シャチョーに三大ニュースの原稿をお願いしたら、自己紹介のところからたっぷり書いてくれたので、スペシャルとして紹介します!
シャチョー オノはこんな人
こんにちは! グラスルーツのしゃちょー、オノです。
さて、舞台裏をお見せするようですが、この自己紹介記事、採用PJリーダーの阿部から仕事やプライベートを含め自己紹介文を好きな形でと全員宛に依頼がきました。 こう言われるとちょっと悩みます。書くことがなくて困るのではなく、仕事もプライベートも書くことがありすぎて困るw!
でもね、社長のワタシが、3年前に始めたドラムに夢中ですとか、ときどき作品つくって個展やってますとか、ゴルフ好きですとか、筋トレに励んでます…ってプライベートのことばかりガーっと書くのもどうかなぁ。実際、我が家には結構本格的な電子ドラムがあり、目下Jeff Beckの「Superstition」を特訓中。ゴルフも筋トレも、全然思うようにできないですが、「できない」というのは意外に楽しい。というわけで、プライベートの話は三大ニュースで語るとして。。。。 ここでは20代のときに自分は何が好きで、何に興味があって、なぜこの世界に入ってきたのか、そして「好き」であることはどのくらい大切で、反対にどのくらいどうでもいいことだとワタシが思っているかについて書こうと思います。
■20代、すべては「書くことが好き」から始まった
広報や制作系の仕事に入ってくる人の1つのパターンとして、「書くことが好きだから」というのがあります。かくいう私もそのパターンで、フィクションを書くことが好きだったし、内省的なことを書いて自分の考えを整理するのも好きだったし、誰かに何らかの思いを伝えるために書くのも好き…。クリエイティブなことに憧れるそんな20代でした。
「コピーライター」という言葉が世の中で聞かれるようになった頃、ほう、そんな仕事があるのかと思い、「コピーライター養成講座」なる場所に行って、そこで講師の先生から「やってみませんか?」とお声をかけてもらったのが第一歩。就いたのは広告コピーではなく、某ハンバーガーチェーンM社の社内報の編集でした。「人に会って記事を書いて、冊子にまとめてお給料をいただける、こんなありがたいことはない」と思ったものです。
■自分は何がやりたかったのかと自問する30代
大した経験もないのに、怖いもの知らずの20代。26歳で独立することになりました。時代はバブル前夜。そして会社誕生から5年後にバブル崩壊となります。売上は激減するし、それはそれで大変だったのですが、それ以上にその時期は別の意味で大変でした。自分のアイデンティティが壊れそうになったからです。 自分はなぜこの仕事をしているのだっけ? 恥ずかしながら、会社を始めた時に大層なビジョンがあったわけではありませんでした。仕事をいただけたから会社にしたぐらいの安直ぶり。人から請われ、頼りにされるのはうれしかったけれど、段々と自分は何のためにこの仕事をしているのか、その問いに悩んだのが30代でした。
で、「そうだ、自分は書くのが好きだった」という初心に返って小説を書き、某有名雑誌の新人賞に応募しました。応募した2作品は、いずれも最終選考には残りませんでしたが、どちらも何千作品の中でもいいところまでいったのです。皮肉にも、それでわかりました。私は別に小説が書きたいわけでも、書くことが好きだからこの仕事をしているわけでもない、と。 初期のワタシの志向には「クリエイティブなことをやりたい」というのがあったわけですが、会社経営がいかにクリエイティブか思い至りました。ある意味アート作品を作るようなものだというのが今の感覚です。
■やってみて分かったことがある
「好きなことを見つけよう」。いつ頃からでしょうか、そういう風潮が生まれ、またその反作用が生まれ、ずいぶんと経ちます。でも、ワタシの体験が物語るように人の気持ちに絶対はなく、「好き」は時としてアテになりません。しかも「好き」にはいろいろな種類があります。たとえば職業にしたい「好き」と、そうでない「好き」。でも、それはやってみて初めて分かることです。頭で憧れているだけでは分かりようがない。しかも、人間が面白いのは、視点ひとつでどんなことでも楽しめるし、視点の持ち方によっては苦痛でしかなかったりする。視点を養うためにも、若い時は「やってみる」がオススメ。失うものなんてないですもんね!
いよいよシャチョー的三大ニュース!
【ニュース その1】 ドラム発表会〜エリック・クラプトン「レイラ」
ドラムレッスンを受けたきっかけは、2019年、社員の皆さんから誕生日にもらった体験型カタログギフト。その中にあったのがドラム体験レッスンでした。1回だけのつもりが、あまりにワクワクしてそのまま受講生に。写真は2022年5月に町田のライブハウスで行った発表会の模様。私以外は講師の先生方です。前日のリハーサルは冷や汗ものだったので、上出来な演奏でした。
【ニュース その2】 ジェフ・ベックのロンドンコンサートに行くつもりが…
Jeff Beckという往年の名ギタリストがいます。2022年5月。私はロンドンにJeff Beckのコンサートに行く予定でした。ですが、施設にいる90代の父が緊急入院、緊急手術になり、旅行はキャンセルに。身体拘束はイヤだったので、PCR検査を受けて1週間泊まり込み。大変だったけれど、良い思い出です。
【ニュース その3】 ハプニングのロンドン旅行
ニュース2で書いたロンドン旅行、Jeff Beckは見られないけど、日付をずらして10月に行ってきました。で、いざ帰ろうとしたら、ワクチン証明書がDLできておらず、なんと飛行機に乗れない! なーんてハプニングもありましたが、ワタシ、結構ハプニング好きならしく、そういう状況って嫌いじゃないんだなー コロナが始まりかけた2020年年初のスリランカ旅行以来の海外旅行。楽しかった!