていると思いました。

また、競争が激しいゲーム業界で15年以上積み重ねてきた実績がすごいなと。グリーやDMMなど大手のクライアントからも信用を得ているので、しっかりとした土台があると感じました。それに、同じゲーム業界にありながらクライアントが被っていなかったのは、ありがたかったですね。これは本当にたまたまですけど(笑)。



株式会社マノア・リノ 代表取締役 武井健朗

上原:弊社としては、マノア・リノ社の営業力がとにかくすごいと思いました。私たちは本当にイラストだけをやってきた会社なので、ゲーム業界の色々な会社とお付き合いはあるのですが、ガツガツ行く営業っていうのは実はあまりやったことがなくて。今までは実績をもとに仕事を積み重ねるスタイルだったんです。

しかし、そのスタイルでは正直限界を感じていて。今以上に成長していくためには営業が強い企業と一緒にやっていく必要があると思ったんです。事業展開でも色々な方向性で考えられるなと思ったので。マノア・リノのような会社と一緒になったらプラスになるし楽しいだろうな、というのが最初にありましたね。

株式会社サンバード 代表取締役 上原庸輔


————最初に話したときのファーストインプレッションはいかがでしたか?

武井:弊社には3人の取締役がいて、なかなか同じ意見になることは少ないんですけど、サンバード社に関しては全員一致で「一緒に組みたい」という結論になりました。というのも上原さんの印象が良くて、「上原さんって良いよね」というのが3人の感想でした(笑)。熱く語るタイプじゃないんですけど、グラフィック制作やクリエイターへの真摯な想いが伝わってきましたね。

上原:ありがとうございます(笑)。私が初めてお会いして印象に残っているのは、SES事業についての話です。それまでSESについてあまり詳しくなかったのですが、SESで派遣されれば入社するのが難しい大企業などで働くことができるんだと。発展的な仕事や案件に携わることで、新たな仕事の価値を生み出せるのが素晴らしいと思いましたね。

サンバードは今まで受託でやってきましたが、新たな働き方の選択肢として、そういった人材の派遣や紹介なども視野に入れることで、事業の幅を広げていけると感じました。


営業力×グラフィック制作で競合優位性を確立する

————両社が一緒にやっていく上で、期待しているシナジーはどんなことでしょうか?

武井:マノア・リノは、ゲーム会社のエンド直案件(直接発注案件)を多く持っていることが強みなのですが、その先の成長を考えた時に、サンバード社の強みでグラフィック制作ができるSES企業になっていきたいなと。世の中にSES企業がたくさんあっても、グラフィックができるSES企業は数少ないんです。

グラフィックに興味を持ってもらえばサンバード社で受注できるし、その実績がゆくゆくはSESの受注にもつながるんじゃないかと思います。業界で一歩先を行くSES企業になりたいと考えているので、競合優位性を確立させていきたいですね。

それに、SESはそこまで提案していく世界ではないんですけど、グラフィック制作ではクライアントへ提案して新たな契約を取ることもできます。サンバード社と一緒に提案率を高めて、営業の質を上げていきたいと思います。

上原:私が期待しているのは、人材リソース面でのシナジーですね。サンバードでは、1,700人を超える個性豊かなクリエイターたちを、各案件にアサインしています。基本的には登録しているフリーランスのメンバーで、案件単位で働く方が多いのですが、中には継続的に月単位で働きたい方も一定数います。

私たちが可能性を感じていたのはその方々で、マノア・リノ社の事業にアサインするなど、自由で安定した働き方が可能になると思ったんです。元々、私はイラストの事業をやっていたこともあり、クリエイターの生活について気になるんですよね。

————1,700人のクリエイターはかなりの数だと思うのですが、どのようにネットワークを築き上げたんですか?

上原:弊社のHPにクリエイター募集のページがあり、そこから応募・登録していただいています。もちろん中にはクリエイターから紹介してもらったり、こちらから声をかけさせてもらうこともありますが、基本的に広告費用などはかけないようにしています。

武井:上原さんはその1,700人の名前、全部覚えてるから(笑)。

上原:なるべく覚えるようにしてますけど、さすがにそれは(笑)。でも今後はマノア・リノ社と一緒にやっていくことで、多様な働き方というか、一人ひとりの志向性に合った雇用形態だったり仕事の内容を実現していきたいですね。

クリエイターのスキルアップ面でも、デザインのクオリティを高めるノウハウを提供して、どんどん個々がレベルアップしてもらいたいなと。グループ内で色々な仕事を一緒にできればと考えています。

———人材リソースの活用という意味でも、今後の展開が楽しみですね。ちなみに、武井さんはサンバード社の強みをどのように捉えていますか?

武井:グラフィック制作、特にキャラクター・イラストに強い会社というイメージがありますね。ゲーム業界では、ゲームの種類やシステムが変わる度に開発側も変化していきますが、その中でイラストの価値はほとんど変わっていないように感じています。つまり、普遍的な価値を提供し続けられるのがサンバード社の大きな強みではないかと。

上原:ありがとうございます。たしかにイラストのデザインについても、流行りはありますが、それはテイストの問題が大きいかもしれません。例えば、キャラクター・イラストで「美少女」の定義がいきなり大きく変わることはないので。

その時々の流行りで、例えば、目の形状や塗りのタッチが変わることはありますが、少しずつ変わっていくようなイメージですね。その微妙なニュアンスの変化を上手く感じ取りながら、クライアントのニーズに寄り添って進めていくことが重要です。

次回は、今後マノア・リノとサンバードがどのように互いの価値を高めていくのかという部分にフォーカスを当てた話へと展開していきます。

マノア・リノでは様々なポジションで採用を強化しています。
少しでも興味がある方は、ぜひ話しを聞きにきてください!お待ちしております。

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