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【オフィスデザイナー】オフィスデザインの枠を超えた、ワクワクする未来を描く

株式会社清和ビジネス
働き方デザイン本部 スペースデザイン部
三浦 明生

オフィスは、時代とともに変わり、進化を続けていく。まさに時代を映す鏡。約20年にわたり、時代の先端で「はたらく」を見つめながら、数々のオフィスデザインを手掛けてきた三浦。

これまでの常識が通じない、かつてない転換期である今こそ、オフィスデザインはもっとおもしろく、熱くなる!と三浦は語る。

未来に向けたオフィスデザインの新たな魅力や清和ビジネスでしかできないデザインの仕事の醍醐味を熱く語ります。

時代とともに進化するオフィスデザイン。既成の枠を超えて、ますます自由な発想が求められる。

清和ビジネスに入社して約20年。さまざまな企業のオフィスにおいて、時代とともに進化する

姿をデザインを通して見続けてきました。時代の価値観の変化やテクノロジーの革新、社会情勢などを背景に、オフィスに求められるものも時代とともに変化してきました。

わかりやすい例で言えば、オフィスの服装も随分変わりましたよね。背広の時代からスーツになり、今は堅苦しい服を脱ぎ捨て、自由なオフィスカジュアルが主流。これは、多様性を大事にして、既成の価値観にとらわれない考え方や発想、働く人の個性を重要と考えているからです。

企業側の考え方も、「オフィスは会社のものではなく、働く人のもの」という考え方に変わり、そこに積極的に投資を行うようになりました。

会社の成長や未来を変えるようなイノベーションも、毎日の一人ひとりの「はたらく」の中から生まれてくるからです。

今ほど時代変化やテクノロジーの革新が激しい時代はありません。こんな時代だからこそ、「次のオフィスはどうあるべきか」というコンセプトを考え、新たなオフィスを創造する仕事は、

ますますおもしろくなり、より刺激的になっていくのです。

「Well-beingとコラボ」というキーワードに注目

オフィスデザインでも新たなトレンドが次々と生まれていますが、私自身が最近のトレンドでは、「Well-beingとコラボ」というキーワードに注目しています。

“Well-being”については、「働く人が幸せになれる」という観点から働く人の心身の健康を促進するという意味ですが、自然環境をオフィスに取り入れるバイオフィリックデザインなどの他にも、社員同士のコミュニケーションの活性化や風通しの良い風土をつくるといった面からも、良好な人間関係の構築やストレスの低減につながるようなオフィスデザインと働く環境づくりを工夫し、働きやすいオフィス、社員が長くそこで働きたいと思ってもらえるオフィスを提案しています。

“コラボ“というキーワードでは、これまでのいわゆるオフィスデザインという領域が広がって、ボーダーレスになってきていると感じています。最近のプロジェクトの例で言えば、アーティストや建築家、海外のデザイン研究チームなど、これまでにないメンバーにプロジェクトに参加してもらい、まったく新たな視点からオフィスづくりに取り組み、これまでのオフィスにはなかった施設も取り入れました。


働く人が、もっと自由に、ここち良く、スマートに働けるようにするためには、既成のオフィスデザインの枠を超えて、もっと自由に発想してもいい。人を中心に考えれば、従来にはなかった新たな発想が、これからのオフィスのあり方を変えてゆく。オフィスデザインって、かなりこれからもっと熱くなると思いますよ!

クライアントである企業の本質的な価値とは何か

働き方コンサルティングとデザインが融合した、清和ビジネスならではの独自のノウハウ。

オフィスデザインの発想の原点は、人によって違うかと思いますが、私の場合は、クライアントである企業の本質的な価値とは何か、をまず考えます。

その企業の成り立ちや歴史、大切にしている価値観、未来のあるべき姿など、企業の根幹をなすアイデンティティやオリジナリティをふまえた上で、経営課題、オフィスの課題、ワークスタイルの課題、働く環境の課題などをお客様と共有し、現場のエビデンスに基づきながら、次のオフィスのあり方を描いていきます。

ただ、最新のオフィストレンドをそのまま取り入れればいいというものではなく、その企業に合った成果の上がるものを、お客様のニーズに応える形でアレンジしながら組み込んでいきます。

清和ビジネスのオフィスデザインにおける強みと言えるのは、働き方のコンサルティング部門とデザイン部門が常に連携していること。やはり、ワークスタイルをどのように変革するか、という考えがないと、ただオフィスの形、デザインを変えるだけでは成果は期待できません。

現在で言えば、ハイブリッドワークの最適化や仕事内容や働く目的に合わせて、自由に場所を選んで働けるABW(Activity Based Working)にWell-beingをプラスした働く環境づくり、新しい集中エリアの設置、無駄のない働き方を実現するデジタルワークスタイルの変革など、新たな働き方やオフィスをトータルに考えていく時代になっています。

科学的なアプローチやアカデミックなデータなどからもオフィスデザインのあり方を徹底的に追求

働き方のコンサルティング部門とは、組織的にも同じグループになっており、国内外での最新のトレンド情報や現場での実証データ、シンクタンクとのコラボや様々な事例研究など、チーム連携による科学的なアプローチやアカデミックなデータなどからもオフィスデザインのあり方を徹底的に追求します。こうしていろいろな観点から、最適な働き方やオフィスのあり方を提案できるのが清和ビジネスの最大の強みとなっており、お客様からの高い信頼につながっています。

また、清和ビジネスは、お客様の先進的なオフィスを創る会社ですから、自社においても時代に先駆け、オフィス改革やワークスタイル変革にもいち早く取り組んでおり、そこで得られた実証データや知見、ノウハウをお客様の提案に活かしたり、自社オフィスをお客様にオープンに公開するオフィスツアーなども実施しています。

「はたらく」を進化させることを徹底的に追求していく。そこから生まれる清和ビジネス独自のオフィスデザインのノウハウは、新たな価値創造の源泉となっています。

清和ビジネスでしか味わえない魅力。大きな達成感を味わえる幅広いデザイン業務領域。

デザイナーにとっては、自分がデザイン設計したオフィスが形になって、そこでイキイキと働く人の姿を見れるのが一番の喜びであり、醍醐味です。

そういった意味においては、清和ビジネスでのオフィスデザインの仕事が関わる領域が幅広いのも、デザイナーにとっては、大きなやりがいや達成感につながっていると思います。

オフィスの設計やデザインをやったら終わりではなく、デザインのコンセプトワーク、デザイン設計、内装、素材選び、家具や設備のコーディネート、工事の現場監修に至るまで、まさに自分がデザインしたオフィスが出来上がるまでを自分の目でしっかり見届けることができます。

また、いろいろな領域での経験やノウハウが蓄積されることで、自分のスキルアップにもつながり、どんどん自己成長することができます。

ベンダーフリーによるオフィスデザインの高い自由度。

さらに、清和ビジネスでは、商社機能を活かしてオフィス家具や設備なども、特定のメーカーに縛られることなく、ベンダーフリーで自由に選択することができます。

本当にお客様に合った最適なものをご提供したい。新しい素材や機能、デザイン家具などを導入したいといった場合にも、この自由度の高さって大きいですよ!

どうしても縛りのあるメーカーサイドにいるデザイナーにはない大きな魅力と言えます。

さらに、清和ビジネスには、デジタルチームもありますので、生産性を向上したり、業務を効率化するための先進的なデジタルワークスタイルを構築する場合にも先端的なICT機器やデジタルツールなどをチーム連携して的確に導入することもできます。

こういったトータルなソリューションをワンストップで提供できるのも、デザイン価値をより高めることにつながっていると思います。

学校・教育現場のデザインも担当。オフィスデザインの考えやアイデアを教育現場にも展開

清和ビジネスでは、デザイナーが活躍する場がどんどん広がっていくのも大きな魅力。

実は、企業のオフィスデザインだけにとどまらないのです。

オフィス以外にも、教育施設(大学、中・高校、専門学校等)や研究施設、公共施設、医療施設など、幅広い空間デザインを手掛けているんです。

【大原簿記公務員専門学校】


例えば、オフィスでのトレンドが教育の場にも影響することもあります。

アクティブラーニングやラーニングコモンズといった、目的に応じて自主的に勉強する場を選んだり、デジタルを活用して多様な学びの世界を広げたり・・・。

官公庁や役所などの公共施設でも、古い常識やルールにとらわれない新たな働き方や住民サービスの質の向上、業務効率化などが求められるケースも増えています。

オフィスと学校のプロジェクトを同時に進めていく、なんてこともありますよ。

まさに、清和ビジネスでのデザインの仕事は、「はたらく」の未来を創る仕事であり、教育施設や公共施設なども変革することで、広く豊かな社会づくりにも貢献できる仕事なのです。

先進のオフィスを創る清和ビジネスの働く環境は、クリエーターにとって、かなり居心地がいい!

私は、現在デザインのチームリーダーを行なっていますが、やっぱりクリエーターにとって、その能力を存分に発揮できる仕事の環境も大事ですよね。

私がデザインマネジメントで大切にしているのは、ふだんからデザインのことで困ったり、悩んだりしたらいつでも気軽に相談ができたり、メンバー同士が互いにフランクに声を掛け合えるようなオープンな雰囲気づくりを行なっていくことです。

業務管理はできるだけしっかり自己管理してもらい、メンバーの成長につながるデザインのスキルアップや多くの経験を積むこと、学習機会を増やすことなどに重点を置いています。

例えば、事例研究会を定期的に行い、自分が手がけたプロジェクト事例についてプレゼンしてもらい、多様な観点からメンバーで意見交換するなど、互いが刺激し合い、ノウハウを共有し、次のプロジェクトに活かしていくための機会としています。

さらに、企業の最新オフィスの見学会も実施。そのオフィスが、どのような目的や狙いで、どういったデザインや機能が盛り込まれているかなど、まさに生きた事例研究として常に最新トレンドをキャッチアップできるような取り組みにも力を入れています。

他にも、専門家を招いてのビジネス課題解決のためのスキルアッププログラムなども実施しており、これからもこういった人材の成長につながる機会を増やしていきたいと思っています。

清和ビジネスのお客様には、メジャーな大企業が多く大きな顧客資産を有しており、年間約200件もの大型プロジェクトを手掛けています、しかも、そのリピート率は9割以上(直近4年間の新規プロジェクト)。

■清和ビジネス ホームページ参照

【清和ビジネス 事例】

専門施設:オフィスのオフィスデザイン事例|清和ビジネス
清和ビジネスがご提供した、専門施設:オフィスのオフィスデザイン事例をご紹介いたします
https://www.seiwab.co.jp/case/office/

オフィスを作って終わりではなく、その後も継続的にお客様の課題に応えながら、大企業の最新のオフィスに関する知見やノウハウが蓄積されていきます。

デザイン部門においても、デザインチームとレイアウトチームに分かれており、業務をスムーズに進めるために最新のデザイン機器やツールを整備するとともに、定常的に依頼のあるレイアウトリニューアル業務などについてはスピーディかつ効率的に対応できるように、システマチックなデザインシステムも構築。レイアウトパーツやコンテンツなど各自が開発したものをみんなで共有することで常に業務効率を高めています。

清和ビジネスの社内って、どんな雰囲気かも気になりますよね。

私がこれまで働いてきて感じるのは、清和ビジネスでは誰とでも気軽に話せて、他部門との壁もなく、風通しのいい働きやすい環境だと思います。私がこれまで話しにくいなと感じたことはほぼありません。20年いる私が言うのですから間違いありません(笑)。

お客様の先進的なオフィスを創る会社ですから、自らオフィス変革やワークスタイル改革にも早くから積極的に取り組んでおり、自社オフィスをお客様にオープンに公開するオフィスツアーなども行っています。

「ここをこうして欲しい」という要望があれば、オープンに会社に相談することもできます。

自分たちのオフィスを、自分たちで良くしていこう、という意識がみんな強く、経営陣も積極的にそれに応えてくれていると感じます。

私が20年清和ビジネスにいるのも、この居心地の良さがあるから、といっても過言ではありません。

オフィスを進化させることは、未来を創造すること。

ワクワクするような、未来のオフィスを、いっしょに創りましょう!

若手層をはじめとして、働く人の意識、感覚が変わり、経営層の働くこと、オフィスに対する考え方も変わり、オフィスデザインも既成の枠がなくなり、大きく変わろうとしています。

「働く場」も「学ぶ場」も、人が中心となり、これから何が求められていくのか、どんな価値を提供したらいいのか。新しいチャレンジが、ますます加速していきます。

単なる場づくりの発想にとどまらず、場が提供する価値づくりが広がっていく時代。クリエーターにとって、これって、とてもおもしろい時代になっていくと思いませんか。

その代わりこれまでの知見、ノウハウに加えて、新たに勉強することもたくさん。ここにきて、ビルをリノベーションしてオフィスにするようなケースも増えてきており、建築やさまざまな法規、特殊設備の取扱いなど、新たな知識を得られるのもまたおもしろい。

私も、未来に向けたさらなるチャレンジに、ワクワクが止まりません!



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