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みなさんは「アニメ」や「ゲーム」は好きでしょうか?自分で操作するキャラクターや、個性豊かな登場人物が、表情豊かに動き回るコンテンツ。それにはもちろん、これらを「作る人」が必要です。
今回は、デジタルギアのNさんにインタビュー。自らの体験から「作る側」へと足を踏み入れていったNさんの情熱を感じるインタビューとなりました。
ーーよろしくお願いします。まずは自己紹介からお願いします。
デジタルギア所属のNといいます。大学では日本のコンテンツ・特に2次元のコンテンツやエンタメ領域の新しいコンテンツに関して考えるゼミに所属し、ゼミ長までしていました。もともとそのような領域に興味があったので、就活もそれを軸にしていきましたね。
前職でライブの運営からイベント企画、配信やVtuberのイベントディレクションまで、なんでもやりました。転職してデジタルギアに入社し、今に至ります。
ーーなるほど。そもそもエンタメに興味を持ち始めたきっかけはなんだったのでしょう?
「アイドルマスター」ってご存じですか?2005年くらいからスタートしている、2次元アイドルの音楽やシミュレーションゲームなんですけど、それがきっかけの一つです。
2015年に10周年のイベントがあったんですね。その中で出演声優さんのライブにはじめて参加したんです。シンプルに「すごいな」と。自分もこんな盛り上がれるようなコンテンツを作りたいと思ったんです。
本格的に就活をはじめる大学3年までの間に、ありとあらゆる「消費」をしてきました。ここから「新しいもの」を作るんだと。消費者から製作者にマインドが変わった瞬間かもしれません。
それで就活を初めて、最初はインターンから始まりました。ただそこの会社はものすごい体育会系で(笑)。正直、今では考えられないような仕事量をこなしてきましたね。アニメのプロデューサーの補佐やアイドルを売り込むプロジェクトを担当してきて、エンターテイメントの「縁の下」を実際に体感したんです。
ーー実際にエンタメ業界に飛び込んでみて、どうでしたか
有名なプロデューサーの下で働く機会も頂けたんですけど、そこで「僕と君は考え方が違うから仕事はできない」「君は向いてない」と辛辣なことを言われてしまって(笑)。実際に飛び込んでから、一番最初に大きな挫折を味わいました。今でもあの時のことはよく覚えていますよ。
そこから、早くもエンタメをあきらめようかとも思ったんです。ただ、自分自身振り返ってみて「イキってたな」と。自分の事しか考えずにコンテンツを作るのでは、「本当にユーザーに喜んでもらえるモノ作り」はできない。そんな独りよがりなプロデューサーはいらないな、と自分で気づけたんです。そこから「アイドルマスターのような、本当に盛り上がれるコンテンツを作る」に改めて集中できるようになった気がします。
ーー今、デジタルギアではどのようなことを?
実はまだ入社して1か月も経ってないんですけど、基本的には前職でやっていたような仕事ですね。「なんでも屋」という表現がぴったりなのかもしれません。言われたらなんでもやりますよ!
あとは、代表や経営陣の方々と「今後のデジタルギアをどうしていくか」みたいな話はよくします。創業して間もない会社なので、「今後の進路」にガッツリコミットできるのは魅力でもあります。
ーーデジタルギアでの仕事、どのようなところが大変ですか
仕事内容では特に大変とは思わないですかね。基本的には楽しくできています。モノ作りの会社なので、「作ったものが世に出る」んですよ。完成したものが動作して、世に出ていく。その過程で多少大変なことはあるんですが、それでも完成したときの喜びややりがいで消えてしまいますね。
あとは「まわりに人がいる」というのも大きいです。前職は5人くらいの、本当に小さな会社でしたから、何かあっても相談したりとか、愚痴を言い合ったりというのができなかったんですよね。その点今は周りを見渡すと誰かしらはいるので。
大きな企業だと、それは当たり前かもしれません。ただ自分にとってはそれが当たり前ではなかった。そんな環境にいられることは日々刺激的です。
ーーそんな刺激的な環境であるデジタルギア、どのような方がいるんでしょう?
職人気質な人が多いと思います。それぞれがそれぞれの仕事にしっかりとプライドを持っている。「プロの集団」です。
メンバーそれぞれが色々な案件をかけもちしているので、チームがまたがる場合も多く、それぞれがぶつかる事もあります。それは全く問題ないことかなと。いいものを作るためには必要な事ですし、「そこを取り持ってコミュニケーションを取る」のが自分の仕事でもあるので。
よくも悪くも出来立てほやほやで、若い会社です。「今まで誰もやったことない事をやる」とか「とりあえず新しいことやってみる」みたいな考えを持てる人が合う会社だなとは思います。せっかくそのような環境が整っていますしね(笑)。「楽しい仕事」ができる環境はかなりあると思いますよ。
ーーNさんにとっての「楽しい仕事」とは
「今までにやったことのないこと」です。私自身、いろいろなことをしてきました。その中で「誰もやったことのないこと」を試したり、ファンが喜ぶちょっとしたエッセンスや遊びを入れたりすることに楽しさを感じますね。既存のコンテンツでも、なにかしら新しい視点を加え続けるような仕事ができればいいなと思います。
テニスの試合のあと、選手がカメラにサインするやつあるじゃないですか。それをVtuberのライブ上で、バーチャルでやったりもしていたんですよ。面白くないですか!
最終目標は、「アイドルマスター」のようなコンテンツを自分自身が作ることです。自分が死んだ後に教科書の1ページに残るようなコンテンツを、自分の手で生み出したいんですよね
あとは、自分自身がエンタメへの関わり方を見直すきっかけになった「向いてないよ」と言ったプロデューサーを見返すことです。もちろん感謝は大きいです。でも今でもやっぱり悔しくて…。今でも当時のことを思い出しては自分の原動力にしていますよ。
ーーありがとうございます。最後に、Wantedlyを見ている方に一言お願いします。
「楽しく仕事」しましょう!それしかないです。やらされているように仕事するのは面白くないので、ぜひ一緒に新しいことを成し遂げていきたいなと思います。
刺激的な環境で、楽しそうな表情で仕事を語るNさんが印象的でした。
デジタルギアでは、そんなNさんと働く仲間を募集しています。ぜひ「話を聞きにいきたい」を押してみて下さいね。