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ピースマインドの”はたらくをよくする®社員"インタビュー『はたらく場所や国籍を問わず、誰もがいきいきと自分らしく活躍できる職場環境づくりのサポートがしたい』カスタマーサクセス部グローバルビジネスチームの田邊彩野さん

こんにちは。
ピースマインド広報の末木です。

ピースマインドでは、いきいきとした職場を増やし、心豊かな社会づくりに貢献し続ける体制を強化するために、各部門でたくさんの新しいメンバーを迎えています。

今回は、2021年4月入社メンバーで、カスタマーサクセス部グローバルビジネスチームで活躍中の田邊彩野さんに、ピースマインドではたらく理由をインタビューしてみました。


田邊彩野プロフィール

はたらく場所や国籍を問わず、誰もがいきいきと自分らしく活躍できる職場環境づくりのサポートがしたい

末木:
田邊さんは、ローザンヌの高校、ボストンの大学で学び、ニューヨークに本社がある外資系企業に新卒で入社…と海外経験が豊富ですよね。海外の高校に進学するという決断をしたのはチャレンジングだと思います。なにかグローバルに興味を持つきっかけがあったのですか?

田邊:
幼少期から、日本ではこどもでも「休むという感覚がない」と感じていました。海外ドラマを見ていても、日本と欧米では教育や休暇の取り方のスタイルが全然違うなと。たとえば、日本だと夏休みでも小学生にはたくさんの宿題があったり、中学生は毎日部活が入っていたりしますよね。欧米では、夏は3か月間まるまる学校が休みで、ゆっくり過ごすこともできるし、サマーワークに参加して学業以外で興味があることにチャレンジすることもできます。

そういった休暇の取り方に魅力を感じ、インプットだけではない、自分で考えて意見を述べるスキルを伸ばせる環境の中で学びたいという気持ちも強かったので、海外の高校に進学しました。

末木:
留学のきっかけは、語学力を伸ばすためというより、学び方や休暇の取り方など教育システムにあるんですね。

田邊:
言語がハードルになって話せない相手がいるのは嫌だなと幼少期から感じていたので、誰とでも自由にコミュニケーションできるように、外国語を学びたいという気持ちもありました。

末木:
大学選びや卒業後の進路を決めたポイントはなんですか?

田邊:
日本と欧米の健康への向き合い方や休み方の感覚の違いを感じていたので、日本の社会の中でも健康に意識を向けることがあたりまえになって、はたらく人が健康でいきいきと働きやすい仕組みづくりをしたいという思いはずっと持っていました。

大学で何を専攻するか考えた時、心理学への漠然とした興味はあったものの、カウンセラーになりたいという強い信念があるわけではありませんでした。まだ、自分の興味関心を仕事としてどのように活かすことができるのかわからなかったので、幅広い分野を勉強しようと思って、大学では主にビジネスマネジメント、副専攻でダンスを学びました。

大学で学んだ分野でプロフェッショナルとして、いろんな業界の人たちと関わることができる職種、働ける場所が良いと思って、卒業後の就職先はコンサルティング/監査業界で迷い、ニューヨークでオファーのあった監査業界を選びました。

海外でいろんな国の人たちと交流して、それぞれのカルチャーにふれて、誰もが違う価値観を持っていて、ひとはそれぞれ全員違うと体感できたのはとても貴重な経験だったと思います。

末木:
ダイバーシティ&インクルージョンをまさに身をもって経験されたんですね。前職とピースマインドは異なる業種ですが、メンタルヘルスの領域に飛び込んでみようと思ったきっかけはありますか?

田邊:
前職は学びが多くやりがいのある仕事でしたが、興味関心から逸れた業種だということが、自分の中で納得できずにモヤモヤした気持ちが膨らんでいました。いろんな人に相談していたら、「はたらく人が健康でいきいきと働きやすい仕組みづくりを支援している会社があるよ」と、ピースマインドの事業を紹介してくれた方がいました。私はそこで初めてEAP(従業員支援プログラム)を知ったんです。私がやりたいと思っていたことができる業界があることが嬉しくて、すぐにピースマインドに問合せをしました。

末木:
田邊さんの思いとピースマインドのミッション・ビジョンはとても親和性が高いですよね。一緒に働いていて、心強い仲間だといつも感じています。


海外経験を活かして、多様な価値観・様々な文化的背景の中ではたらく人たちの架け橋に

末木:
いまピースマインドではどんな仕事をしているのか教えてください。

田邊:
大きく分けて2つあります。1つは、主に外資系企業の日本法人に向けたサービス導入と活用支援や運用サポートです。もう1つは、ピースマインドが提携関係を結んでいる海外のパートナー企業の顧客へのサービス提供とお客様へのカスタマーサクセス業務です。

末木:
どんなところに仕事のやりがいを感じますか?

田邊:
グローバルとの連携でいうと、たとえばストレスチェックを実施する場合、日本に担当者がいても統括は海外にいるイングリッシュスピーカーというケースも少なくありません。ストレスチェックは日本特有の制度ですが、それを法令順守のために仕方なく取り組むという姿勢ではなく、積極的に質問をしてくださったり、日本の従業員のことを気にかけてくださっている日本国外のお客様もいらっしゃいます。制度についてご説明する時、自分自身の海外経験と英語力を活かして日本人の目線でもグローバルの視点でもサポートできることにやりがいを感じています。

末木:
実際に田邊さん自身が、外資系企業に勤める日本人として、多国籍の上司や先輩・同僚と働いてきた経験を活かして、いろんなカルチャーの人々の橋渡し役になることがモチベーションになるんですね。

田邊:
そうですね。ビザの関係でニューヨークから日本に帰国することになって、日本のオフィスに転属になった時、日本の中では外資系と呼ばれていても、中で働いているのは主に日本人なので、社内風土はドメスティックだと感じることがありました。お客様から「グローバルから発信されているメッセージと日本法人内の空気感にはギャップがある」とご相談を受けることもあるのですが、私自身が似たような経験をしたことがあるので、そんなギャップを改善するためにお客様と同じ目線で私たちにできるサポートのご提案をするようにしています。

そのようにして、ピースマインドのソリューションを届けることで、顧客企業の従業員のみなさまの心身の健康を支援するサポートができたり、カスタマーリレーションシップを深めることができるのが一番のやりがいです。

末木:
グローバルのお客様から、スピード感をもとめられたり、時には難しい調整を迫られる場面もあると思いますが、田邊さんは落ち着いて対応してくれると定評がありますね。そのメンタリティはどうやって培ったのですか?

田邊:
海外に出ていろんな人を見て、人はそれぞれ違うということを理解していることが、もしかすると適応力に繋がっているのかもしれません。

末木:
田邊さんが幼少期から続けているダンスもストイックな世界という印象です。そこで得たものもありそうですよね?

田邊:
それもあると思います。(笑) 私が習っていたバレエの先生はとても厳しくてレッスンも大変でした。高校時代はローザンヌでも現地の先生に師事していました。日本で習い事としてクラシックバレエを習うと、クラシックしか教わらないことが多いのですが、海外だとモダンダンスやコンテンポラリーなどいろんなレッスンがあるんです。きれいに踊るだけではなく、崩したものもできなきゃいけない。崩したものほど、基礎がないとできないんです。芯を通しつつ崩してバランスをとることを知れたのは、とても良い経験でした。

末木:
バレエからも多様な視点や発想力を得て、日々の仕事に活かしているんですね。


はたらくをよくするⓇとは?

末木:
田邊さんは、もともと日本の社会における働き方や休み方に課題感を持っていて、その解決支援をしたいという熱意でピースマインドに入社していますが、入社後の率直な感想を聞かせてください。

田邊:
ピースマインドの「お客様が求めている価値を提供できるのか」を常に考えて精査し、お客様の成功のために伴走する姿勢は素敵ですよね。とても共感しています。入社してすぐに、これはまさにカスタマーサクセスだなと思いました。会社としての一番の魅力だと思います。

それから、個を尊重してくれる社風が心地いいです。残業していたら、「何か困っていることがあったら相談してね」とか「あんまり根詰めずにね!」と上司がメッセージをくれたり、1on1ミーティングで気遣ってくださるのでありがたいです。「残業しているから頑張っている」という風潮がなく、休暇も取りやすい。全社的に役職のある人たちも「きょうはこどものお迎えがあるから時間単位休暇を取ります」とか、ご自身のことをオープンにしていて、周囲のメンバーもそれをサポートしているのが良いですよね。

末木:
「はたらくをよくする®」会社として、社員ひとりひとりがワークライフバランスを保ってウェルビーイングを向上させようという意識は高いかもしれないですね。
最後に、田邊さんにとって「はたらくをよくする®」とはどんなことか聞かせてください。

田邊:
「健康に目を向ける手助けをすること」だと思っています。特に日本では、「はたらく」=働くことオンリーで、それ以外はなにも含まないように感じるんです。でも、いきいきわくわくしながら働き続けるためには、「はたらく」に健康を組み込むことが大切だと思います。

私は「ピンチはチャンス」だと思っています。ピンチ=伸びしろなので、改善できるポイントを見つけて、ポジティブに伸ばしていくために何ができるのか、ピースをはめていくような感覚で改善案を提案したり、自分も実践したりしています。
健康に留意しながら、ピンチも糧にして、いきいきと自分らしく活躍できる環境をつくることが、私の「はたらくをよくする®」です。

末木:
ありがとうございました!

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