このストーリーは弊社メンバーが投稿したnoteの引用です。
社内制度は大切にしたい価値観の結晶
株式会社1LDKのオフィスマネジメント室長の長渕です。
前回の記事では1LDKの特徴的な制度の一つ「ワーケーション」について紹介しました。
https://note.com/haruki_nagabuchi/n/n61aaca4d4339
今回も特徴的な社内制度についてご紹介しようと思います。
前回もお伝えした通り会社制度は創業メンバーが会社として大切にしたい価値観をより体験として具現化する時に発生する思いの結晶のようなものだと考えています。
1LDKは会社として大切にしている価値観は以下の通りです。
「Be Living -部屋で過ごすように、自然体で-」
「Cozy Up -感謝と配慮で居心地よく-」
「Dining not Dying -死ぬ前に、ちゃんと飯を食おう-」
これらの価値観が具体的に日々の業務や各個人の日常体験となるように会社として様々な制度を作っています。
今回は「Dining not Dying -死ぬ前に、ちゃんと飯を食おう-」という価値観の上で成り立っている報酬制度「成果賞与」と「事業賞与」を紹介します。
1LDKの2つの賞与制度と思い
1LDKグループは継続して成長をしていくことを前提としているので、創出した利益は他の事業や新しい事業に再投資をし続けます。
ただし、事業が成功する理由はその事業に携わる人であり、働いてくれているメンバーそのものが会社の成長を作る原資だと考えるので、その利益はできる限り個人に還元をしたいと思っています。
1LDKには二種類の賞与制度があります。
一つは一般的な企業の賞与と同等な、個人の成果に応じて支給される「成果賞与」。
もう一つは担当した事業やコンテンツタイトルの成果に応じて支給される「事業賞与」です。
個人成果に対する賞与「成果賞与」
会計年度(4月〜3月)の中で目標基準となる営業利益率を会社全体で達成することで成果賞与の支給が決まり、会社の業績と個人の成果の組み合わせで賞与の発生有無と金額が決まります。
これはさまざまな企業で一般的に存在する賞与と同様の仕組みです。
成果賞与は以下の計算式で算出されます。
成果賞与=給与1月分 × 個人係数 × 事業係数
・給与1月分:1ヶ月分の額面給与
・個人係数:個人目標に対する期末評価に基づき0.0〜2.0の係数が決定。
・事業係数:事業の年度決算や翌年度の投資計画に基づき0.0〜2.0の係数が決定
成果賞与は年に一度の会社決算のタイミングで支給が決定し、支給対象は社員(契約社員・正社員)です。
事業成果に対する賞与「事業賞与」
1LDKには上記の成果賞与(一般的な企業の賞与と同等)に加え、「事業賞与」があります。
成果賞与と同じく会社の利益が出ていることを前提に、年間利益のうち一定の割合を、その利益を生み出した事業やコンテンツタイトルの担当者に支給する仕組みです。
各事業やコンテンツタイトルがリクープ(投資回収)した後、その粗利の一定割合を事業責任者やタイトルプロデューサーに付与し、賞与を支給された事業責任者やタイトルプロデューサーはその賞与を他のメンバーにどのように配分するかを決めることができます。
これにより間接的にその事業やタイトルに関わったメンバー(バックオフィスなどのメンバーも含む)にも利益が還元されるようにしています。
事業賞与は年に一度の会社決算のタイミングで支給が決定し、支給対象は正社員、契約社員、アルバイト、基幹業務委託メンバーです。
さいごに
事業賞与(プロフィットシェア)は日系企業で取り入れてるところはほぼ聞かず、一攫千金を狙う中華系や米系の企業が多く取り組んでいる試みです。
1LDKの事業ドメインであるエンタメ・コンテンツ事業は、当てるのは非常に難しいですが、当たればリターン(ユーザー数、売上共に)が大きいのが特徴です。
1LDKで働くメンバーやクリエイターとしての名前を積極的に世に出していくつもりですが、報酬の面でも当てた人にはしっかりと還元したいという思いから上記の事業賞与を試験的に導入しており、会社メンバーにはぜひその思いを受け取って活用してくれたらなと思っています。
今回は1LDKの会社制度の一つである賞与制度についてご紹介しました。次回も1LDKの組織制度について発信していければと思います。
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