今回はインターン体験記①ということで、私のピースマインドでのインターンシップを振り返っていきたいと思います。インターンシップを検討している方は是非ご一読ください!
インターンに応募するまで
大学2年生の冬、大学の授業をきっかけに心理学に興味を持ちました。資格を取るには遅きに失し、就職活動も頭にちらつく中、「メンタルヘルス 企業」と調べる中で見つけたのがピースマインドです。応募する時には、学業との両立という点で不安がありましたが、授業のある日には授業までの勤務時間として頂いて、しっかり両立しています!
面接では
心理学を扱う授業は沢山あっても、職場のメンタルヘルスを取り上げる授業はあまりありませんでしたので、当時は正直職場のメンタルヘルスと言ってもピンとこないまま面接を受けに行きました。心理学を専攻している訳ではありませんでしたが、自分が当時興味を持っていた、心理学×IT技術、倫理の問題などたっぷりとお話しさせて頂きました。面接というよりは、面談というような和やかな雰囲気が印象に残っています。
実際のお仕事
事業推進室では、管理職の方を対象にした新しいメディアの立ち上げ・運用や新しいサービスに関わるリサーチ業務、資料作成など多種多様な経験をさせて頂いています。業務を担当する前には丁寧に説明をして頂き、進め方のポイントなどを十分に理解した後で取り組んでいます。自分自身が業務に取り組む中で気づいたことなどを報告し、それに対するフィードバックをもらいながら進めていたので、日々仕事のやり方を見直しながら取り組んでいるという実感を持つことが出来ました。
学び
業務の中では、心理学の専門家の方からお話を伺う機会も多く、現場での経験や職場という環境だからこその問題や視点を教えて頂きました。例えば、部下の育成では成長の著しい部下の成長を促すか、底上げを行うかという問いに関しては、前者が管理職の右腕として機能する部下を増やす一方で、その部下が転職や人事異動でいなくなった場合のリスクを考慮する必要があるということを知りました。
ピースマインドは心理学の専門家集団という印象が強いですが、実は様々なバックグラウンドから来た人も多く、それぞれの得意を持ち寄って日々新しい取り組みを模索しています。様々な人と関わることができるインターン生はとても良いポジションだと思います。
私は漠然と「定年までバリバリ働くことが当たり前だ」と思ってきましたが、人生の中では紆余曲折があり、それを乗り越えていくためには、周りの支えが不可欠であること、そこに「ピースマインドが提供するサービスの価値」を見出しました。自分自身がこれから働いていくうえでも、”ふつうに働く”とはどういうことなのか、自分の望む働き方をより深いレベルで考えることにつながったと思います。
インターンとしての働き方については、事業推進室の長であり、インターン生の私を見守り、支えてくださった吉野さんに伺っていきたいと思います。(以下敬称略)
髙橋:本日はお時間頂き、ありがとうございます。よろしくお願いします!
吉野:いえいえ。では早速はじめましょうか(笑)。そうですね~、事業推進室でインターン生を受け入れるのは初めての試みでした。様々なインターン生の受け入れ方があるとは思いますが、今回は一戦力として関わってもらおうというコンセプトでした。事業推進室はなんでもやろうという部署なので、その流れに上手く乗ってもらえたらというところでしたね。
お願いした業務としてはリサーチ業務が多かったと思うのですが、そのあたりのフォーマットは渡さんが作ってくれたかなと思います。その上で、インターン生の皆さんが元々資料をまとめたりする能力が高い方達だったので、あまりとやかく言わなくても、ある程度のレベルのモノを出してくれるという安心感がありました。その辺はとてもやりやすかったですね。
その中で髙橋さんは、とても間口が広い印象がありました。何を言っても、大体捌いてくれるなという感じがありました。よくあることなんですけれど、周りはよくやってくれているなと思っていても、ご本人的にはそれがキツイということがあるかなと思うのですが、そういうことはありませんでしたか。逆に聞かせていただきたいと思うのですが、、、(笑)。
髙橋:心理学を専攻しているわけでも、インターンシップの経験が豊富なわけでもなく、ある種中途半端な立ち位置にいるという認識でしたので、とにかく与えて頂ける仕事はなんでもやろうという気持ち故なのかなと思います(笑)。
吉野:そこには多少気後れとかはありましたか。
髙橋:お仕事をしている中で、ネガティブな意味での気後れを感じることは全くありませんでした。むしろ、リサーチ業務は、仕事のやり方を学ぶという意味だけでなく、心理学の論文を読むことが出来るので、専門的な勉強をかじらせて頂いて、一石二鳥だなと思っていました(笑)。あとは各業務をやっていく中で、もっとこうしたら良いのではないかと思った事について伝えると、「是非やってみよう」と背中を押して頂く事も多かったので、主体性を持って取り組むことが出来ていると思っています。
吉野:なるほど、仕事を選んでいる場合ではないということが、働きぶりとしてなんでもやろうという外向きのベクトルになっているということですね。
髙橋:そうですかね(笑)。ありがとうございます。
吉野:今いるインターン生の方は皆何をお願いしても、「面白そうですね」とやってくれる方たちだな、という風に感じたけど、とにかく面白がってやってくれているというイメージは高橋さんだったかもしれませんね。一番前向きのエネルギーを持ってウェルカムって言ってくれている感じがしました。オーダーする側に、そう思わせるというのは、非常に良い印象だと思います。僕が社会人になった時の最初の師匠がまさにそういう人だったのですけれども、「とにかくみんなから仕事を頼まれやすい人になれ」と言われて、自分もやっていましたね。
髙橋:そうなんですね。面白がっているというのは、本当に面白いなと思うことが多々あるからだと思います。カウンセラーの方にインタビューをした時には、聴き手は私なのに、カウンセラーの方の傾聴の姿勢につい引き込まれて、むしろリードして頂くなんてこともありました(笑)。それから、事業推進室では毎朝15分リモート雑談タイムを設けていますが、そこでの雑談も楽しみのひとつです。毎朝一笑いして、仕事に取り掛かる習慣はいいですよね。朝の一笑いに象徴されると思うのですが、事業推進室の皆さんがとても楽しそうにお仕事されているのがいいなと思っています。
吉野:そう見えているんですね。確かにインターン生の方は、働いている様子とかそういうところが気になりますよね。よかったです(笑)。実際は難しい業務を抱えていたりすることもあるのですが、だからこそ、その重さを周囲に感じさせないように意識している面はあったかもしれませんね。あまり重く考えすぎず、軽く取り組んでいたのが良かったのかもしれませんね。カウンセラーの方とかは特にネガティブな問題を扱ったりもするので、ストレスがかかる仕事でもあります。ですが、これからの流れとして不調の方の支援だけでなく、働く人全てのウェルビーイングを向上させていきたいと考えているので、その意味では、それに携わる人も含めて、ポジティブな雰囲気や周囲へのプラスの影響を与えることができるようにありたいと思っています。
髙橋:そうなんですね。インターン生としては難しい問題を扱うことは無かったので、少し意外なお話でした。そういう意味だと、事業推進室は元気印という感じがします。
吉野:確かに、みんなノリは軽いからね(笑)でも軽くてなんぼ!かも。重い仕事を抱えている人が多いからこそ、どこかでそんな重い仕事もライトに捉えてワクワクして進めていく人も必要、というのはあると思います。
髙橋:そうですね。ワクワク大切です。
ただ残念なことに昨年から今年にかけて、コロナウイルスの影響を受けることも多々ありました。実は私もインターンの面接を受けてから勤務開始まで、約半年かかりました。勤務開始となってからは驚くほどスムーズに業務に取り掛からせていただきましたが。
吉野:緊急事態宣言が出たときには、会社としてもリモートワークを導入して、自分も含めた社員の働き方すら、大きく変わっていくなかで、責任をもってインターン生を受け入れることができるのか、という疑問や不安はありました。ただ、業務に関しては確かに割と丁寧にお願いしたかなと思います。他の会社では丸投げ!みたいな感じもあるみたいだけど、やっぱりピースマインドで働いてもらうからには戦力になってもらいたいし、そのためにはフィードバックもきちんとしたいという思いがありました。当社も皆忙しいというのはあるんですけど、やっぱり人に寄り添うことを大切にする会社なだけあって、どんなに忙しくても丁寧にやろうという人が多いのかなと思います。
髙橋:本当に、皆さん丁寧に説明してくださるので、業務の進め方で困ることはないです。資料の作成でも、やり方を教わって、一度やってみて、確認してから進めるというように丁寧に進めていくので、一番効率的に進めることができているという実感があります。お陰様で、沢山の経験を積ませて頂きました。ありがとうございます。
吉野:いえいえ、これからもよろしくお願いします。
髙橋:よろしくお願いします!
一言
インターン生に任される仕事は、最初から最後まで自分で責任を持ってやる必要のある業務です。心理学に興味がある人も勿論ですが、自分で考えて動くことができる人、他人と協力できる人には向いていると思います。社員の方とお話するだけでも、多くのことを吸収することが出来ます。少しでも興味のある方は是非応募してくださいね!
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