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社員インタビュー Vol.3|脱炭素を担う人の頼れるパートナーに!

「皆さんこんにちは!エックス広報担当です!第3弾として、新事業創出チーム、研究員 本間さんにインタビューしました!」
※当社の正式名称は“エックス都市研究所”ですが、社内外から親しみを込めて“エックス”と呼ばれていますので、このページでは当社のことを“エックス”と表記します

【プロフィール】

本間 早也香/研究員
早稲田大学大学院 環境・エネルギー研究科を修了。2016年に新卒でエックスに入社。福島県の中間貯蔵施設関連業務や再生可能エネルギーや脱炭素分野に関わる国・地方自治体の案件に携わっている。2022年より1児の母。

【インタビュー】

ー現在のお仕事について教えてください

10月に産休・育休から復帰したばかりなので、他のメンバーより多くの業務に関わっているわけではありませんが、環境省のREPOS事業と京都府の自治体の案件に関わっています。

京都府の自治体の案件では、営農型太陽光発電を推進したい自治体の意向に沿って調査を行っています。営農型太陽光というのは、田畑に支柱を立てて太陽光を設置するもので、上部で発電しながら下部では耕作をするような取組みです。余った土地の有効利用という点で意義があるのですが、農業従事者だけでなく、自治体の農林部局の理解も必要で、全国的にはまだまだ進んでいない状況です。

ー大学の研究テーマは何でしたか?

大学院では木質バイオマスに関する事業性評価を行っていました。木質バイオマス単体の儲けとしては初期投資が高くて採算が合わないのですが、地域で雇用が生まれたり、新しい産業が生まれたりすることで地域全体としてハッピーになるような事業モデルを研究していました。

エックスで色々なことを経験したあとで今振り返ってみると、自分が研究したもモデルを実現することは厳しいことも分かりました。

ーエックスとの出会いについて教えてください

私は新卒でエックスに入社したのですが、指導教授がエックスのことをよく知っていました。その先生が同業他社の中ではエックスが一番いいと教えてくれたんです。

先生から聞いた話では、エックスは上っ面ではなく地に足をつけてきちんと情報を調べた上で資料作成をしている印象で、アウトプットの質が高いということでした。また、大手シンクタンクでは研究員一人が担当している業務量が多いので、個別の案件をキチンとやりたかったらエックスがいいのではとアドバイスも頂きました。

面接では、役員や部長など一同にお会いすることがあり緊張感はありましたが、自分のことをよく見てくれている印象がありましたね。



ーエックスに入社することにした決め手は?

元々地域の脱炭素化・再エネ導入に関して省庁による上流側の政策から、自治体や民間による下流側の事業まで関わりたかったので、コンサルを志望していました。他のシンクタンク・コンサルも受けていましたが、エックスに決めたのには、やはり先生からのアドバイスが決め手でした。

ー入社前後の印象の違いやギャップなどは?

社員の方とオフも含めて仲良くなれたのは意外でした。役員の方から入社してすぐマラソンに誘ってもらいましたし、上司や先輩とは何度も走りに行っています。

ー大学時代の友達と仕事の話をすることはありますか?

そうですね、大学院に行ったからと言って専門分野と合致した仕事をしている人は社会的に少ないと思いますし、私の友達も全然別の仕事をしている人が多いです。それに比べて、私は専門分野の概ね延長線上にいると思っています。全くの0からではなく、1の布石があるだけでも自身の成長につながっていると思います。

ー仕事のやりがい、大変なところを教えてください

大変なところは、自分のアウトプットが上司などの求めるレベルまで至らない時があり、日々生みの苦しみを感じています。ただ、うまく形になった時は難しいパズルが解けたような気分でうれしく思います。

ー印象深い業務があれば教えてください

2~3年前、環境省の補助事業に採択された地域新電力事業者へのヒアリングなどを行いました。業務途中から自分が主担当になったのですが、責任が大きくて仕事量も多く大変でした。その一方ですごくやりがいがあったのも覚えています。

ーそれはどんな業務内容だったのですか?

事業者の進捗状況などを有識者の先生が定期的にチェックする場面があるのですが、先生の言っていることをこちらで上手くかみ砕き、事業者さんに伝えて改善を促すような仕事がありました。脱炭素に向けて先陣を切って頑張っている事業者さんに自分のことを覚えてもらったり、頼りにされたことが非常にうれしかったです。

その後、環境省の担当者から私へ個別に相談が来るようになりましたし、良い関係性が築けたのだと思います。また、担当者は環境省のプロパー職員だけでなく自治体からの出向者もいらしたので、その方々が戻った先の自治体から新規事業のお話もありました。

ー今後やってみたいことは何ですか?

地域の脱炭素化に貢献したいという思いがあります。地域は都市部よりも情報が遅く、かつ脱炭素に回すヒトとカネが足りていない部分があると思うので、自分が都市と地域をつなげて、脱炭素を促進するような役割を担いたいですね。

ー業務にかける思いを教えてください

顧客の期待に応えようという気持ちが強いです。たまに顧客の理想を追い求めすぎて、うまくまとまらないこともあるのですが。

また、自治体の仕事などでは相手に本音を言ってもらえるように、事前に地域のことを調べたり、服装からもよそ者オーラを出さないように努めています。姿勢としては、脱炭素を進めたい人のパートナーとして、クライアントをうまく支えていけるようにと考えています。

まずはこちらがクライアントを好きになって、クライアントからも気に入ってもらって、一緒に地域を盛り上げていくことができればと思っています。最後は、クライアントに自走してもらえるようになれるように導いていきたいです。

ー仕事と育児の両立についてはどうですか

職場復帰から5か月ほど経ち、現在2月の繁忙期にも入っていますが、仕事と育児を両立しやすいと感じています。もちろんパートタイムと比べたら難しいかもしれませんが、フルタイムで働けてキャリアの満足感も得られていると思います。また、私にとって仕事は楽しいので、ある意味リフレッシュの場にもなっていますね。

働き方の面では、娘が風邪をひいてしまった時には在宅勤務に切り替えられたり、どうしても参加しなといけない会議などは時間を調整してもらったりと、柔軟性のある環境だと思います。

ー会社やチームの雰囲気を教えてください

会社には、自分と同世代の子供がいる方が多いので、地域のママ友だけでなく、会社でも子育てに関する情報の共有ができたり、おもちゃや服のおさがりがもらえたりするのは助かっています。



ー会社のもっとこうしてほしいところはありますか?

大手のネットワーク企業のようなきれいな照明や天井から植物が垂れているようなオフィス空間には憧れます。一方で、エックスのように適度に散らかった空間の気軽さもあるのでなんとも言えないのですが。

ー最後に、エックスに興味を持って頂けた方々へメッセージをお願いします!

私の所属する新事業創出チームは世の中にないことをやるのがミッションでもあります。専門的な前提知識を持っていることは大事ですが、どちらかと言えば、日ごろ移り変わる世の中のトレンドをつかんでいけることが大事だと思います。興味関心をもって、前向きに業務に取り組んでいければ前提知識の壁は越えられると思います!

チャレンジ精神や好奇心を持って取り組める人大歓迎です!


株式会社エックス都市研究所では一緒に働く仲間を募集しています

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