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こんにちは!株式会社KIYONOです。
KIYONOは日本企業のマーケティングDXに取り組む、デジタルマーケティングのコンサル集団です。
クライアントが持つ顧客データを基にした「顧客起点」のマーケティングを実現し、企業のマーケティング力を底上げすることを目標に、デジタルマーケティングの戦略設計から運用支援までを一気通貫でコンサルティングするサービスを提供しています。
KIYONOでは社員インタビューの定期投稿を行っています!KIYONOメンバーの魅力が詰まったストーリーを発信するので、転職を考えている方、長期インターンを探している方、ぜひご一読ください。
弊社代表の清野さんインタビュー後編になります!
後編ではKIYONOメンバーへの想いと、5年後・10年後のKIYONOについて深堀していきます。
▼前編はコチラ▼ https://x.gd/kwI3h ▶《社長インタビュー》最年少で大手広告代理店の営業部長に!KIYONO立ち上げまでの軌跡に迫る【前編】
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Q,KIYONOメンバーへの想いについて教えてください!
まず、コロナ下の暗黒期を支えてくれた社員のみんなへ。
心から感謝しています。
会社設立からまだ3年、ただでさえ、ビジネスが軌道に乗っているのかいないのか、なんともいえない時期だったのに…事業は停止せざるを得ないし、会社への出社すらままならない状況でした。どうしようもできないもどかしさに、苦しい思いをしましたね。
コロナが収束し始めても、状況は好転しませんでした。
大きな混乱に陥った社会が、そう簡単に動き出すわけがなく。当たり前ですが、社会が停滞しているのでビジネスが機能するはずもありません。
そんな状況下で、広告業界に対してこんな声が上がるようになりました。
「広告なんか必要ない!マーケティングオートメーション?CRM?ポストEC?統合顧客基盤?CDP?いやいや、それどころじゃないですよ」
広告需要は急落し、KIYONOも漏れなく影響を受けました。顧客はほとんどいなくなってしまい、大規模な赤字を出し続ける日々…
それでも、負けじと試行錯誤を繰り返しました。例えば、GCP無料サポートだとか、Cookieがダメならビスケット作るぞ!とか。
たくさんの商品を開発し、販売しましたが、結果は惨敗。
「毎月1000万円赤字だから、15ヵ月後には会社のお金が尽きます!」
全社会議でこんな笑えない話をしなければならないほど、追い込まれていました。きっと、暗黒期を知るメンバーは覚えているんじゃないかな。(笑)
幸いにも住友商事さんから資本業務提携が決まっていたので、どうにか生きながらえましたが…本当に、苦しい時代でした。
ですが、そんな暗黒期があり、みんなが乗りこえてくれたからこそ、今のKIYONOがあるのも事実です。
なので、暗黒期を支えてくれたみんなには、本当に感謝していますし、これからも一緒に成長していけるといいなと、思ってます!
次に、業績が伸び始めた2022年以降に入ってくれたメンバーへ。
企業は、地道に努力をしていれば必ず成長していきます。ただ、成長フェーズに入っている会社はどうしてもその地道さを見失ってしまう時があるんですよね。
例えばSLAの策定。一見効率的には思えますが、サービスレベルを定義するということは、謙虚さの逆の思想だったりしますよね。僕らは謙虚であることで、株主、顧客に守られ、KIYONOは成長してこれたのです。
いつまでも環境におごることなく、謙虚に、そして地道に、ともに歩んでいきたいです!
これからもよろしくお願いします!
Q.KIYONOは5年後、10年後どうなっていると思いますか?
まず大前提として、我々のデジタルマーケティング領域は、これからどんどん伸びていきます。
なぜ断言できるのか。その答えは、ビジネスの成功の軌跡を辿ると自ずと見えてきます。
例えばインターネット広告。2005年頃の当時の広告に関する市場規模は、テレビが2兆円、新聞が1兆円、雑誌が5000億円、インターネット広告が4000億円で、ネット広告はやっとラジオを抜いたねーぐらいの規模感だったんです。
でも今って、テレビが2兆円で、インターネット広告が3兆円なんですよね。(笑)
僕がオプトに入社した当時(2005年)は、世間は「インターネット広告ってなあに?」だったんですよ。それが、たった十数年で大逆転が起きたんです。
モバイル広告も同じです。携帯の小さいディスプレイの広告なんて見ないでしょ、と言われていた時代に、モバイル広告にフォーカスした企業は、広告業界を一時期揺るがす存在となり、フォーカスしなかった企業はイノベーションに乗り遅れてしまいました。そして、今なおモバイル広告は成長し続けています。
データマーケティング領域はどうなんだ、というと、データ×マーケティングなんて、誰もやらないよ!という声があったのに、現在成長率は年平均7%を記録しています。市場規模も右肩上がり。
どうでしょうか。歴史は繰り返す、なんて言葉がありますが、信憑性が帯びてきませんか?この市場が今後も伸びるというのは、信じてもらって大丈夫だと思います。
本題ですが、KIYONOの目標は、データマーケティング領域で一番になることです。
対峙する相手は、大手企業と競合他社ですが、実は勝ち筋のめどは立っています。
大手企業への対抗策はずばり、イノベーションのジレンマを攻略することです。
イノベーションのジレンマとは、企業に対して、顧客が一番期待している領域を極めていくうちに、イノベーション、つまり新しい領域の開拓や新製品の開発においては立ち遅れてしまうことを指します。
大手に勝てる理由もそこにあると思ってます。
また、競合他社への対抗策は、2つのアプローチ方法があると思います。
一つはデータマーケティングビジネスを地続きに多角化することです。
地続きにビジネスを多角化するとはどういうことか。分かりやすい例として、スマホを軸としたビジネスがあげられます。
人々の生活に欠かせない携帯電話の定番は、イノベーションによってガラケーからスマホにシフトします。そこで企業は、スマホと生活を紐づけ、ビジネスを発展させていきました。つまり、ソーシャルゲームや動画配信サービスが流行ったのは、生活のそばにゲームがあって、日常の一部に動画があったからなんです。そんな風に、イノベーション以前に根付いている基盤をもとに、地続きでビジネスを多角化させることは、成功の秘訣といえます。
じゃあKIYONOは何をするのかというと、「AIを中心とした先端技術のオフショア/ニアショア」や、「次世代のコミュニケーションとして期待されるショート動画」などなど、地続きのビジネスの多角化や、新しい領域の開拓を推し進めていきたいと考えています。
そしてもう一つの方法は、ソーシャルグッドな会社の形成です。
原則、ビジネスは社会性を伴うものです。もうければいい、面白ければいい、それでは通用しない時代になっているんですよね。
地球に、環境に、そして頑張る人達を、かげながら応援する。その社会性は、我々企業にとって、イノベーションや競争優位性の源泉になると思うのです。
少なくともこの1年以内には、社会活動、つまりCSR活動をリリースして、社会に貢献するソーシャルグッドな会社にしていきたいなと思っています。
5年後10年後、KIYONOはデータマーケの会社でありソーシャルグッドな会社、ただし、地続きでいろんなビジネスをしているので、
良い意味で、何の会社かよくわからないね。って言われるようになれたら本望です。
《プロフィール》
清野 賢一
2005年にオプト入社し、2008年にはテクノロジー部門長に就任。2011年には当時最年少でオプトの子会社である株式会社platform Idの取締役に就任。2017年にKIYONOを設立し、2020年に住友商事と資本業務提携をする。2021年には日本GCP、Salesforce、shopifyとパートナー契約をするなど、大手企業とのアライアンスを進める。2024年大日本印刷とも資本業務提携をする。
代表個人は登壇、執筆等多数実績あり。
★代表登壇記事★
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Cookie規制によるデジタル広告のROI低下を克服する方法とその後の成長戦略とは。
最先端で取り組む KIYONO が語る
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