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//INTERVIEW //COO 十時麻衣

藤田あかね, 十時麻衣

その他デザイナー, COO

藤田あかね

株式会社スタイリスト / その他デザイナー

フォロー

十時麻衣

株式会社スタイリスト / COO

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on 2022/04/21

株式会社スタイリストのCOOであり、EC運営代⾏部⾨の統括。
創業期に2番⼿として⼊社後6年を経て感じる会社とは。

◆ 入社のきっかけはなんですか？

最終的な入社の決め手は【「自分一人では創造できない規模の価値を生めそう」という”ワクワク感”を感じたこと】でした！

私は、前職時代も、ネット通販の会社でクライアント様のEC事業の売上向上をお手伝いするコンサルタントとして仕事をしていました。

前職でも歴が長くなるに連れ、任される業務範囲が増えてきたり、再現性を持って実績も出せるようになり、実際にやりがいもかなり感じていました。

ただ、私は根っからの負けず嫌いな性格でして…

「どうせ、一生懸命働くのであれば、携わっている分野で一番になりたい」という想いで日々頑張っていたものの、正直、前職ではそれをやりきった感じがあったんです。（今思ってもかなり生意気ですね（笑））

昼夜目まぐるしく働きながら、モヤモヤと「いつかは独立したいな…」という想いを抱いていたんですが、内心、「一人でやることの自己成長の限界」と「自分の強みと弱み」を自覚して、踏み切れずにいたんですよね。

そんな時に、ちょうど代表の佐藤から、スタイリストを設立後、半年ほどというタイミングで、誘いを受けたのが始まりでした。

（元々、代表取締役の佐藤は、前職時代の同僚でしたが、前職時代から、「何度か独立したい」という話は相談させてもらっていました。）

正直、当時から彼は私とは全く違ったアプローチが強いことを知っていましたし、自分一人で到達できる高さのステージよりも、より持続的に高い場所に行ける、そんなイメージが湧いてきて、「私は二番手としてやってみよう、そうした方が絶対に事業を大きくできる」と考えて、転職を決意しました。

入社して6年近くを経た現在。

今振り返ってみても、前職時代「まだまだやれること」はあったと思いますが、「戻ってやってみたいか」、「戻った方が成長できるか？」というと、答えはNoなので、誘ってくれた代表には今でも感謝していますし、改めて、飛び込んでみて良かったなと実感しています。

◆ 普段どんな仕事をしていますか？

大きく2つの役割を担っています。

1つ目は、EC事業の統括とコンサルタント（プレイングマネージャー）としての役割です。

弊社のお仕事は、【ECを通じた売上拡大全般のお手伝い】ですが、もう少し分解すると、【EC運営代行事業】【コンサル事業】【広告代理店事業】の3つの領域をメインとしたサービスを提供させていただいています。

【EC運営代行事業】【コンサル事業】は、弊社では特に国内モールのサポートを得意とさせてもらっていますが、【楽天市場】【Amazon】【Yahoo!ショッピング（PayPayモール)】などの主要チャネル全般のサポートとその統括を担っています。

また、【広告代理店事業】は具体的には、【ブログ・Instagram・YOUTUBEなどのインフルエンサーPR】と【AmazonDSP・YCNなどの広告出稿】を始めとした、”ECの売上拡大に繋がる広告の提供"をサービスとして提供させていただいています。

そんなメイン事業の全領域の統括役として、また、実際に自身もクライアント様を担当させてもらって、【生きた情報からのサービス拡充】を考えながら、日々の業務に取り組んでいます。

2つ目は、COOとして、会社の事業運営全般の課題解決役とプレイングマネージャーとしての現場の視点からの情報共有役を担っています。

1つ目に挙げた役割の「現場の統括」をしながら日々出てきた課題に対して、代表にエスカレーションしたり、必要なアクションを考えるのも、自分の役目になっています。

例えば、日々の業務効率UPに必要なツールの立案・導入から採用、教育まで、特に担当範囲を絞ることなく、「事業の拡大に必要！」と思われることの全般の相談/サポートをやらせてもらっています。

◆ 仕事のやりがいを感じられる瞬間を教えてください！

これは大きく3点あります。

1つ目は、メンバーの成長を感じられた時。

事業の統括と教育の両軸を担う自分としては、これは欠かせないです。

少し前までは、先輩社員や私に逐一確認/相談してきていたメンバーが、気づけば、積極的に新しいトライをクライアント様に提案していたり、社内でも成功事例をシェアしてくれる姿を見ると、本当に頼もしいですし、純粋に嬉しいです。

2つ目は、自分が発起人になって導入・拡大したサービスが成果に結実していることを実感した時です。

例えば、先に挙げた【広告代理店事業】はいい例かなと思うのですが、元々【EC運営代行事業】【コンサル事業】からスタートしたのが弊社のEC事業でしたが、自分が開拓してきたのが、【インフルエンサー】を起用したPR提供のサービスでした。

前職時代も、コンサルタントとして、お客様へのECに関連が強い広告の提案をメインの仕事としていましたが、当時は（当然ながら）前職の企業の利益に繋がる媒体からしか提案できず、「実際にCVに直結する媒体のみを扱いたい」と言う気持ちが本当に強かったのを今でも覚えています。

また、自分たちで扱うことで柔軟にPDCAを回せるサービスのみを提案したい、と言う気持ちから、最初は、私一人でいろんなインフルエンサーさんや代理店さんにアポを取って話をお伺いし始めたのがスタートでした。

当初は一人で小さな規模で始めたサービスでしたが、取扱媒体と規模も拡大し、ありがたいことに、実際に結果を実感して継続して発注してくださるクライアント様も増えてきまして、沢山の事例も生まれています。

（中には、弊社提案のインフルエンサーさんとのコラボ商品が大ヒットし、初日で完売、なんていう事例も何度も耳にすることができ、嬉しい限りです！）

メンバーも増えて、更に注力していきたい事業の一つです。

3つ目は、上記の2点が相互に影響することで、自分たちの仕事を通じて、最終的にクライアント様の売上が目に見えてUPしていることを実感した瞬間です！

お陰様で、弊社のクライアント様の中には、楽天市場の年間MVPに該当する「ショップオブザイヤー(SOY)」などの賞を何年も連続で受賞される会社様も複数社様いらっしゃいます。毎年、受賞の発表のタイミングは社員一同、終日ドキドキなのですが（笑）、やはりお客様が自分たちのサポート対象のサイトで素晴らしい賞を受賞された時は、何にも変え難いやりがいを感じます。

また、大きな賞を受賞されたときはもちろん嬉しいですが、我々の日々の提案で、サムネイルを変更して新規獲得効率が上がった、ターゲットを選定し、LPのキャッチを変更してCVRが2倍に向上した、などの、次に繋がる結果（兆し）と、クライアント様からの感謝のフィードバックのお声も、日々感じられるこの仕事の醍醐味だと思います。

日々、私達の提案を柔軟に受け入れてくださり、頼ってくださり、走ってくださる。

そして、売上が上がった際には一緒に喜びを分かち合ってくださるクライアントの皆様には感謝の想いで一杯です。

◆ (株)スタイリストはどんな会社ですか？

入社当初は代表と2名のみの小さな会社でしたが、お陰様で今年で設立7年目を迎え、メンバーも30名を超えてきました。

本当に"多彩"なメンバーが揃い、しみじみと「賑やかになったなぁ…」と実感しています（笑）

また、人数が増えたことに対しての”賑やかさ”はもちろんですが、いろんな経歴の、また色んなライフステージのメンバーが集まり、「今のスタイリストだから目指せること」「今のスタイリストだから出来ること」「今のスタイリストだから着想を得られること」が増えてきたな、と嬉しく思っています。

（代表とも「昔は思い付かなかったけど今なら”チャレンジしたい"、”実現出来そう”と言えることが増えてきたね」とよく話しています。）

これからも色んなジャンルの第一線で活躍してきたメンバーとだからこそ出来ることを、一緒に、また、自分自身も突き動かされながら、更に新しい領域のサービスも展開していきたいですね。

◆ (株)スタイリストの強みはなんですか？

日々、EC業界/ECモールは、時勢に応じたユーザーニーズと様々な商品の出現、また、法律/ルール/規約の変化から目まぐるしくマーケットが変動しています。

そんな中で、私達よりも、あっと驚くような技術的に革新的なサービスを提供している運営代行業の会社様や、人員多くサポート展開されている会社様は、複数、存在していると思います。また、私達よりも安価にサポートを提供している会社様ももちろん何社様もいらっしゃいます。

しかし、マーケットがどんな姿に形を変えても、モールのランキングや検索エンジンのロジックが何度変わっても、「常に最新のノウハウを柔軟・かつ・スピーディに提供し続けられること」が、このEC業界で生き残っていくためには、何よりも強固な姿だと考えています。

私達は、そんなモットーを常に大事にして、サポートを展開、アップデートさせていただいており、この点は他のどの企業様にも負けていない強みだと自負しています！

実際に、弊社のクライアント様の中には、弊社以外の別の運営代行業の会社様のサポートからのスイッチからご相談をお受けして成約させていただいたケースも多いのですが、ありがたいことに、9割以上のクライアント様がご継続いただいており、弊社の「変わり続けるマーケットに常に対応し続ける」、そんな企業姿勢を評価いただいていることの何よりの現れだと、嬉しく思っています！