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「未知のチャレンジは何だって苦しいけど…」1年目で経営企画に配属、失敗と成長を感じる毎日。

UJ GROUPを取り巻く「組織と個人のストーリー」を探るインタビュー。第2回は、昨年グループ初の経営企画枠で採用されたという江頭晴美さん。海外留学を経験し、総合商社から内定をもらった彼女が中古トラック業界を選んだ理由とは?

取材・文:UJ GROUP 採用広報


UJ GROUP
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「こんなにヒントがないチャレンジ、生まれて初めてで(笑)」

新卒で入社して、今年で2年目に入りました。今は営業推進部の一員として、事務の仕事をやったり、何か新しいことを始める立ち上げメンバーになったり、いろいろな役割を任せていただくことが多いです。イベント企画からSNS戦略、ホームページの実装、問い合わせメールの対応など毎日いろんな業務があります。どれも社内外の方と連携を取りつつ進めていくことになるので、一つひとつの仕事が事業の全体像を理解する手助けをしてくれています。まだ社歴も浅いので、今はなんでもやってみる時期ですね。



直近では、福岡市内で行うイベント企画が新たに立ち上がったので、その担当者として企画の方針を検討しているところです。どんな仕事も縛りや枠組みがいっさいなくて、任命されたらゼロから自力で進めるしかないんです。おかげで昔と比べてよく考える癖がつきました。周りにもアドバイスを仰ぐのですが、先輩方ですらやったことのないことを任されることも多いので、とにかく自分の頭で考えて、人と話して、実行してみて、その結果を次にどう活かすか…の繰り返しです。

こんなにもヒントがないチャレンジって生まれて初めてで(笑)、正直プレッシャーも感じています。でも近くに頼れる先輩方もいるので孤独ではないですし、どんどん相談して、意見をもらいながら答えを模索する毎日です。



その道を切り拓く「一人目」でありたい

採用に応募したときは営業の枠だったんです。それが内定通知の電話口で「総合職の経営企画で入ってほしい」と言われました。予想外のことでかなり驚きましたし、関西の大きな商社からも営業職の内定をもらっていたので正直迷いました。

道を決めかねてしまい、海外留学していた頃の先輩に相談をしてみたら「どっちの道がワクワクする?」と訊かれました。それで想像してみたら、大きな会社で働くことより、経営企画という仕事の内容にずっと惹かれている自分がいました。



実は私、将来自分でビジネスをやりたいんです。母と昔から話してるんです、「いつか一緒に輸入雑貨の店をひらこう」って。だから経営者の近くで事業に向き合える仕事なんて願ったり叶ったりというか。会社を経営する人が普段どんなことを考えてるのか、間近で見聞きできるわけですし。新卒でこの立場に就けるのはなかなかないチャンスだと思いました。


経営企画での採用はUJ GROUPでも初めての試みだったそうです。内定の時にも「前例がない仕事なので、何をやる仕事なのかも明確には決まっていない、1年後にどうなってるかもわからない仕事」だと言われました(笑)。でもあの時、私はその言葉にワクワクしたんですよね。
まだ誰もやっていないことに挑んで、その道の一人目になること。これが自分の強みだと学生時代から思っていました。だからこそUJ GROUPでやってみたいと思ったんです。


変化の只中で実感する「情報共有」の課題

学ぶことは本当に多いですね。たとえば提案や議論の仕方もそのひとつです。



以前、広報の仕事でカフェとコラボイベントを企画したことがありました。その時、社長から受けた指示のなかにひとつだけどうしても納得できないことがありました。でも私はまだ入社して間もない新人…相手は社長なのでどう伝えたらいいのかわからなくて。そこで先輩に相談したら「適切な根拠を示したら意見を聞いてくれると思うよ」とアドバイスをもらったんです。インターネットで探したら自分の考えを裏付けるデータを見つけました。その情報を持って社長に話をしにいったら、私の意見に納得してくれたんですよ。何をどんな風に伝えたら相手が話を聞いてくれるのか。コミュニケーションを考えるきっかけになった出来事でした。



今思えば、当時一年目の私が社長に直接ものを言えるオープンな雰囲気があること自体ありがたい会社ですね。この本社オフィスはデスクとデスクの間に仕切りがないんです。なのでわからないことはすぐに質問できるし、困っている人を見たらすぐ駆けつける人もいます。先輩の仕事を直近で見ることもできますし、風通しの良い環境だなと思います。


とは言いつつ、社内コミュニケーションという点ではもっと変化が必要だと思っています。
今のUJ GROUPは新しい企画をどんどん走らせている時期です。経営戦略のメンバーを中心にした話し合いの機会も多いのですが、それが現場の人まで伝わらずに進んでしまうことも多いんです。
他の人が何かやってるのは察知できるけど、直接話さないから具体的にはわからない。そんな時、探り合いになって居心地の悪い人が出てきたり、最終的に気持ちのズレが生まれちゃう気がするんですよ。




良かれと思っていたことが裏目に出た…2ヶ月後の気づき

実は私自身、少し前にコミュニケーションで失敗をしていて。今思えば恥ずかしいんですけど。
今年の初めくらいですかね、「今の私は人に頼り過ぎてるんじゃないか」ってふと思ったんです。質問してばかりで先輩の時間を奪うのはよくないと反省して、直属の先輩とのコミュニケーションを極端に減らしてみたんです。できるだけ質問をしないように。する時はなるべく簡潔にしようって。今まで私の質問に答えていた時間が空けば、先輩方は仕事に充てる時間が増えるだろうし、うまくいくだろうって考えたんですよね。



ところがこれが全くの逆効果(笑)。先輩との間の雰囲気がみるみる悪くなりました。余計な会話をしなくなったことで、LINEで連絡してても絵文字が減っていって、雑談がなくなって。そうすると仕事がうまく回らなくなってきました。それなのに私は自分がつくった原因にも気づけないでいました。


その状態が2ヶ月くらい続いたある日、私が仕事でミスをして、その件で先輩から会議室に呼ばれたんです。久々に膝を突き合わせて会話をしているうちに、最近のコミュニケーションのことに話題がシフトしました。
私の考えでコミュニケーションを変えたこと、その理由。それについてお互いどう感じていたのかを洗いざらい話しました。

その会話で私はようやく、良かれと思ってやっていたことがすべて裏目に出たことに気づいたんです。コミュニケーションをとりやすい環境を会社が整えてくれてるのに、私は先輩との関係も仕事もすべて悪いほうへ導いてしまった。それに気づいたら思わず泣いてしまって(笑)。



この失敗をきっかけに少しふっきれた気がします。コミュニケーションってこんなに大事なんだって。良くも悪くも、自分の振る舞いは相手の振る舞いを変えるんですよね。仕事がうまくいかないと周りのせいにしてた時期もあったんですが、自分次第で周りも変わるんだと考え方を変えたら、周りのムードもみるみる良くなりました。
先ほど話したように、私が社内の情報共有を気にするのはこの経験のせいかもしれません。コミュニケーションがうまくとれない環境では気持ちよく仕事ができないというのは、きっと誰にでも当てはまることだと思うので。



ワクワクできる環境の価値、変化していく仕事観

私たちの世代って、就活している時点で長期的なキャリアプランを考える人も多いと思うんですよ。1社目はこういう会社で、大体3年くらいでこういう会社に転職してキャリアアップして…って。
私もそのひとりで、まず中小企業で経験を積んでから、その後で総合商社を目指そうと思ってたんです。でもこの1年UJ GROUPで仕事をしてみて、将来に対する考え方が少しずつ変わってきたかもしれません。



商社などに勤めている友人の話を聞くと、初年度から過酷な状況に追い込まれてる人もいるみたいです。ひたすら目標数字を追いかけて、その結果として出世して給料を上げていくという仕事人生に…悩んでいる声も聞きます。いろんな業界で同世代の友人たちが悩んでいます。一方で私は事業づくりが活発な今のUJ GROUPに入社できました。1年目から本当にいろんなプロジェクトに携われています。もちろんまだわからないことだらけですし、前の見えない手探りをしています。チャレンジが次々と目の前に現れて忙しい毎日ですが、それは自分のキャパを広げる機会が多いということでもあります。確実にワクワクできている実感があります。

社会人1年が経って、改めて「私が仕事に求めていることって何なんだろう?」と考えさせられます。新しいことを始める時って初めのうちはしんどいものじゃないですか? だけど一山越えたらそのぶん人は変われるし、そこからまた次に進めるんだと思うんです。


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